闘争心が無いとダメだ、こりゃと悟ったあの日
みゆです。
今日は中学時代の部活の思い出話をしたいと思います。
私は中学時代は卓球をしていました。今でこそ卓球は注目されるスポーツになりましたが、私達の時代はちょっと暗いスポーツと思われがちでした。ボーリング場などで卓球するの、ものすごく楽しいのにね。
部活、どうしよう・・・
中学校に入学すると。なるべく部活動に入りなさい!と先生からお達しが来ました。部活をしていると、多少は内申も良くなるものなので何か入ろう~とは思いました。
でも。いざ何にしようか考えると難しいものです。だって、私は音楽は苦手だし、運動はもっと苦手だし。好きな事は本を読んだり、文章を書いたり、お裁縫したりとかだったので。
部活の説明会に参加してもピンとくるものが無く、どうしようかと考えあぐねていました。すると、小学校の時仲の良かったAちゃんが「何か楽そうな運動部に入ろう」と言ってきました。私も了承したものの、楽そうな運動部とは?そもそもそんな都合のいいものがあるの?と考え込んでしまいました。
翌日Aちゃんが「卓球とかどうー?」とクラスに訪ねてきました。そこで、放課後卓球部に見学に行ってみました。
部室に行ってみると、入部希望者がたくさんいます。先輩達が打っているのを見ていると、なんだか楽しそうです。おまけに優しそうだし。少し打たせてもらったり楽しい時間を過ごしました。Aちゃんと帰りながら、入部する方向で話は決まりました。
とりあえず決めたものの
いざ入部すると、1年生の仲間がたくさんいました。同じクラスの子も何人かいます。3年生の先輩や2年生の先輩よりも人数が多い新入部員。先輩達もびっくりした事でしょう。
もちろん初めは球拾いに体力作りなのですが、球拾いだけでも結構な重労働です。おまけにコツがあるんですよね。2年生はそこの所が分かっているので球拾いもスピーディでうまい!なのに1年生は要領がつかめずもたもた・・・。そして、きっちり球を拾っていないと後が大変なんです。球の数をちゃんと数えていて、部活が終わった後に数が合わないと探さないといけないんですよ。潰れた数もカウントしたり大変だった事を今思い出す始末。
体力作りも、運動が苦手な私にはそれはそれは地獄のような日々です。腹筋、腕立て、空気椅子などなど。外のランニングに雨が降ればサーキットトレーニング、階段を駆けて上り下り。そして当然のごとく素振り。体力がつくまで1学期の間位は本当に毎日クタクタでした。勉強もしなくちゃいけないのに、そんな気力まるで無くて辛い日々でした。そして、私を誘ってきたAちゃんは長くしないで部活からフェードアウトしてしまうというオチ。それでも友達もできてきて何とか続けていました。
「1年生、ちょっと来てー!」
そんな中、初めての洗礼がやってくるのです。そう、2年生による1年生への「説教タイム」が。
「1年生、ちょっと来て―!」から始まる、あれ。
1年生の態度が悪いだの、なんか色々言われましたけど。ちょっと怖いんですけど。2年生なんて6人位しかいないくせにさ。顔は神妙な反省してる風な表情を浮かべて全然関係のない事を思っていましたっけ。そのうち部活に慣れる頃には説教タイムが始まりそうな時は分かる様になっていきました。球拾いしながら、「あー、今日あたりあるかな」と思うと案の定。
いつぞやは、私が学校の帰りに家の近所の自動販売機でジュースを買っていた所を目撃されて説教。他に学校帰りに買い食いした事ある子も一緒にね。もう、あの時ばかりは本当に馬鹿じゃないかと思いました。おまけに罰としてとてもキツイ筋トレメニューもこなさなければならなかったし。
試合の楽しみ
時々は試合があったりするので、その時は応援です。練習しなくていいので試合の応援に行くのは楽しかったです。先輩が試合をしていると応援をするのですが、色々決まった掛け声があってたまに間違えそうになってしまったり。そして、ちゃんと気合入れて応援しないと2年生のチェックが入るのでこちらも必死です。
試合の時の楽しみは男子の試合を横目で見ながら、かっこいい子を探す事です。友達とこそこそと「あの人かっこいいよねー^^」などと探すのが楽しかった思い出。結局イケメン探しは引退するまでやっていました。同い年のお気に入りの人は、高校に入った時にその子と同じ中学の子に卒業アルバムを見せてもらったりして。
致命的な性質
そんなこんなで夏休みが来て中体連が終わり、3年生は引退して新体制が始まりました。
ようやく私達1年生もラケットやユニフォームを買うお許しが出ました。そして、やっと打つ練習もできるようになりました。けれど、私は運動苦手なんですよね。だから、なかなか上達が遅かったです。おまけに私はその頃闘争心がまるで無かったのです。
スポーツをするのに闘争心が無いというのは致命的です。負けん気もないし、ただそこそこうまく打てるようになっていっただけの日々が続いていきます。私達の学年は人数が多かったのでみんながレギュラーになれる訳ではありません。本気で部活をがんばっている人はレギュラーを取ろうと真剣にやっていました。でも、私達はほどほどに楽しく続けている感じでした。もちろん、先輩の前では一生懸命やっていましたよ。
大きな試合には出られませんが、小さな試合には出たりしていました。私達の学校はそこそこ強かったので、私も出ると1~2回は勝てるんです。でも闘争心・負けん気が無いので、それ以上は勝てません。その時につくづくタイトル通りに「闘争心が無いとダメだこりゃ(>_<)」と悟ったものです。
2年生になったけど
2年生になり、夏休みにはまた中体連が始まり応援に行きました。大きなバスに揺られて楽しかった思い出。ほんと、私達応援部隊は遠足気分でお気楽なものです。
中体連も終わると、先輩も引退します。目の上のタンコブの先輩がいなくなり、いよいよ私達の時代です!といっても大して変わる事も無く、お気楽に練習しておしゃべりして楽しい日々です。
そうそう、後輩も入ってきましたが今度は人数が少なかったですね。それに加えて私達の学年は平和な感じだったので、説教もほぼなくて和気あいあいと練習に励んでいました。
大きな試合もありましたが、やはり出る事も無く。小さな試合は出ましたが、相変わらず1~2回勝って。今思うと、もう少し闘争心を出しても良かったのかなと思いますが、その頃はそんな事微塵も思いませんでした。
もうすぐ引退
平和なまま3年生になりました。あと少しで引退だなぁと多少は感傷に浸ってもみましたが、でも勉強も忙しいし成績も気になるしで。
そんなこんなで1学期も終わって、最後の中体連です。やっぱり最後も応援でしたけど。だから、中体連が終わって引退!となっても特別寂しくもならず淡々としていました。それでも、いざ引退となるとする事が無いんです。じゃあ勉強するかといえば、そんな気にもなれず。今まで、毎日部活に行っていたのに急に時間ができるんだから。少しずつそんな状況にも慣れていき、受験生なので勉強もせざるを得なくなりあっという間に卒業の日を迎えるのでした。
でも、部活に入って良かった
こうやって改めて文章にしてみると、思い出として強く残っているのは先輩の事と初めのうちの練習がきつかった事です。あとは部活の仲間との楽しかった思い出。
少し後悔があるとすると。やっぱり、やるからには闘争心と向上心と負けん気を出せば良かったなと思います。今の私なら、社会に揉まれて多少はそういう気持ちも出てきたのに。大きな試合も出てみたかったなと今なら思います。
ひょんなことから始めた卓球でしたけど、やって良かったと思います。
今も付き合いのある友達
体力の基礎がついた
足が速くなった(足だけは速いんです。他はダメだけど。)
先輩への気遣いと根性がついた
ボーリング場などでの卓球が楽しい(本気になり過ぎるけれども。)
などなどいい事もありましたから。これを書いていたら卓球したくなっちゃいました。誰か行ってくれる人いないかなー。
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