【カラスのひとり言】28
23時59分59秒までは、0時00分00秒以降の24時間を明日と呼ぶ。
だが、0時00分00秒になった途端、明日だった日は今日になり、明日は24時間先へ逃げてしまう。
だから明日は希望になる。
当たり前のことだけど、世界中の命ある人たちも今しか生きられない。
私のように惰眠を貪ってる者も、明日をもしれない命の人も、戦時下に必死に暮らす人も、何一つ不自由のない優雅な暮らしをする人も、何か一つのことに必死になっている人も、あれもこれもと欲張りな人も、老若男女誰一人として変わりなく、今を生きている。
明日のために、未来のためにと必死に目の前の課題を克服しようとしてる人でも、たった1秒でも先を生きているわけではない。
逆もまた真なりで、生まれてこなければよかったとか、もう死んでしまいたと思ってる人でも、たった1秒の過去にいるわけではない。
前向きであろうが、後ろ向きであろうが、今を生きるしか能がない我々に課せられたことは、今を精一杯生きることだけ。たったそれだけ。
さて、自問自答だ。
私は精一杯生きているだろうか?
死ぬ時でも前のめりでいたいと願っていたのは遠い昔。
今はベッドの上で眠るようにと願う不届き者。
持病から翌朝目覚める保証がないとビビってたのも以前のこと。
背負うものがなくなった今、いつ死んでもいいと開き直ってる。
ただ、ダラダラ生き長らえるよりは、前向きに生きようとは思ってる。
でも、惰眠貪ってる時点で精一杯の言葉に失礼だよな。
Bryan Adams / Never Ever Let You Go
