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ミストリアの旅の記録 #28


1.研究所の天井

・冷たい都市ではなく、安心できる空気に包まれていた。

目が覚めた時
都市の冷たい空気の中じゃなかった。
何度も見た天井と、仄かに漂う香り
静かだけれど、安心できる空間
あぁ、ここは研究所か…


2.掠れた声

・独り言に気づき、苦笑いがこぼれた。

独り言を呟いた時、
その声は少し掠れていた。
それに気づいて、思わず苦笑いをした。


3.転送ログ

・研究員が緊急で引き戻してくれたことを知った。

すぐ隣にあるモニターには、
表示される転送ログ。
どうやら、研究員が緊急で
こちらの世界に引き戻してくれたらしい。


4.疲労の再認識

・体力はなく、起き上がるのはまだ先だと思った。

意識が飛んでから、どれだけ時間が経ったのか。
それを考えるだけの体力、今はないや。
徐々に疲労感を再認識してきている
ベッドから起き上がるのはまだ先かな…


5.信じていた

・研究員を信じていた自分を思い出した。

「……迷惑、かけたなぁ……」
ぼそっと呟いて、心の中で続けた。
なんとかしてくれるって、信じてた。
ゲートの前でも、簡易連絡の時も
気配を消して歩いていたときでも。


6.ただいま

・無事に戻れた安堵と共に、笑って呟いた。

何かあっても、研究員なら気づいてくれる。
そんな想いが、知らず知らずのうちに
心の中で安心の材料になっていた。
無事に戻ってこられたことに安堵して
「……ただいま」
かすかに笑って、そう呟いた。


7.心配の声

・研究員は淡々と、でも確かに心配していた。

「ほんと、心配したんだから」
ベッドの脇で腕を組んでいた研究員が
淡々と、どこか呆れたように言った。
「気配完全に消して、ギリギリまで位置もわからなくて」
「転送のタイミング、全然読めなかったのよ?」
「ごめん、悪かったって…」


8.謝罪と緩み

・小さく謝ると、研究員の目元が少し緩んだ。

怒られて当然だと内心思いながら
せめてもの抵抗で、目を逸らして小さく謝った。
だけど、次の瞬間、研究員は
少しだけ目元を緩めて言った。


9.支える言葉

・「なんとかしないわけない」その言葉が心に染みた。

「なんとかしないわけないでしょ」
「あなたがどう判断するかも、無茶することも」
「私が一番よくわかってるつもりよ」
投げられたその言葉が、妙に染みた。


10.判断の肯定

・記録者としての選択が間違っていなかったと感じた。

あの世界で、ぼくが下した判断
記録者として、そのままを受け入れ、書きとめた。
それが間違っていなかったって
そう言われている気がした。
「ありがとう、ほんとに」


11.休養のすすめ

・報告は後でいい、まずは体調を回復してと微笑まれた。

研究員は端末を閉じながら、穏やかに微笑んだ。
「まずは体調を回復して。」
「報告と考察は、落ち着いてからでいいわ。」
「眠っても、ぼんやりしても、ここなら何も問題ないから」


12.安心の眠り

・研究所の静けさに包まれ、再び身を沈めた。

その言葉に甘えて、再びベッドに身を沈める。
まだまだ旅は続くけれど
今は少しだけ、休もう。
静かで安心する
研究所の空気に包まれながら。


…最後に

この記録は、声に出して朗読しているんだ。
音と映像でも聞いていって欲しいよ!

それじゃ、次の記録でまた会おうね!

旅の記録 #28 前編

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