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「freeeを使っているけれど、合っているのか分からない」——そんなご相談から考えたこと

はじめまして。
株式会社MiTASUの長塚万季と申します。
私たちMiTASUは、クラウド会計ソフトfreeeを活用しながらそれぞれの会社にあった経理の流れを構築し、自分たちで続けられる仕組みづくりをお手伝いしています。
私はその中で、お客様からのご相談を直接伺い、実際の業務やfreeeの運用を一緒に整理しています。
日々のご相談や支援を通して感じたこと、経理の仕組みを整えるうえで私たちが考えていることを、少しずつ言葉にして残してみようと思い、noteを始めることにしました。


「freeeが分からない」というご相談

最初の記事に何を書こうかと考えたとき、まず思い浮かんだのは、ご相談のなかで耳にするfreeeへの戸惑いでした。

「freeeを使っているけれど、合っているのか分からない」
「いつの間にか中身がぐちゃぐちゃになってしまった」
「一応入力はしているけれど、使いこなせている気がしない」
「会計の知識がなくても始められるとあったので自分でやってみたけれど、どんどん不安になってきた」

こうしたお話を伺うことがあります。

最初から何もしていなかったわけではありません。
自分たちなりに調べながら設定し、日々の取引も登録してきた。それでも、使い続けるうちに分からないことが重なり、どこから見直せばよいのかも分からなくなってしまう。
便利になると思って導入したfreeeが「よく分からないから触りたくないもの」になってしまったケースは少なくないと感じています。

この状態では、経理そのものが面倒に感じられるのも無理はありません。

問題は、freeeの操作だけではないのかもしれない

freeeが分からなくなったとき、まずは操作方法を調べようとする方が多いと思います。もちろん、登録方法や機能の使い方を確認することで解決することもあります。

ただ、お話を詳しく伺っていくと、問題はfreeeの操作だけではないことがあります。

請求書を誰がいつ発行するのか。入金をいつ確認するのか。領収書や請求書をどこに保管するのか。分からない取引が出てきたとき、誰に確認するのか。

こうした流れや判断の基準が決まっていないと、そのときどきで登録方法が変わり、少しずつ分からないことが増えていきます。

freeeの中身がぐちゃぐちゃになっているように見えて、実は業務の流れが整理されていなかったということもあります。

そう考えると「freeeを使いこなせなかった」という一言で片づけてしまうのは、少し違うような気がします。

その会社や事業主の方に合う使い方を決める機会がなかった。迷ったときに何を基準に判断すればよいのか分からなかった。日々の仕事があるなかで、分からないことが少しずつ積み重なっていった。

結果として、中身が分からなくなってしまっただけなのかもしれません。

私たちはfreeeの中を見ているようで、いつの間にかお客様のバックオフィス業務そのものを見ていることがあります。

自分たちで分かる状態、ということ

私たちは、freeeを導入すること自体を目的にはしていません。

中身をきれいに整えることも大切ですが、それ以上に、その後も使う人が「今どうなっているのか」を分かる状態にしておくことが必要なのではないかと思っています。

freeeを使いこなすことは、すべての機能を覚えることではありません。

自分たちに必要な機能が分かっている。普段どこを見ればよいのかが分かっている。分からないことが出てきたときに、確認する方法が分かっている。

そうした状態であれば、freeeとの付き合い方もずいぶん変わってくるように思います。

また、経理業務のどこまでを自社で行うかも、会社によって異なります。状況によっては、一部を外部にお願いしたほうが無理なく続けられることもあります。

ただ、外部に委託するということは、自社のお金の動きや業務の流れのすべてをお任せするということではありません。

何を自社で行い、何を外部にお願いするのか。その境目が整理され、必要な情報は自分たちでも確認できる。私たちが考える「自分たちで続けられる経理」は、こうした状態を指しています。

このnoteで書いていきたいこと

このnoteでは、freeeの機能や操作方法を一方的に説明するというよりも、日々のご相談や支援のなかで感じたこと、気づいたことを残していきたいと思っています。

会社ごとに状況が違うため、いつも同じ方法が正解になるわけではありません。

「こうすればうまくいきます」と答えを示すよりも、なぜその形を選んだのか、そこに至るまでに何を考えたのかを書いていけたらと思っています。

読んだ方が、「自分のところも少し似ているかもしれない」と、今の状況を振り返るきっかけになればうれしいです。

うまくまとまった答えだけではなく、考えている途中のことも含めて書いていこうと思います。

なお、MiTASUが行っているfreee活用支援サービスについては、こちらのページにまとめています。

これから、どうぞよろしくお願いいたします。

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