見出し画像

オレのち◯こが!可愛くなくなった!と焦る彼|ぜんぜん甘酸っぱくない青春の思い出

初めて彼氏が出来たのは高校2年生の時。

彼のことが気になって、視界に入るだけでドキドキして、どうにか話しかける機会ないかな?グループ学習で同じグループにならないかな。もし同じになったらどうしよう…嬉しいのと緊張で上手く話せるかわかんない。でも少しでも同じ時間を過ごしたい。

とか、甘酸っぱいのは全くなかった。

付き合ったのはノリと勢い。
学園祭の夜祭後にクラスメイトたちと飲んでて、酔ってその場の勢いで。それまでお互い話した事もないし、全く意識してなかった。

それでも、その場の勢いでお付き合いすることになったとしても、お付き合いしたからには、全力で彼氏彼女の時間を過ごした。

お昼は一緒にお弁当を食べ、帰りは一緒に帰る。休日はバイクで走り回り、一緒にバンド活動もした。

そしてもちろん、えっちぃことも。

わたしは性に対する好奇心が旺盛だったから、本屋さんでエロ本を立ち読みしたり(買おうとしたけど未成年とバレて買えなかった)、ネットで見たりなんとなくな知識はあったけど、経験したことはなくて、実物のモノは弟のしか見たことがなかった。

はじめて彼とえっちぃ事をするとなった時に、初めて男の人のモノをみた。勃起してるモノ。

「これがホンノモかー」と、まじまじ観察し、手で触ってみた。
想像してたより大きい。

彼のモノを握って、上下に動かしてみる。痛いのかな?どうなんだろ。わかんない。彼の表情を観察しながら触る。痛くはなさそうだ。

触っても大丈夫だとわかって、少し力を入れて上下に動かす。気持ちよさそうな声が聞こえてくる。「あ、これでいいんだ」。安心してそのまま上下にシゴくのを続ける。

さっきより大きくなってきた。このまま続けたらどうなるんだろう。ひたすらシゴき続けると、先っぽから生々しい肉がでてきた。「あれ?なんだろうコレ」。そのままシゴき続けると「痛い!痛い!でも気持ちいい!!」って、続けていいのか止めたらいいのかわからないことを彼が口走る。

よくわかんないけど、気持ちいいならもっとシゴこうと力を入れると、にゅるんと生々しい肉が飛び出した。とたん

「うわぁーーー!!!!オレのチンコがーーー!!!何コレ何コレ?!?!怖い!可愛くない!!!どうしよう!!!」

突然慌てふためく彼

「戻して!元に戻して!!」

何を言われているのかわからない。
チンコが可愛くなくなったから、元に戻せと?

しばらく様子を見てて気づいた。
剥けたんだ、包茎の皮が今。

弟のと彼のがカタチ違うなーとは思ってた。人それぞれ個体差あるだろうし、こんなものなのかなーと思ってた。その推測は合ってたんだけど、弟は赤ちゃんの頃に先っぽをカットしてたから、皮を被ってない状態で、彼は皮が被ってる状態だった。理解。
で、今しがた彼は初めて皮が剥け、慌てふためいているんだと気づいた。
このカタチは見覚えある。エロ本や漫画で見たことある、大人の男の人の勃起状態だ。

「コレ、皮が剥けたんじゃない?」
「はぁ?!はぁ?!?!意味わかんない!可愛くない!!嫌だ元に戻して!!!」

元に戻してと言われても、どうしたら戻るのかわたしにはわからない。可愛くないと言われても、コレはキミのモノが勃起した状態だからね。
とりあえず、動揺してる彼の視界からモノを隠して落ち着かせようと、下半身にブランケットを掛けて隠す。「どうしよう。どうしよう。嫌だ…」と繰り返す彼氏。

しばらくそのままで座っていると、彼がバイトへ行く時間になってしまった。皮が剥けちゃったから休みますなんて言えず、バイトへ行く準備を始める。パンツとズボンを履くと「擦れて痛い」と言われた。

ごめん。
皮が剥けるのって、そんなにシンドイことだったんだね。全然わかってなかった。世の男性方は、こんな痛い思いをしていたんだ。

なるべく股間を刺激しないよう、ゆっくりゆっくり歩きながらバイトへ向かう彼を見送った。


男の子は性の知識と経験が豊富だと、勝手に思い込んでいたわたしは間違っていた。男の子も知らないことは多いし、初めての経験は怖いんだと知った。

バイトから無事に帰ってきた彼は、お兄ちゃんにモノの状態を説明し、助けを乞うたらしい。お兄ちゃんには「剥けただけだから大丈夫」と言われたそう。

兄に言うってすごいな。
それに応える兄もすごいな。

お互い初カレカノなわたしたちは、その後も初めての経験を一緒に体験した。

ぜんぜん甘酸っぱくない青春の思い出

いいなと思ったら応援しよう!