【黒い私シリーズ】これから作る新たな黒歴史――文学フリマ大阪14に出展する&『誰かに伝えたいショートショートがあるんだ──1話1分のアンソロジー 第1集』を世に解き放つ!
文学フリマ大阪14に持っていく本。
『誰かに伝えたいショートショートがあるんだ──1話1分のアンソロジー 第1集』
まずは身近なことから、ちょっとづつ書き始めようと思いました。
私が、私を短く紹介したような本を持っていきます。
「1話1分」をコンセプトにしたアンソロジー。
その中に、私のちょっと恥ずかしい過去を掘り返した「黒い私」が6話入っています。
本日、宣伝を兼ねて、第7話目を書いてみました。
【黒い私シリーズ】第7話「黒い出展票」 作:MMPP.K
「ぜったいに誰にも話さないでね!」
少年は、真っ黒な出展票を差し出してきた。
表には小さく、
文学フリマ大阪14
インテックス大阪2号館
【な-10】
MMPP Publishing
と書かれている。
「……これ……なんでおまえが?」
恐る恐る受け取る。
裏返す。
そこには、見覚えのある文字が並んでいた。
『喫茶トキカサネ』
『誰かに伝えたいショート・ショートがあるんだ』
『田中ーOne-Cut-Storyー』
『短くて小さな物語』
そして、その下に。
『本人、51歳。中間管理職。4児のパパ。文学フリマ初出店。』
「おい……」
嫌な予感がした。
さらにページをめくる。
ポップ。
値札。
おしながき。
フリーペーパー。
名札。
ブース設営。
12:00~17:00。
「五時間も……?」
少年がニヤリと笑う。
「ここからが本番だよ」
出展票、胸ポケットにしまいこむ。
「……」
「…」
「……黒歴史に、立ち会ってください」

『誰かに伝えたいショートショートがあるんだ──1話1分のアンソロジー 第1集』
作:MMPP.K
A6/36ページ/500円
文学フリマ大阪14
2026年9月13日(日)
インテックス大阪2号館【な-10】
12:00~17:00
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