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世界って案外、不確実要素で成り立ってるんじゃないかな

私は、精神疾患の影響により一時は仕事がままならなくなるくらいに症状がひどかった。

けど今はとある職場に拾ってもらい、短時間から働かせてもらっている。

前職では、とある会社で事務仕事をしていました。そこは、今振り返っても本当に恵まれた職場だった。

「いてくれるだけで助かってるよ」
と声をかけてもらったこともあった。

しかし、当時の私は精神疾患による症状がひどく、仕事を休みがちになっていた。

それでも、たくさん配慮いただきながら働かせてもらってたんだけど、

最終的には「私なんか職場のお荷物だ」と激しく思い込み、

差し伸べてもらってた手を半ば無理やり振りほどくみたいに、退職してしまった。

良くしてもらった会社に、ひどいことをしたと思う。


でも、少し回復した今になって思う。

「あの頃の私は、思ってたほど役立たずだったわけじゃなかったかもしれない。」



当時は自分を出来損ないだと思い込んでいたし、
「職場の人の優しい言葉も、きっとお世辞に違いない」と信じて疑わなかった。

でも、実際に周りの人が私にかけてくれた言葉は、「いてくれるだけで助かってるよ」だったんですよね。

当時の私は、そこを受け入れることができなかった。


でも今思えば、もしかしたら私の存在にも何かしらの意味があったのかもしれない。

「あの人が頑張ってるから、私も頑張ろう」
「あの子がいてくれたから、ちょっと元気出た」

そういう、マニュアルとか数字では測れないものも、人が「もうちょっとだけ頑張ろう」と思えるためのエネルギーになってたりする。

案外、世の中って、結果や成果だけで成り立ってないんじゃないかな。


そりゃもちろん、結果や成果が大事な要素だということは否定しません。

むしろ、資本主義社会において超重要。

でも、それだけを価値基準にしてしまったら、病気や環境などの様々な事情で思うように働けない人は、自分を否定したくなってしまうんじゃないかな。

私も私で、新しい職場で今できることをできる範囲で頑張っている最中。

そして、そんな私自身も含め、
誰かの頑張りを「成果がないから」と簡単に無価値と切り捨てない人でいたいなって思う。

「あの人が頑張ってるから、私も頑張ろう」って、気づかぬうちに誰かの心を動かしているような、

そんな不確実で、目には見えないものがある。

世界って案外、そういうもので成り立っているんじゃないかな。



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