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肺結核の石灰質微小発酵体について

Bechamp, A., & Estor, A. (1868). Sur les microzymas du tubercule pulmonaire à l’état crétacé. Comptes Rendus Hebdomadaires Des Séances de l’Académie Des Sciences., 67. https://www.digitale-sammlungen.de/en/view/bsb10500462?page=956,957

Küss氏の長年の見解に寄れば、肺結核は異形産物ではない。むしろ、正常な組織学元素が崩壊した結果である。この学識ある生理学者にとって、肺結核は病的あるいは死滅した上皮が原因に過ぎず、結核の軟化融解や石灰化巣が生じる新たな段階には何ら特異性はない。

我々が研究した石灰質は労咳で発生し、線維性の壁を持つ嚢胞に存在する。白色で不透明、硬いが脆い。塩酸で溶解して炭酸を放出するが、僅かな残渣が溶液を僅かに白濁させる。顕微的には(obj. 7, oc. 1, Nachet)、運動性分子顆粒が二つずつ分離か結合する様子が視認でき、白亜の微小発酵体に顕著な類似性がある。同じく酢酸と1/10苛性カリにも不溶性であり、後述の通り同じ機能を有する。

結核の石灰質をその膜から引き剝がし、少量の水で粉砕してフィルターで濾した。一回目の洗浄水と二回目の洗浄水をその後分離した(?)。十分に洗浄された不溶性残渣を以下の通りに使用した。

-洗浄水にある有機物の性質と機能
この溶液には動物質が少量含まれている。これを馬鈴薯澱粉に注入した。20~26℃で放置すると12~15時間後に完全に液化した。この作用は同じ温度で1か月間持続した。その間、グルコールの痕跡はなかった。ほぼ透明な溶液を顕微鏡で見ても、微小発酵体やバクテリアなど組織的存在は存在しなかった。液化生成物は可溶性澱粉にほかならず、それは旋光度測定で裏付けられた。

$$
活性溶液の容量...ν=10cc\\
活性成分の重量......p=0.092g\\
チューブの長さ......l=200mm\\
旋光度......a_j=3.84°
$$

$${[a]_j =\frac{νa_j}{lp}=208.7°}$$

可溶性デンプンの旋光度は211°である。この溶液はヨウ素染色で真青になった。

従って肺結核の石灰化巣には、実験条件下では澱粉を可溶化させるザイマスが存在する。

結核の石灰質の不溶性部分の化学的機能

-洗浄した石灰質約0.2gをフラスコ内の少量の馬鈴薯澱粉に注入した。フラスコにはアブダクターチューブを取り付け、装置を20~26℃に安置した。間も無くして澱粉は液化し、炭酸と水素が放出された。約一か月後、気体の放出が停止したので装置の中身を確認した。沈殿化が止まった所で混合物を濾過してシュウ酸石灰を分離し、得た溶液を蒸溜にかけると酢酸と酪酸の混合物が得られた。その量を酢酸で表すと0.24gであった。

フィルター上の残留物には、澱粉への作用前と同程度に運動性の微小発酵体が存在し、2~4粒が連結していた。別の実験ではバクテリアが発生した。

Félix Boudet氏曰く、結核石灰質100部分を100℃乾燥し焼却すると、得られる残渣は以下の通りである。

溶解性の塩(硫黄/リン/塩化ナトリウム)...70.1
不溶性の塩 (リン酸石灰/炭酸石灰)...29.5

当然ながらリン酸石灰も炭酸石灰も既に証明済みだが、馬鈴薯澱粉を液化も発酵もさせない。更に外的要因の作用を排除した上にこの覚書自体がその介入がなかったことを証明している。残るは分子顆粒だけであり、これは微小発酵体に外ならず、澱粉の中で受ける変質という点では白亜微小発酵体と全く同じように振る舞う。

この覚書を公開するのは日付を確定させる為である。我々はこの特殊な調査に関連する作業全体の中で、冒頭で紹介したKuss氏の見解を如何に裏付けているか、そして我々の内の一人が15年以上前に公言していたことを示そうと思う。

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