機能不全家族の親を哲学する⑦|自己中心的な親とは?
ちょっと聞いてもいい?
自分の気持ちや必要性を、
後回しにすることが当たり前になっていた?
「私はこうしたい」
「私が正しい」
親の欲求が、常に優先されていた。
子どもの気持ちは、二の次だった。
「嫌だ」と言っても、聞いてもらえなかった。「こうしたい」と言っても、無視された。
気づいたら、
自分のニーズを表現することを、やめていた。
機能不全家族育ちに、これほんとに多い。
なぜかというと、
親の欲求が、常に最優先だったから。
子どもの気持ちより、親の気持ちが大切。
子どもの必要性より、親の必要性が優先。
その環境で育った子どもは、
「自分のニーズは後回しでいい」ということを、体で学んでしまう。
それは、
あなたのニーズが重要じゃないからじゃない。ただ、そういう親のもとに生まれただけ。
🦉哲学的な問い、
自己中心的とは何だろう?
〜哲学者のカントはこう言った〜
「人を手段としてではなく、目的として扱え」
自己中心的な親は、子どもを、
自分の目的を達成するための手段として扱う。
子どもの気持ちや必要性は、
親の都合に合うときだけ、認められた。
〜哲学者のルソーはこう言った〜
「子どもは、小さな大人じゃない。子どもには
子ども固有の感じ方、考え方がある」
子どもは、親とは別の固有の存在。
でも、自己中心的な親には、
その「別の存在」が見えない。
自分の延長として、子どもを見る。
仏教では、
「我執(がしゅう)」という概念がある。
自分への執着。
自己中心的な親は、
この我執が強く自分の欲求を手放せない。
儒教では「仁(じん)」という徳がある。
他者への思いやり。
自己中心的な親には、
この「仁」が欠けている。
ここで問いを置かせてほしい。
「私は今も、自分のニーズを
後回しにし続けていないだろうか?」
そして、
「私のニーズは、本当は大切にされるべき
ものだったのだろうか?」
🦉「自分のニーズを後回しにする」は、
学習された習慣だった

自己中心的な親のもとで育った子どもは、
何を学ぶのか。
一言で言うと、
「自分のニーズは、後回しでいい」。
「嫌だ」と言っても無視される。
「こうしたい」と言っても却下される。
「助けてほしい」と言っても、親の都合が優先される。
それを繰り返すうちに、子どもは、「自分のニーズを言っても意味がない」と学ぶ。
そして黙るようになる。
自分のニーズを感じることすら、やめていく。
大人になった今、
「自分は何がしたいのか分からない」
「自分のニーズより、他者のニーズを優先してしまう」
そういう感覚があるとしたら、
それは子どもの頃に学んだ習慣が、
今も続いているからかもしれない。
心理学的に言うと、「セルフネグレクト(自己放棄)」という概念がある。
自分のニーズを無視し続けることで、
自分自身の存在を軽視するようになる状態。
自己中心的な親のもとで育った子どもは、
このセルフネグレクトが、
当たり前になっていることが多い。
スピリチュアルな視点で言うと、魂は、
自分のニーズを大切にすることで育つ。
自分のニーズを後回しにし続けることは、
魂の声を、ずっと無視し続けること。
仏教的に言うと、
「自利利他(じりりた)」という概念がある。
自分を利することと、他者を利することは、
本来、矛盾しない。
自分のニーズを大切にすることが、
他者を大切にする土台になる。
「自分のニーズを後回しにする」は、
生まれつきの性格じゃない。
学習された習慣。
だから、今から書き換えていける。
🦉今日、「自分のニーズ」を
一つだけ大切にする

🦉自分のニーズを大切にすることが、
本当の優しさの土台になる

最後に、1番伝えたいことを言うね。
自分のニーズを
後回しにし続けてきたあなたへ。
あなたのニーズは、大切にされるべきだった。今日から、大切にしていい。
「自分のニーズより他者のニーズ」
それが当たり前だった。
でも、自分のニーズを大切にすることは、
わがままじゃない。
自分を満たすことで、
初めて本当の意味で、他者に与えられる。
空っぽの状態では、
誰かに何かを与えることはできない。
〜哲学者のフロムはこう言った〜
「自分自身を愛することは、
他者を愛することの前提だ」 と。
自分のニーズを大切にすることは、
自分を愛すること。
そして、
自分を愛することが、他者を愛する力になる。
機能不全家族育ちで、
自分のニーズを後回しにしてきたあなたは、
他者のニーズへの感度が、誰より高い。
だからこそ、自分のニーズも大切にできるようになったとき、本物の優しさが生まれる。
歪んだ世界を見てきたからこそ、
本質が見えるようになった。
自己中心的な親を知っているからこそ、本当の意味での他者への思いやりがどういうものかを、誰より深く理解できる。
自分のニーズを大切にすることが、
本当の優しさの土台になる。
今日、
1つだけ自分のニーズを満たしてみよう。
🦉自分と向き合う3つのワーク

傷は地図になる。
歪みは、本質を見る目になる。
そしてあなたの人生は、
今日から、あなたのものになる。
ゆっくりでいい。
でも、確かに。
最後まで読んでくれて、
ありがとうございました⭐
誰かの「前を向くきっかけ」になればと
思いながら書いています。
一緒に、
自分の物語を取り戻していきましょうね😊
