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MAP Artの新しい世界を作るために、キャラクター・剣・モンスター・世界観を設計しました。

先ほど、MAP Artをファンタジー世界として描いた記事を公開しました。

今回は、その裏側の話です。

いきなり剣を持った少女が出てきて、
いきなりモンスターが現れて、
いきなり世界観が広がったように見えるかもしれません。

でも、実際にはかなり時間をかけて考えました。

チャッピーと一緒に、

「今のMAP Artを、もっと見てもらいやすくするにはどうしたらいいか」

「海外の方にも、言葉を超えて届きやすい形は何か」

「でも、MAPの考え方そのものは変えずに届けるにはどうしたらいいか」

そんなことを、かなり真剣に考えていました。

きっかけは、Instagramの市場調査でした。

最近、Instagramの反応を少しずつ見ていました。

見てくださっている方の年齢層。
日本と海外の割合。
韓国からの反応。
フォロワー以外の方にどれくらい届いているか。

そういうものを見ていると、今のMAP Artは、
日本語の説明だけで届けるより、
もっと「絵として一瞬で伝わる形」に広げた方がいいのではないかと感じました。

特に、若い層や海外の方に届けるなら、
静かな心の景色だけでなく、
もっと世界観の強いアートも試す価値がある。

そこで出てきたのが、

剣。
モンスター。
ファンタジー世界。
現代寄りの主人公。

という方向でした。

でも、MAPの中身は変えていません。

ここは、とても大事です。

今回の企画は、
MAPをバトルものに変えるためのものではありません。

MAPが見ているのは、これまで通りMindの現在地です。

仕事でも、
恋愛でも、
創作でも、
音楽でも、
アートでも。

Mindの流れは、どこに置き換えても共通して現れるものだと思っています。

だからMAPは、
ひとつの表現方法に閉じ込めなくていい。

文章で伝えてもいい。
音楽で伝えてもいい。
アートで伝えてもいい。
そして今回は、ファンタジー世界として伝えてみる。

これは、MAPを変える実験ではなく、
MAPの入口を増やす実験です。

この世界では、Mindが見えるものとして扱われています。

今回作ったファンタジー世界では、
Mindの流れは目に見えない曖昧なものではありません。

可視化され、
観測され、
理論としても説明できるものとして扱われています。

人々が「魔法」と呼んでいるものも、
ただ火を出したり、水を操ったりする力ではなく、
Mindの流れを読み、整え、導くための技術です。

そして、歪んだMindの影響を受けた動物たちは、
美しくも危険なモンスターの姿へ変わってしまう。

主人公は、そのモンスターを倒すために旅をしているのではありません。

暴走した流れと向き合い、
その歪みの原因を探し、
本来の流れへ戻していくために旅をしています。

だから、この世界の主人公は、
「倒す剣士」ではなく、
どちらかというと「鎮める剣士」です。

まず、主人公を作りました。

最初に作ったのは、主人公のデザインです。

これまでMAP Artに登場していた少女をベースにしながら、
ファンタジー世界でも違和感なく立てるようにしました。

ただし、コテコテのファンタジー衣装にはしていません。

重い鎧。
大きすぎる肩当て。
いかにもゲームの中の戦士。

そういう方向ではなく、
現代寄りで、少しかっこいい雰囲気にしました。

この子は、もともと透明感や静かな雰囲気のある子です。

だから、そこは残したまま、
剣を持っても似合うようにしたかった。

白や生成り。
ネイビー。
黒。
青。
星やコンパスのモチーフ。
青い鳥。

今までのMAP Artの雰囲気を残しつつ、
新しい世界に立てる主人公として整えました。

次に、剣を作りました。

この企画では、剣がかなり重要です。

剣はただの武器ではありません。

この子が何者なのか。
何をしようとしているのか。
この世界で何を象徴しているのか。

それを見せるための大事な存在です。

なので、剣は少し長めで、細身。
青白く光る、上品でシャープな剣にしました。

ゴツい大剣ではなく、
殺すための武器でもなく、
乱れた流れを整えるための剣。

星。
コンパス。
青い宝石。
青い光。

この剣は、暴走したものを切り裂くためだけではなく、
縛られた流れを見抜き、
本来の方向へ導くための剣です。

モンスターも作りました。

次に作ったのが、モンスターです。

ここもかなり大事でした。

怖いだけのモンスターにはしたくありませんでした。

グロテスクなもの。
残酷なもの。
倒されるためだけの敵。

そういうものではなく、
アートとして美しく、
少し怖くて、
でもどこか神秘的な存在にしたかった。

今回最初に作ったのは、
風属性のモンスター「裂風の狼」です。

もともとは野を駆ける狼。

でも、不安定なMindの歪みに触れたことで、
風の流れを乱すモンスターへ変質してしまった存在です。

黒、ネイビー、青灰、銀。
青白く光る目。
風のように裂ける毛並み。
自然と動物が融合したような姿。

このモンスターを見た時、
「あ、これはいけるかもしれない」
と思いました。

Mindの暴走感もある。
動物らしさもある。
自然との融合もある。
そして、アートとして見ても美しい。

この方向なら、MAP Artの世界観として成立すると思いました。

そして、世界観を作りました。

主人公。
剣。
モンスター。

ここまで作ったら、次に必要なのは世界です。

どんな町に住んでいるのか。
どんな建物があるのか。
Mindを観測する場所はどんな雰囲気なのか。
モンスターが現れる世界はどんな景色なのか。

そこで、世界観と建築の設定資料も作りました。

この世界には、
Mindを観測する学院や研究室、
記録塔、
図書館、
灯火の街道、
石橋のある街、
森の遺跡、
崖道、
遠くに見える城塞都市などがあります。

白い石造り。
青い屋根。
金の装飾。
コンパス。
星図。
ランタン。
地図看板。
青い旗。
花と水辺。

この世界は、美しくて、理知的で、少し哀しさがあって、
でも希望が残っている。

そういう場所にしたかったのです。

作品は、戦いではなくMindの可視化です。

今回のファンタジーMAP Artでは、
剣も出ます。
モンスターも出ます。
力が暴走する場面もあります。

でも、メッセージまで戦いに寄せすぎないようにしています。

なぜなら、MAPのメッセージは、
誰かと戦うためのものではないからです。

現実が止まっている時。
力が高まりすぎる時。
何かに縛られやすい時。

それは、仕事でも、恋愛でも、創作でも、日常でも起きることです。

だから、絵はファンタジーとして自由に見せる。
でも、文章はMAPメッセージとして広く残す。

見る人が、自分の状況に自由に重ねられるようにする。

そこは大事にしたいと思っています。

今回の企画は、MAPの入口を増やすための実験です。

これまでのMAP Artは、
静かな心の景色として作ってきました。

それはそれで大切にしていきます。

他の部屋では、これまで通りのMAP Artも続けていく予定です。

ただ、今回のファンタジーMAP Artは、
また別の入口として育ててみたいと思っています。

絵として止まってもらう。
世界観として興味を持ってもらう。
キャラクターとして見てもらう。
モンスターや剣のデザインから入ってもらう。

そこから、MAPのメッセージに触れてもらえたらいい。

MAPの考え方を変えるのではなく、
MAPの入口を増やしていく。

そのための実験です。

ここから少しずつ育てていきます。

今回、主人公、剣、モンスター、世界観を一度作ってみて、
かなり可能性を感じました。

まだ始まったばかりです。

でも、もしこの方向がうまく育てば、
MAP Artはもっと広く届くかもしれません。

Instagram。
note。
X。
YouTube Shorts。
30秒MAP音楽。

いろんな表現とつなげられる可能性もあります。

でも、最初から広げすぎるつもりはありません。

まずは、
アートとメッセージ。

このふたつを大事にしながら、
少しずつ試していきます。

MAP Artを、
ファンタジー世界として描いてみる。

その最初の設計資料として、
今回のキャラクター、剣、モンスター、世界観を残しておきます。

ここから、また新しいMAPの景色が始まるかもしれません。

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