見出し画像

今日のピックアップ|2026.08.31

収集した記事の中から取り上げた、今日のピックアップです。


⬛️ OpenAI が Cursor へのモデル提供を打ち切りへ、背景には Musk 陣営との対立

Musk calls OpenAI bosses ‘untrustworthy assholes’

OpenAI の公式発表によると、コーディングツール「Cursor」への自社モデル提供を打ち切ることが決まり、"proposed shutoff date" は 11 月 12 日と報じられていました。

背景にあるのは、SpaceX による Cursor の開発元 Anysphere の買収です。

買収額は 600 億ドル規模で、8 月 14 日に完了したばかりとのことです。

OpenAI は「SpaceX が利用規約を守ってくれるか確信が持てない」とし、これまでの Musk 系企業との契約トラブルを理由に挙げていました。

Cursor 側によると、OpenAI モデルが占める割合はユーザートラフィックの約 5% とのことで、実務への影響は限定的という見方もあるようです。

この発表を受けて Musk は X で OpenAI の Altman・Brockman 両氏を痛烈に非難し、これまでの非営利団体をめぐる対立が改めて表面化した形です。

一方で Anthropic はこの騒動を受けて Cursor 向けの計算資源を増強すると発表しており、AI 業界の主導権争いが思わぬところで動いているのを感じました。

契約 1 つの解除が、これだけ業界の勢力図に波及するというのが興味深かったです。


⬛️ 電池なしで光る、学生が作った NFC 名刺の完成度がすごい

NFC Energy-Harvesting PCB Business Card with an MCU

Hacker News で紹介されていたこの記事は、学生が KiCad の練習として始めたはずが、電池なしでスマホにかざすだけで 21 個の LED がアニメーション点灯する名刺サイズの基板を完成させたという個人開発の記録です。

NFC の電磁誘導で得た電力をマイコン ATtiny816 の駆動にまで回すという仕組みで、限られた GPIO 数で多数の LED を制御する Charlieplexing という手法や、アンテナのコイル設計、電流のリップルを抑える回路設計まで、試行錯誤の過程が細かく書かれていました。

30 枚を JLCPCB に発注し、実際に人へ配れる名刺として仕上げたという点も含め、個人のものづくりがここまで到達できるのかと驚かされました。

「ハードウェアは難しい」という一言に、地道な検証の積み重ねが滲み出ているように感じました。






サイトマップはこちらから ↓