アメリカ世:1946年7月30日(火)
第三回沖縄議会招集
日本送還者の持ち出し物資は没収
宮古・八重山の軍政長官決定
宮古島、学校に給食費交付
第三回沖縄議会を招集、経済対策に就き諮問

(「沖縄大観」沖縄朝日新聞社編、日本通信社、1953、国会図書館より)
https://dl.ndl.go.jp/pid/2998522/1/171?keyword=第三回沖縄議会
【沖縄の部】第三回沖縄議会
(沖縄県公文書館「行政記録」より)
軍政府、日本への帰還・送還について指示
1946年7月30日付の左の文書「List of Repatriates to Japan/日本本土への帰還者名簿提出に関する件」は、軍政府が沖縄民政府に宛てたものです。「目下沖縄に居住し将来日本本土へ帰還すべき住民全員」(all civilians now living on Okinawa that are to be repatriated to Japan)の名簿を作成して、8月31日までに提出するよう指示しています。
同じく1946年7月30日付の下の文書「Repatriates to Japan/日本本土への送還者に関する件」では、沖縄から日本本土への「送還者」が多くの物資を持ち出し、日本の「闇取引」(black market)で販売したことを、軍政府が問題視しています。
軍政府は、不正に持ち出された物資は、日本到着時に没収される旨を「送還者」に通告するよう、沖縄民政府に求めました。

(沖縄県公文書館「沖縄から日本本土への帰還」より)
【参考】
List of Repatriates to Japan/日本本土への帰還者名簿提出に関する件


Repatriates to Japan/日本本土への送還者に関する件



(沖縄県公文書館「対米国民政府往復文書1946年受領文書」より)
(1946年7月30日、宮古タイムスより)
両先島の軍政官決定
宮古、八重山地区の専任軍政官は既報の通り初めノース陸軍少尉(宮古)、ハツオ陸軍少尉(八重山)に落着く模様でしたが、その後変更され宮古地区軍政官にロフ陸軍少尉、八重山地区軍政官にハートグローヴ陸軍少尉が正式に決定した旨が発表された。

給食費一万七千円各町村へ割当決定
支庁では今度郡会で可決した学校給食費並に就学奨励金を交付することになり左記の如く各町村へ割当てた。就学奨励金は衣服、学用品費等のない児童の奨励金に当て、給食費は各校の欠食児童、栄養不良児等のため使用される。

酒造税引上げ
二十八日の町村長会、参事会員の食糧対策協議会に於て池間財務課長は酒造税について説明する所あったが、今後の支庁としては各種の事業を振興する必要があるのでその財源の捻出方法とし、今度酒造税を引上げすることになり増額は一升に付五円見当で八月一日から実施されることになった。
食糧対策を如何にするか
恒久的施策としては食糧対策と並行して経済の再建、産業の振興等が重大であるとの見地から各専門家を網羅した経済安定委員会(仮称)を設置する事を申合せた。

八重山在住孤児義捐金寄付者
一、金七百円也 下地村酒造組合二、一九五円九五线 平二校職員
見童一同
一、金六五円十五线 城辺村役場吏員一同
燈台長に執行猶予の恩典
池間島燈台長茨城県出身土井長作(四八)に係る業務上横領事件に対し懲役一年半の求刑が行われたが、去る二十七日判決言渡しの公判が開かれ当時の官吏俸給不渡りによる生活苦の状況により情状酌量して三ヶ年の執行猶予の恩典にあずかった。
p41p244 p243

(「平良市史 第5巻 (資料編 3 戦後新聞集成)」平良市史編さん委員会編、平良市、1976、国会図書館より)
https://dl.ndl.go.jp/pid/9770038/1/306
