チーバの引力
親友とババ友になる
先日、高校時代の親友の家に遊びにいくことになりました。
夫が亡くなるまでは家族ぐるみで付き合っていたけれど、夫の死後は私の気持ちが閉じてしまって遊べなかったので、数年前にやっと交友が再開できた仲です。
子育て期はバラバラに離れていて、年賀状だけのやりとりが長かったから、彼女の暮らしのことはあまり知りませんでした。
最寄駅に迎えにきてくれた彼女は、まず旦那さんの会社に寄って「ユーカリがきてくれたよ!」と声をかけ、パン屋さんに寄り、お店の人とすっごく仲良しの会話をして、カフェでも気さくに店員さんとおしゃべりして、家まで10分くらいの間にたくさんの人と笑顔で声をかけあうのでした。
コミュ力というのか、健全さというのか、高校時代と全然変わらない天真爛漫さに心を打たれつつ、私も明るい暮らしがしたいなと思うのでした。
彼女の娘さんも今年出産して、ウチのノエルも今年度出産(早生まれ)なので、同じ学年になります。
私たちはママ友の時期はあまり会えなかったけど、ババ友としては沢山会えそうだねと喜び合い、「こっちに引っ越しておいでよ」と言われて、不意に千葉県も本気でアリだなと思うのでした。
千葉VS埼玉
千葉や埼玉なら安くて広い家が沢山あるという感覚だったのですが、私は作り込んだ街が好きなので、どの県に行ってもそれなりの値段がするとわかってきました。
都内や横浜じゃ高い→川越でいいや→川越なら中心エリアじゃなくちゃ嫌→高い。都内と同じだけ高い→だったら都内がいい→スタートに戻る
のスパイラルに陥りだし、
都内、横浜は諦めよう!と決意しても
じゃぁ千葉なのか埼玉なのかに迷いだしました。
少ないけれど埼玉にはこの20年弱の中でできた親友がいるし、ブリーダーさんがいるから里帰りも容易い。獣医さんやトリマーさんとも長い付き合いをさせていただいてきた。
自然災害のリスクが低く、都内へのアクセスが良い。
川越や周辺の土地勘もある。
でも、暮らしを一新したい。
迷っていると、営業さんに「最初に引っ越したかった理由を考えるとクリアになるよ」と教えられました。
一番最初は、子育て後に残った健康な時期を楽しむために自分が一番好きな町に引っ越したいと考えたからだったので、川越卒業は決定だなと思いました。
20年前、横浜を出る時は、心が立ち直ったら必ず戻ってくるんだと自分に言い聞かせて大好きな街から出ました。
彼がいなくなった街を歩けばどうしても涙が溢れ、喪失感で前に進めなかったから、本当に辛いけれど子供たちを明るく育てるために彼との思い出のない街を選んで引っ越したのでした。
20年経っていざどこへでも引っ越せるとなった時、あれこれを気にしなければ横浜だって勿論住めるわけだけれど、20年分の変化(父の面倒をみる必要とか、友達とやっている事業とか、子供たちの活動拠点とか、大きく値上がりした土地価格とか)を経てもやっぱり横浜なのかというと、違ってしまったみたい。
遠くにきてしまったなぁという思いもあるけれど、私があの時期に折れずに歩き続けた結果なんだからこれでいいんだという気持ちもあります。
執着したくなるほど今でも横浜が素敵な街であることも嬉しいし、
執着したくなるほど素敵な友達がいる小平や川越があることに改めて感謝しつつ、心は千葉に向くのでした。
千葉の友達は、今どこに住んでる?と聞かれたとき「チーバのお尻」「チーバの目」「チーバの喉元から胸にかけての長閑な辺り」などとチーバで表す人が多くて面白いです。
骨格や筋肉でいう人もいるそうで😆 チーバは愛されている良いキャラクターだなぁと感心しています。
私は目下、チーバの目の下と、おでこの辺りを候補にして家探し中です。
