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AIに仕事を任せたい。でも、全部つなぐのはちょっと怖い。

ー便利さとリスクの、ちょうどいいバランス。ー

慎重派・元公務員のAI活用

最近、ChatGPTのWorkを、
ホームページ制作で使ってみました。

今までは、

企画や文章の壁打ち相談、
スライド作成や画像生成、
情報分析などには使っていたけど。

今回やってみたのは、
AIを作業に必要な環境の一部につないで、
サイトの構造確認や修正反映までやらせてみること。

よく「AIに作業してもらう」と言うけれど、
実際にやろうとすると、

何をつなぐのか。
どこまで情報を見せるのか。
どこまで操作させるのか。
どの権限まで渡すのか。

けっこう考えることがありますよね。

そりゃ究極は、
アイアンマンのジャービス(トニーを支えるAI)
に憧れます🤭

話しかければ必要なことを調べて、
状況を整理して、気を利かせて用意してくれて、
いつでも駆けつけてくれる。

そんな完璧な相棒のようなAIがいたら最高です🥰

ただ、
私は天才トニー・スタークではありません(笑)。

自分で作ったわけでもないし、
その仕組みをすべて理解しているわけでもない。

なので今回は、
「便利そうだから全部つなぐ」ではなく、

どこまで任せるかを一つずつ確認しながら使ってみました。




AIは使いたい。でも、気になることも多い。

私はもともと公安職の公務員で、
大学院では危機管理を専攻していたこともあり、

新しいものを仕事で使うときには、

権利を侵害しないか。
情報漏洩につながらないか。
法令に違反しないか。
必要以上の権限を渡していないか。

そんなところが、どうしても人一倍気になります。

何かあったときに元に戻せるのか。
自分が把握していないところで処理が進まないか。

新しいAIの機能を見て、

「すごい、ここまでできるんだ!」
と思うのと同時に、

「……ところで、これ、どこまで権限を渡すの?」も気になる(笑)。


AIが嫌いなわけではありません。

便利なものは使いたい。

ただ、よくわからないまま
全部任せるのにはリスクを感じる。

責任は結局自分だから、理解してから使いたい。

たぶん、私はそんなタイプです。


「AIに作業してもらう」を、実際にやってみた。

今回使ったのは、ChatGPTのWork。

ChatとWorkやCodexの違いをしっかり理解していたわけではありません。

そもそも、アプリだと思って使っていた私のPCのChatGPTは、ただのWeb版でした(笑)。

なので、
まずデスクトップアプリを入れ直すところから。

これまでChatGPTは、
私にとっては主に相談相手。

企画を考えたり、文章を整理したり、
調べてもらったり。

今回はそこからようやく一歩進んで、
制作中のワードプレスに繋いだり、
実際にPCのローカル環境での書き換えなど
必要な作業までしてもらいました。

全部お願いしたわけではない。

実際に使ってみると、任せ方はいろいろあります。

「これを実現するにはどうしたらいい?」
と調べてもらう。

返ってきた内容を見て、自分で直す。

今まではそうでした。

ただ、その「調べてもらう」が、
こちらが見せたスクリーンショットや状況説明だけでなく、

実際にその構造を見に行かせて調査をさせるという点が、いつもと違うところ。

なので、原因と対応方法を調べてもらい、
内容を確認してから実際の修正までお願いする場合もあります。


調査だけしてもらう。
調査結果を見て自分で直す。
内容を確認してから具体的指示を固めて実装を任せる。

「今回はどこまでお願いする?」

を、その都度決める。

この使い方が、私には合っていました。


ChatとWork、どう使い分ける?

基本的に、

相談や壁打ちはChat。
実際の作業はWork。

とそれぞれの得意な役割があります。


ただ、実際の仕事では、そんなにきれいには分かれません。

作業を進めてもらっている途中で、

「これってどういう意味?」
「このまま進めて大丈夫?」
「別の方法もある?」

と、ちょっと相談したくなることもあります。


それは、そのままWorkで聞いたほうがラクです。

最初は私も、相談も確認も作業も、
そのまま同じところでやっていました。

そうしたら、
あっという間に週の利用上限に達しました(笑)。

グレードアップしたり、追加で課金をすれば解決する話ですが。。。
なかなかそういうわけにもいかないですよね。

なので今は、作業途中で出てきた疑問は、
同じプロジェクト内の相談用Chatに切り替えて確認しています。

企画や事前の相談などは全体を通してわかっているChat。
実作業はプロジェクトのWork。
作業途中の疑問は、プロジェクト内の相談用Chatへ。

少し切り替えは必要ですが、
今のところはこんな感じで。

作業と相談を行き来しやすい環境を整えておくと、結構うまくいきました。


やっぱり気になる、「権限」

実際に管理画面をAIに触ってもらうとなると、
さらに気になるのが権限です。

作業してもらうには、必要なものを見せたり、
触れられる状態にしたりする必要があります。

でも、

「作業できるなら、全部アクセスできるようにしておけばいい」

とはならないのが、
染みついた公務員気質を発揮してしまうところです💦

今回は、作業するサイト用に専用Chromeを作って環境を分け、
必要なときに、必要な範囲だけを共有しました。

途中、外部サービスへの連携が必要かもという場面もありました。


でも、私のチャッピー、
かなり私仕様に育てられていて(笑)。

権限を確認し、リスクを提示してきて、

「あなたはここが気になると思います。この権限はかなり広いので今回は与えずに別の方法を探しますか?」

とちゃんと、ストップしてくれたりもしました。

もちろん、

「AIが大丈夫と言ったから大丈夫」

と判断を丸ごと任せるわけではありません。

何を共有するのか。
何を許可するのか。

最終的に決めるのは自分です。

今回改めて思ったのは、

必要以上に権限を広げなくても、やりたいことはできる。

ということでした。


全部つながなくても、ちゃんと便利だった。

AI活用の情報を見ていると、

「AIだけでここまでできました」
「このサービスも連携すれば、さらに自動化できます」
「寝ている間にAIが全部やってくれました」

という事例をよく見かけます。


すごいなと思う反面、

「そこまでつないで大丈夫なのかな?」

とも思います(笑)。

特に仕事では、扱っている情報も違えば、
守らなければいけないものもあります。

何かあったときに、

「AIがやりました」

では済まないこともあります。


今回、実際に使ってみて思ったのは、

調査だけでも助かる。
途中まででも助かる。
必要なときだけ、必要な範囲を共有すればいい。

慎重なままでも、AIはちゃんと仕事に取り入れられるということ。

結局大事なのは、人が判断する力です。


AIが進化するほど、基礎知識が役に立つ。

AIがコードを書いてくれるから、
HTMLやCSSを知らなくても誰でもホームページを作れる。

そんな時代になりました。

でも、
作れることと、出てきたものを判断し、活用できることは別です。

Webデザイナーで言えば、

HTMLやCSS、JSなどのコードや、
カラーやフォントなども含むデザインに関する
基礎知識があるからこそ、

「これは自分で直したほうがいい」
「ここは調査だけお願いすればいい」
「この内容なら実装まで任せても大丈夫そう」

と判断できます。


自分ですべて作業するためだけではなく、
指示をするところから、AIが出してきたものを見て、どこまで任せるかを決めるためにも、基礎知識は使えます。

これからは、AIによって知識がいらなくなるというより、使いどころが少し変わっていくのかもしれません。


ジャービスには憧れる。でも、私はトニーではない笑

そう考えると、最初のジャービスの話に戻ります。

慎重派とはいえ、できることなら、

「これお願い」

と言ったら、あとはいい感じにやっておいてほしい(笑)。

でも、トニーは、自分でジャービスを作れる人です。

仕組みを理解した本人が、自分で作ったものを使っている。

私はそうではありません。

誰かが作ってくれたAIやサービスを、すべての仕組みを理解しているわけではない状態で使っています。

だから私は、

わからないから使わない、でもなく。
便利だから全部任せる、でもなく。

自分が納得できる範囲を確認しながら使う。

そして、だからこそ、AIが作ったものにも、責任を持って人が一手間かける意味があると思います。


最近は、AIで作られた文章や画像を見る機会もかなり増えました。

私たち自身も見慣れてきて、

「あ、これAIで作ったのかな」

と、なんとなく思いますよね。

もちろん、
AIを使うこと自体が悪いわけではありません。

でも、AIが作ったものをそのまま出すのか。

そこから人が見て、考えて、違和感を直し、
相手に合わせて整えるのか。

その一手間には、
やっぱり違いがあると思っています。

AIを使うのにも、何を判断し、最終的にどう整えるのか。

そこには、その人がこれまで培ってきた経験や知識、感覚が出る。

AIで作れるものが増えるほど、人が手を入れる意味がより一層深まっていく気がします。


AIとの付き合い方も、自分に合う形でいい。

以前、
「ブレーキは外すのではなく、乗りこなせ」

という記事を書いたことがあります。

今回のAI活用も、結局は同じでした。

慎重だから、AIが使えないわけではない。

全部つながなくてもいい。

全部自動化しなくてもいい。

自分が把握できる範囲を残したままでも、ちゃんと仕事は進む。

むしろ、

「ここまでならリスクを抑えられる」

を確認して、理解しながら少しずつ進める方が、安心して使えます。


今後は、開発環境の中でも実際に動いてもらって、
自分専用の「ミニジャービス」を育てていきたいと思っています🤭

でも、私の場合、それはまだこれからです。

今のところは、

慎重なまま、使えるところから使っていく。

そのくらいの距離感が、
私にはしっくりきています。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

MITERIOS | Business & Design
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