アメリカ世:1946年9月14日(土)
クリスマスカード2万枚作成へ画家動員せよ
多良間村に自警団
沖縄人画家動員に関する民政府への指示
琉球列島米国軍政本部
1946年9月14日
宛:沖縄知事志喜屋孝信
1.1946年11月1日迄に2万枚の肉筆クリスマスカードの作成する予定の計画を完成せしむ為、民政府は下記の心得を発し漏れなく遵守せしめる要あり。
a.肉筆カードを描ける画家に9月16日月曜日午前8時軍政本部軍経済部内に参集する様命ずべき。
b.右画家、指定期限迄に製作を完成する様民間より選抜せる臨時助手連を同伴すべき事。
(中略)
軍政府副長官
歩兵少佐
ウイリアム・エイチ・クレイグ


(沖縄県公文書館「対米国民政府往復文書 1946年受領文書」より)
【参考】華麗なクリスマスカードで沖縄郷土色を紹介 軍政ふ委託で二万枚製作(1946年9月27日、うるま新報)
米将兵に取って何より楽しいクリスマス!終戦後二度目のクリスマス迄もう間近かに迫っている、昨年は終戦後、気もそぞろにクリスマスを迎えたのであるが今度は一つ計画的に将兵を悦ばせてやろうという親心からのこれまたわれわれ沖縄人にも愉快なニュースである。


https://okimu.jp/sp/userfiles/files/page/museum/issue/bulletin/kiyou27/27-6.pdf
(沖縄県立博物館『ウルマ(うるま)新報にみる戦後の文化財保護胎動期における関係記事について』より)
クリスマスカード・新聞連載小説挿絵
主な画題は、沖縄の風景や植物、郷土玩具、戦争で消失した守礼門などが描かれました。
原画は、美術技官であった山田真山、大城皓也、大嶺政寛、山元恵一、金城安太郎らが描いたことが当時の新聞に掲載されています。

(沖縄県立美術館・博物館より)
(1946年9月14日、宮古タイムスより)
多良間村自警団結成
多良間村では明朗平和村の建設は治安の維持にありとし今度江田署長等の出張を機会に自警団を結成した。
即ち多良間島は本島と隔絶し駐在一人では治安の万全を期するのに物足らざる所あるに鑑み、村民の協力を必要とする所から自警団結成を積極的に申合せ九月六日結団式を挙行、島の護りにつかしめた。
(以下略)

青年団基本要綱等協議
校長教頭会は今日午前十時より平二校に於て開催、次の順序で打合せを行うことになっている。
ー、数学課長視察談
二、連絡事項
1恩給書類調整に関する件
2 学用品教科書の活用に関する件
3 幼稚園設立補助割当の件
4諸物資配給に関する件
5青年団組織に関する件
6 文化協会設置について
(以下略)

(「平良市史 第5巻 (資料編 3 戦後新聞集成)」平良市史編さん委員会編、平良市、1976、国会図書館より)
https://dl.ndl.go.jp/pid/9770038/1/308
