Yahoo!ニュースの問題点(⚠️TW:性暴力)

⚠️本記事のメインテーマはYahoo!ニュースの問題点についてですが、とりあげているニュースが性暴力に関するものです。


旧Twitterで、Yahoo!ニュースの「東日本大震災では「性暴力」被害が各地で。「隙があったのが悪い」「自分のせい」と片付ける日本の風潮をどこまで変えられるか」という記事を見かけた。わたしはYahoo!ニュースにはさまざまな問題点――たとえば、コメント欄がヘイトスピーチであふれているのに放置している、元記事へのリンクが貼られていないなど――があると思っているので、気になるニュースがYahoo!ニュースにあっても、基本的には必ず見出しで検索して元媒体で読むようにしているし、Yahoo!ニュースをSNSに共有しないようにしている(Yahoo!ニュースに限らず、わたしは日本のニュースアグリゲーター全般をそもそも利用しないようにしている。それらは二次媒体に過ぎないのに、一次媒体であるかのように受容しているユーザーの問題でもあるという話もあるのだけれど、今回はそこには踏み込まない)。
Yahoo!ニュースの問題点として元記事へのリンクを貼っていないという点を挙げているわたし自身が、上記の記事へのリンクを貼っていないのは、上記のYahoo!ニュース記事を見てほしくないからだ。

なぜ見てほしくないかというと、もちろん上述したようにYahoo!ニュース自体に問題があると思っているからというのもあるけれど、今回はとくに酷かったことがある。なお、わたしはYahoo!ニュースに詳しくはないので、これから書くような問題はこれまでもさんざん存在していた、というより、Yahoo!ニュースでは日常茶飯事なのかもしれない。その場合はご指摘いただけると助かります。

まず、Yahoo!ニュースで紹介されてるニュースの元記事が有料記事の場合、Yahoo!ニュース側では「なんの注釈もなしに無料で読める部分だけ引っ張ってきて一つのニュースとして載せている」という問題がそもそもあるわけだけれど、今回の上記の記事は、なんと「元記事が無料ですべて読めるにもかかわらず、なんの注釈もなしに前半しか載せていない」状態だった。
さらに、その前半に含まれているはずのグラフも省略していて、そのうえ、そもそも見出しが元記事と異なっていた(前半しか引っ張ってきていないからオリジナルで見出しを用意したのだとYahoo!側は反論するかもしれないけれど、そもそもなんの注釈もなしに前半だけ引っ張ってきていることそれ自体が問題なので、その反論は意味をなさない)。
また、記事の日付も異なっていた……。Yahoo!ニュース側では上記の記事は2026年4月11日となっているけれど、元記事は2026年3月26日だ。

おかげで、今回は元記事にたどり着くまでに時間がかかってしまった。
これまでもYahoo!ニュース側の見出しで検索してすぐに見つからないものはあって、あきらめてしまうことがほとんどだったのだけど、今回と同じようなパターンだった可能性がある。「Yahoo!ニュースってただの二次媒体でしょ」といわれるのがいやで、改変してオリジナルの仕事をしたとでも思いたかったのだろうか。二次媒体とはいえ、「ニュース」を名乗る以上はこのような事実誤認を招くような雑なことは決してしてほしくないと思う。こたつ記事作成や孫引き未満の非常にあくどい行為だと思う。

長くなってしまったけれど、元記事の見出しとリンクを貼ります。

媒体:Harper's BAZAAR
見出し:日本における性暴力の現状と課題——SRHRの視点から考える
ライター:MANABI ITO
公開日:2026年3月26日
リンク:
https://www.harpersbazaar.com/jp/lifestyle/womens-life/a70840932/srhr-mybody-mychoice-03-260326-hbr/

※元記事へは以下の流れでたどりついた。
1. Yahoo!ニュース側の見出しでGoogle検索してもまったくヒットしないので、Harper's BAZAARのサイト内検索を使用。
2. 「性暴力」「東日本大震災」といったキーワードで検索しても、Yahoo!ニュース側の見出しと一致して、かつ4月11日公開の記事が出てこない。
3. ただ、どちらのキーワードで検索した場合も性暴力に関する同一の、かつ最近発表された記事が出てくるので、気になって中を見て、Yahoo!ニュースと比較。Yahoo!ニュースがHarper's BAZAARの元記事の前半だけ(グラフを省略して)引っ張っていることが判明。

いいなと思ったら応援しよう!

時折みぞれ / Sleet Sometimes 🏳️‍⚧️ ご支援いただけますと大変助かります。生活費にあてさせていただきます。