初めてZINEを買った日|「小さな声、小さな本」展|谷中
8/14(木)
今日の日記は特別に、丁寧に書こうと思う。
初めてZINEを買った日だから。
「小さな声、小さな本」展
朝、嬉しい気持ちで目を覚ましたのは、久しぶりだった。
唸るような暑い日に、わざわざ外へ出かけようと思える元気を、自分が持っていることが嬉しかった。
東京・ 谷中にあるカフェ、HAGISOで8月17日まで開催されていた「小さな声、小さな本」展。
「わたしがほしかったZINE」をテーマに、さまざまなZINEが集められ、展示販売されていた。
そこに、私の好きな湖畔booksさんの日記本も出品されると知ったとき、私はすぐにスケジュール帳を開き、いつ行こうか考えていた。
それは、小さな遠足の予定を立てるような、わくわくする時間だった。
ここで、湖畔booksさんとの出会いを少し語らせていただきます。
湖畔booksさんとの出会い
「湖畔books」を屋号に活動されている、湖畔えりさんのThreadsの投稿を見かけたのが、最初だったと思う。琵琶湖の写真が素敵だった。
写真に惹かれてnoteを開いた。noteを読んで、言葉に心をつかまれた。
特に、喫茶店のマスターの話が好き。
私もこんなマスターに出会ってみたいなあ、と思った。でも私は、本当に話すことが下手なので、会ってもうまく話せないだろうなあ、とも思った。でも、「喫茶店の常連」とか、いい響きで憧れるなあ、とも思った。
毎回、そんな風にいろいろな感情を連れてきてくれる文章と出会えることは、幸福だと思う。
そんな湖畔booksさんの日記本を手にするチャンスが訪れた。
それが今日。私は、会場へ向かった。
『水辺の止まり木』




会場に入ると、お目当ての日記本がすぐに目に飛び込んできた。残りは一冊だけ。急いで手に取り、見本を開いた。
数ページ読んだだけで、「私の日記とは、ぜんぜん違う」そう思った。
私も日記をつけてはいるけれど、その日にこなしたことを、ToDoリストにチェックをつけるように淡々と書き残しているだけだ。
その点、湖畔booksさんの日記は、その時の空気や温度まで閉じ込められていて、まるで別の人生を追体験しているような気持ちになった。
水辺が好きなことだけは、同じで、それが、なんだか嬉しかった。

『水辺の止まり木』のほかにも、休職から転職までの日々を綴った『薄明光線』、そして15年間の6月を切り取った『水無月15年日記』が並んでいた。
もちろん、3冊とも手に取る。


このイベントのあいさつ文には、「買うことは、書くことを応援することにもつながる」と書かれていた。その一文が、ずっと頭に残っている。
今回、私が手に取ったことにも、ほんの少しでも意味があれば嬉しい。
読み終わるのが惜しいので、一日のご褒美として、寝る前にゆっくり時間をかけて読んでいこうと思う。
次回、初めてZINEを作った日(?)
今日は、さまざまな個性あふれるZINEに出会い、初めてZINEを買った、大切な日になった。
ただの読者として行ったはずなのに、気づけば「自分も作ってみたい」と思っていた。文章を書くことも、写真を撮ることも好きだけれど、自信はない。けれど、今はただやってみたい。
これまで何かを創作するより、享受する側でいた私が、そう思ったことに驚いた。
次回、「初めてZINEを作った日(?)」
おまけ
帰り道に撮った一枚。
唸るような暑さだったからこそ、光がきらめいて見えた。
やっぱり、出かけてよかった。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
みなさまの今日がゆるやかで、やさしい1日になりますように。
