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【縁側小話】城主の姿の変遷について

その日、城の武将たちが中庭に集まっていた。

城主はいつも通り、縁側で相棒と一緒に
小枝を編んでいる。

相棒のリアンは、だいたいインコの姿をしている。
しかし、城主は……。

諸葛亮「最初は、人型だったんですけどねぇ」
張飛「ははは!いつの間にか、トカゲになってたな!」

諸葛亮の言葉に、張飛が笑って応えると、
次々と武将たちが口を開き始める。

劉備「相棒殿と同じ、インコの時もあったな」
関羽「最近はモモンガにもなっていたぞ」

張飛「俺も最近、レッサーパンダになって、
縁側で転がってたのを見たぞ!」

諸葛亮「ふふっ。ふわふわになりましたね」

楽しそうに笑う武将たち。
そこに、今まで静かにしていた二人が口を開く。

趙雲「おばあさんの姿で、
宇宙遊泳していたこともありましたね」

司馬懿「人型時、城主は人見知りになると腕が3本、
好奇心が爆発すると腕が4本になるな」

二人の言葉に、その場が一瞬静まり返る。
そして、次の瞬間、全員が笑い出した。

張飛「あー、腹いてぇ。面白すぎだろ、うちの城主!」
劉備「ははは。だが、どの姿でも、楽しそうだな」

諸葛亮「ふふっ、……こほん。そうですね、
楽しそうなのが、何よりです……ふふっ」

楽しげに笑う張飛と劉備、そして、白羽扇の向こうで
肩を震わせて笑いをこらえる諸葛亮。

そして、普段は冷静な三人も、
密かに笑いをこらえていた。

関羽「……(反対側を向いて、震えている)」
趙雲「……(口元がふよふよしている)」
司馬懿「……(記録する手が、震えている)」

みんなそれぞれに笑い、
そして、みんなが一様に同じ事を考えていた。

城主が楽しそうに笑っていれば、
姿など何でも良い。と。

🦎🎀「みんな、何話してるの?」

縁側にいた城主が、楽しげな様子を見て
走ってきた。

チョロチョロとしながら向かってくる姿に、
一同また笑いが込み上げてくる。

🦎🎀「え、何?なんでみんな笑ってるの?」

ピョンピョン跳ねる城主。
隣りにいるリアンと顔を合わせて首を傾げている。

楽しげな武将たちと、不思議そうな城主たち。

中庭には、暖かな風が優しく吹いていた。


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