筑波小受験、わが家はこう準備しました|家庭学習・願書・親作文の記録
フルタイムで働きながら、二次考査・三次抽選まで進んだ母の記録
最終改訂:2026年9月10日
この記事は、筑波小の受験に向けて、わが家が何を、どの順番で準備したかをまとめた本文版です(印刷教材は含まれておりません)。
二次考査に対する対策のため、子どもに出す問題、保護者用の解答・解説、アンケート(親作文)の作成方法についても具体的に参考にしたいという方には、本記事を含む6,980円の「記事と印刷教材付き」があります。
*本文が重なるため、両方を購入する必要はありません。
はじめに
こんにちは。読んでくださってありがとうございます。
わが家が小学校受験の塾に入ったのは、年長になってからでした。フルタイムで仕事をしながらの準備は、正直、忙しかったです。
それでも、子どもの成長をすぐそばで見ながら、一緒に取り組んだ時間は、私にとってかけがえのないものでした。大変だったことと、大切な時間だったこと。その両方が、今も残っています。
わが家は二次考査を通過し、最後の三次抽選で受験を終えました。このnoteには、受験した親として経験したこと、準備の中で考えたことをまとめています。
まず、筑波大学附属小学校がどのような学校で、受験がどのように進むのかを整理します。そのうえで、学校を知るために見ていたこと、家庭での取り組み、親作文、当日の準備へと順にお話しします。
これから受験を考える方が、ご自身の家庭では何を準備するかを考える材料になればうれしいです。
☆改訂のお知らせ☆
家庭での準備や親作文の解説を加筆し、一部の記載を見直しました。ご購入済みの方は、追加料金なしで改訂版をお読みいただけます。
1|筑波大学附属小学校は、どのような学校か
受験の話に入る前に、まず学校の基本情報を押さえておきます。
筑波大学附属小学校は、東京都文京区にある、筑波大学の附属小学校です。学校の公式紹介では、次のように案内されています。
【学校名】筑波大学附属小学校
【所在地】東京都文京区大塚3-29-1
【創立】1873年(明治6年)
【主なアクセス】東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」から徒歩8分
【学級編成】各学年4学級。第1部〜第4部と呼ぶ
出典:学校紹介
https://www.elementary-s.tsukuba.ac.jp/about-us/outline/ / アクセス
https://www.elementary-s.tsukuba.ac.jp/access/
教育実践と研究を、ともに進める学校
筑波小は、子どもが学ぶ場であると同時に、教育の実践と研究開発を進める学校でもあります。現在の公式の校長挨拶では、筑波大学附属学校群のミッションに基づき、教育実践と研究開発に取り組んでいることが説明されています。
学校を知るときには、受験の難しさだけでなく、どのような考えのもとで授業や行事を行っているのかにも目を向けたいと思います。
2027年度の募集案内でも、初等教育に関する実験・実証的な研究を使命とし、児童の個性と心身の発達を踏まえた教育を行うと説明されています。中学校受験のための特別な準備をする学校ではないことも、案内に明記されています。
出典:校長挨拶
https://www.elementary-s.tsukuba.ac.jp/about-us/greeting/ / 2027年度入学児童募集案内
https://www.elementary-s.tsukuba.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2026/08/r9nyuugakujidoubosyukoujihp.pdf
教育の中で大切にしていること
学校が掲げる教育目標には、人間としての自覚を深めること、文化を受け継ぎ創造・開発すること、国民としての自覚をもつこと、健康で活動力のある子どもを育むことがあります。
教科の指導では、自分で考えて工夫すること、主体的に学ぶこと、他者と協力して学習すること、基礎的な学習内容を身につけることなどを重視するとしています。健康で安全な生活に必要な習慣や態度を育てることも挙げられています。
学校を見るときには、学習面だけでなく、友達とどう学ぶか、日常生活や身体を使う活動をどう大切にしているかまで目を向けたいと思います。
出典:教育目標・本校の特色
https://www.elementary-s.tsukuba.ac.jp/about-us/objectives-features/
教室の外にも広がる学び
公式の行事紹介には、清里合宿、雪の生活、富浦合宿などの宿泊行事や、保谷田園教場での栽培・収穫体験が掲載されています。学校は、共同生活を通じて協力することの大切さなどを学ぶ機会として、宿泊行事を説明しています。
どんな学校生活を送る場所なのかを知ることは、受験先を考える土台になります。ただし、教育方針や行事から、そのまま入学考査の出題や採点基準が分かるわけではありません。
出典:行事
https://www.elementary-s.tsukuba.ac.jp/schoollife/events/
学校の姿を押さえたところで、次に入学までの選考の流れを見ていきます。
2|受験の流れと、2027年度の募集情報
最初に、選考の全体像をつかむ
2026年9月1日付の学校公式「令和9年度 入学児童募集」では、選考は次の3段階です。
【第一次選考】抽選
【第二次選考】検査(この記事では「考査」とも表記します)
【第三次選考】抽選
最初の抽選を通過した後に考査があり、その後にも抽選がある、という流れです。わが家も二次考査を通過した後、最後の抽選まで進みました。
2027年度の募集人員・応募資格・日程
ここからの学校情報は、2027年4月入学に向けた募集案内の整理です。日程はすべて2026年中のものです。2026年9月1日付の学校公式募集案内を、2026年9月10日に照合しています。手続きの際は、その後の変更も含め、最新の募集要項・配付資料を確認してください。
募集人員は男女合わせて約128名で、男女はほぼ同数です。対象の生年月日は2020年4月2日から2021年4月1日までです。居住要件は、2026年10月13日時点で東京都23区・西東京市・埼玉県和光市のいずれかに保護者と同居し、入学後もこの地域内に生活の本拠を置き、家族と共に生活できることです。受験目的の一時的な住所変更は認められていません。
【児童募集要項のWeb購入】10月5日6:00〜10月16日23:59。1部2,000円
【第一次選考Web出願】10月13日〜10月16日
【第一次選考受験票印刷】11月5日〜11月10日
【第一次選考・抽選】11月7日
【第二次選考受付(持参)】11月19日
【第二次選考日程表配付】11月26日
【第二次選考・検査】12月13日〜12月15日
【第二次選考発表】12月16日
【第三次選考・抽選】12月17日
【入学候補者発表】12月18日
募集要項の購入と出願は、別の手続きです。また、第二次の検査期間が3日間あっても、一人ひとりの集合日や時刻は、この表だけでは分かりません。
身体の障がいなどにより、選考や入学後の修学に特別な配慮を必要とする場合は、出願前にあらかじめ学校へ申し出るよう案内されています。就学相談期間は9月7日〜9月18日、土日・祝日を除く9:00〜16:00です。
入学試験等に関する一般の電話問い合わせは受け付けない旨が記載されています。就学相談については上記の案内に従ってください。また、感染症対策などで内容が変更される場合には学校のWebサイトで案内されるため、出願時に改めて確認してください。
この公開募集案内には、第二次検査の具体的な集合時刻・持ち物・動線、親作文・保護者課題の当年度の実施有無や形式までは記載されていません。受付順や受験番号による有利不利、二次通過の判定基準についても、この資料では確認できません。後半の親作文や受付の章は、過去の準備・経験をもとにした解説としてお読みください。
公式の確認先:
筑波大学附属小学校「令和9年度 入学児童募集について」
https://www.elementary-s.tsukuba.ac.jp/news/2961/ / 募集案内PDF
https://www.elementary-s.tsukuba.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2026/08/r9nyuugakujidoubosyukoujihp.pdf
3|学校を知ったうえで、準備の全体像を整理する
学校の特徴と選考の流れが分かると、次に考えたいのは、家庭でどのような準備をしていくかです。
この記事では、わが家の準備を次の3つに分けてお伝えします。学校が定めた出題区分ではなく、経験を読みやすく整理するための分け方です。
【学校を理解する準備】
学校の案内や当時のメモをどう読み、志願理由につなげて考えたか
【家庭で続ける準備】
学習や工作、運動などにどう取り組み、生活の中に組み込んだか
【親自身が整える準備】
出願・受付への対応、親作文で考えていたこと、服装・持ち物など当日に向けた身支度
ここから先は、これらを実際の経験に沿って具体的にお話しします。
【この記事で読めること】
・通常週の学習量と、同じ教材を繰り返していた目的
・ちぎり、結び、工作をどう段階に分けたか
・運動や絵画で、教室の力をどう借りたか
・学校を知り、願書や親作文の材料を選ぶときの考え方
・アンケート(親作文)10場面で、何を確かめ、親としてどう動くか
・受付、服装、持ち物についてのわが家の経験
・二次考査から三次抽選までの記録
すでに教材をお持ちで、他の家庭が実際に何をしていたのか、親として何を考えたのかを詳しく読みたい方へ向けた記事です。
子どもに出す問題、保護者用の解答・解説、アンケート(親作文)の作成方法について参考にしたいという方には、本記事を含む6,980円の「記事と印刷教材付き」があります。
*本文が重なるため、両方を購入する必要はありません。
ここにあるのは、家庭の経験と当時の記録、その後に整理した解説です。学校の現在の制度は公式情報で照合し、当時塾で聞いた話、本人の経験、今回の編集例を分けて記載しています。
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