2026年9月9日 遊ぶように生きるのだ
もう私は50代後半だから、資格があるのだ。
大人の休日俱楽部パス。
50歳になった時には、
なんだか具体的な理由もあって(忘れた)
該当となるクレジットカードの会員になった。
それから販売日になるとやきもきしていたりしたが、
今まで都合が合わないとスルーしていたものを、
2026年は予定に合わせてとにかく何が何でも使うという方策に出た。
今年2回目のフリーパス。
日本海をまわって、わたしのルーツでもある秋田に行くつもりでいた。
そしたら前泊を考えていた日は仕事の打ち上げが充実し。
翌日始発でショートカットしようとしたら、
まんまと 寝坊してしまったのだった。
いやはや。
それでも、まあ、行ってみるかと朝の通勤ラッシュ前に出発。
しかしパス効果はすごい。
指定席満席で秋田には行けず。
かろうじて指定席の取れた
盛岡にいってみることにした。
いままで上陸していない町だった。
喫茶店のモーニングを探しいってみようとするも、
全く土地勘がない。
うろうろしていたら、
笑顔の女性がお困りですかと声をかけてくれた。
喫茶店に行きたいんですと答えたら、
いい喫茶店がありますよと教えてくれたのが、まさに探してたところで。
わたし、いままで、
声をかけられることはあっても、かけられたことなんてなくて。
「楽しんで」と声掛けして去った女性は、何かの使いのようで。
バタートーストのモーニング。
喫茶店はそのとおりとても静かでいいところで。
そのまま興味の赴くまま開運橋を抜けて歩き。
飽きて途中地元スーパー寄るなどしたうちに、
そのうち突き当り城跡になり。
熊出ないかと思いながらも坂道を上ると、すぐに頂上。
緑深すぎて、展望場所も木の枝ばかり見える。
そこには、
なんとも私のように、
どこ行ったものかとさまよっているような人がうろうろしている。
本丸は何もない。
銅像がない台座しかない。
銅板には江戸から明治、
そして日露戦争の重さが書かれている。
坂道を下りると、巨石。
圧倒される。
そのふもとには、神社があり。
そうだった、
御朱印帳いっぱいで訪れたところで整えようと思っていたんだと思い出し、頂き。
そのまま別の神社の御朱印までついいただいたことで、足をのばす契機となり。
気になる緑色の可愛い建物の喫茶店。
覗くとやはり声をかけてもらい、入店してランチ。
その後は神社巡りとなる。
レンガ館、盛岡八幡宮、岩手護国神社、住吉神社、それから三ツ石神社。
欅の巨木と巨石。
柏手をしながら、わたし東京の下町に住んでます。
ここまで来れて感謝ですとあいさつし。
再び、地元のスーパー覗いて、あとは市内を周回するバスに乗って駅。
新幹線の指定券を取って。待っている間にお土産売り場に寄って。 定時の時間くらいな感じで帰京してきたのだった。
今日、なんの意味のあることもしてないけど、いいの?
仕事も進んでいないけどいいの?
おそるおそる自問自答するけど、
それで、いいのだ。
テクノロジーのAIが言う。
それが、暮らしです。
帰宅後も、
編み物して
ギターを弾いて。
食べたリンゴのみずみずしいこと。
蕎麦のおいしいこと。
そして、次の旅を妄想している。
わたし、生きてる。
そう、
これで、いいのだ。
