2026年7月29日 満月の日らしい
今日は朝7時に目が覚めた。
7時から始まる読書会は休んだ。
いつも、とても頭の良い人たちに囲まれて、言葉を選びながら話す場だ。初回を「用事があります」と言って休んだのは、私なりにはかなりの英断だった。
少し解放された気分になって、いつものルーティン。犬の散歩をして、花壇に水をやり、少しゆっくり朝食をとる。
仕事は午後からだったけれど、バックヤードでやらなければならないことは山ほどある。わずかな時間、自分の仕事を片付けてから、所属機関その一へ向かった。
先週の今頃は、あまりに疲れて精神的にも落ち込んでいた。でも今日は何でもない。
結局、食べること、飲むこと、少し休むこと。そのくらいが満たされていれば、私の機嫌は戻るんだなあと気づく。
午後の相談では、かつて彼と一緒にやっていた仕事とよく似た内容を扱った。数字を追い、やる気を引き出し、成果を求める仕事。
それを見ながら、
「ああ、私たちには少し大きすぎる仕事だったんだろうな」
と思った。
相談の合間に、彼が引き継いだ仕事を検索してみた。
屋号だけ変わり、私の名前だけが残っている。
でも、公表されている実態を見ると、とても誇れるような内容ではなかった。
一体、私たちは何をしていたんだろう。
その仕事を終え、所属機関その二へ。
今日は人数合わせの応援で、相談は一件だけ。あとは三時間近く手待ちだった。
自分にはあまり得意ではない相談内容で、ぼんやり過ごす時間。
急いで帰宅して、エレキギターをアンプにつなぎ、先日届いたヘッドホンをつけて弾いてみる。
座って弾くのとは、まるで違う。
もっと先まで進もうと思っていたけれど、とてもそんなところではなかった。
聞こえてくる音が、なんとも幼い。
どうしたら、いい音になるんだろう。
音を出す以前に、一音一音の粒がそろわない。
やっぱり基礎練なんだなあ。
やなせたかし先生は、一本の線を引くために、学生時代にずいぶん練習したとエッセイに書いていた。
私も、一本の線を満足に引けるほど、これからどこまで生きられるかわからない。
でも。
基礎練をしたい。
