愛犬と移住して3年。「犬は幸せになる」と思っていた私が気づいた地方でのペットライフのリアル
「犬のためにも、地方へ行こう。」
移住を考え始めた頃、私たち夫婦が何度も話していた言葉です。
都会で暮らしていた頃の散歩は、人や車を避けながら歩く毎日。広い公園へ行くにも長時間移動する必要がある。車を持っていなかったこともあり、「もっと自由に走らせてあげられたらな」と思うことがよくありました。
だから地方移住を決めたときは、「きっと今より何倍も幸せになれる」と疑いませんでした。
実際に移住して3年。愛犬は毎日楽しそうに過ごしています。でも一方で、「これは移住前に知っておきたかった」と思うことも少なくありません。
今回は、地方で愛犬と暮らして感じたリアルを、良かったことも大変だったことも包み隠さずお話しします。
記事の後半では、私たちが実際に移住を経験して「移住前に知っておきたかった」と感じたポイントをまとめています!
ぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
毎日の散歩が特別な時間に
移住して一番変わったのは、散歩の時間です。
以前は住宅街を歩き、信号で止まり、人通りを気にしながらの散歩でした。
今は5分歩けば海がすぐそこの広い公園があり、都会に比べると人も少ないので、リードを長くして走らせることができます。
春には桜。
夏には青々とした田んぼ。
秋は紅葉。
冬は雪。
景色が毎日変わるので、散歩そのものが楽しみになりました。愛犬も、以前より生き生きと歩いているように感じます。
「今日はどの道を歩こうか。」
そんな小さな楽しみが、毎日の暮らしに増えました。
犬と過ごす時間が圧倒的に増えた

ぐっちゃぐちゃですが、ここは夫の布団で、愛犬が顎をのせているのは夫の枕です。笑 毎日こんな姿を見れるのが幸せでたまりません。
地方へ移住してから、働き方も少し変わりました。私は在宅ワークになり、愛犬と一緒に過ごす時間が以前とは比べものにならないほど増えました。
朝にゆっくりと散歩する日もあれば、春や秋の涼しい日なら、公園に人が少ないお昼の時間帯を狙ってのびのび散歩をしています。
休日も、「犬を留守番させて出かける」ではなく、「犬も一緒に楽しめる場所へ行こう」と考えることが増えました。
移住は生活を変えましたが、その変化の中で一番うれしかったのは、この時間だったのかもしれません。
「病院が少ない」という現実
自然豊かな暮らしには満足しています。
でも、困ることもあります。
その一つが動物病院です。
都会では選択肢がたくさんありました。口コミを見て病院を選ぶこともできました。一方、地方では近くに病院が一軒しかない地域も珍しくありません。
夜間診療がなかったり、専門的な検査が必要になると1時間以上かけて別の市まで行かないといけないこともあります。
元気なうちは気になりませんが、体調を崩したときに「近くに病院が少ない」という現実は、思っていた以上に大きな不安でした。
今は、車で40分程度の動物病院を利用しています。「夜間の急変があればいつでも来てください」と言ってくれる、とても優しい先生です。
移住前に地元の方から、「ここの動物病院がいいよ」と教えてもらえたので、とても助かりました。地方だと、ネットで検索してもHPがなかったり口コミが少なかったりで、どの動物病院がいいのかわからないので….。
動物を飼っている方が移住する場合は、ネット検索だけじゃなく、地元で動物を飼っている方に聞くのがおすすめです。
意外とドッグランも少ない!
「地方ならドッグランもたくさんあるんだろう。」
そう思っていました。
ところが実際は違いました。自然はたくさんあります。でも、整備されたドッグランは意外と少ないのです。
都会のほうが、カフェ併設のドッグランや室内施設など、選択肢は豊富でした。
もちろん自然の中を歩くだけでも十分楽しいのですが、「犬向け施設が多い」というイメージは少し違っていました。
ペット用品はネット通販が頼り
おやつやフード、おもちゃなど、必要なものがすぐ買えないこともあります。大型のペットショップまでは車で30〜40分。
「今日フードがなくなる!」
そんな日は少し焦ります。笑
今ではAmazonや楽天を活用して、早めに注文することが習慣になりました。地方暮らしでは、ネット通販は生活に欠かせない存在です。
自然が多いからこその苦労もある
自然が近い暮らしには、気を付けることもあります。
草むらにはノミやマダニ。
夏は蚊も多く、たまにヘビに出会うこともあります。
散歩の後は、足や体を前よりもしっかりとチェックするのが日課です。
「自然=快適」だけではないことを実感しています。
それでも、私は移住して良かったと思う
地方移住は、犬にとって天国。
そう言い切ることはできません。
病院のこと。買い物のこと。虫対策。
都会より不便に感じる場面もあります。
それでも、朝日を浴びながら海沿いを歩く愛犬の姿を見るたびに、「この暮らしを選んで良かった」と思います。
季節の匂いを感じながら歩く姿。
思い切り走っている姿。
穏やかな寝顔。
そんな何気ない毎日が、私たち家族にとって一番の幸せです。
地方移住は、犬との暮らしを劇的に便利にするわけではありません。でも、一緒に過ごす時間や心のゆとりは、確かに増えました。
もし今、「愛犬のために移住したい」と考えている方がいるなら、自然の豊かさだけでなく、不便さも含めて知ったうえで選んでほしいと思います。
そのほうが、きっと移住後のギャップも少なく、愛犬との新しい暮らしを心から楽しめるはずです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
ここからは、私たちが実際に移住を経験して「移住前に知っておきたかった」と感じたポイントをまとめました。
ネットではあまり紹介されない、犬との地方暮らしで役立つ実践的な内容なので、ぜひ役立てもらえると嬉しいです。
犬との地方暮らしで役立つ6つのポイント
ここからお伝えする内容は、以下の6つです。
①犬連れで移住先を選ぶときに必ず確認したい10項目
②「ペット可物件」で見落としがちなチェックポイント
③動物病院を選ぶときに確認しておくべきこと
④ドッグランや散歩コースの探し方
⑤地方ならではの虫・暑さ・雪への備え
⑥実際に「準備しておいて良かった」と思った犬用品リスト
これから愛犬との移住を考えている方が、後悔のない準備を進められるよう、実体験をもとにまとめました。少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
犬連れで移住先を選ぶときに必ず確認したい10項目
実際に移住してから「これ、先に調べておけばよかった」と感じたポイントを10個にまとめました。これから移住先を検討する方は、ぜひ候補地を比較するときのチェックリストとして使ってみてください。
車で30分以内に動物病院があるか
夜間や急変時に頼れる病院の有無は、安心して暮らせるかどうかを大きく左右します。夜間・休日対応の病院が近隣にあるか
地方の場合、近隣にないことが多いと思います。どこまで遠征する必要があるかも調べておくと安心です。ペット用品を買えるお店がどのくらいの距離にあるか
大型店だけでなく、ホームセンターのペットコーナーや近所のスーパーなどに並んでいる商品も確認しておきましょう。散歩できる公園や河川敷、海沿いなどのルートがあるか
実際に現地に行って確認するのが一番ですが、まずはGoogleマップの航空写真で事前にあたりをつけておくのがおすすめです。ドッグラン・室内施設の有無
地方は意外と少ないので、近隣市町村まで範囲を広げて探す必要があります。冬場の積雪量と道路の凍結状況
雪国の場合、散歩用の防寒具や足回りの装備が必須になります。草むらや藪が多いエリアかどうか
ノミ・マダニ・蛇など、自然が多い分のリスクも把握しておきましょう。トリミングサロンの有無と予約の取りやすさ
地方は1〜2店舗しかないことも多く、繁忙期は予約が取りづらい場合があります。ホームページからのネット予約に対応していない店舗も多いので、電話で問い合わせるのがおすすめです。ペット可の賃貸・分譲物件の供給量
エリアによっては選択肢が極端に少ないこともあるため、早めの情報収集が大切です。地域の犬の飼育文化(放し飼いの有無、野犬情報など)
地域によって犬に対する価値観や習慣が異なるため、事前に地元の方に聞いておくと安心です。
「ペット可物件」で見落としがちなチェックポイント(賃貸に住む場合)
賃貸物件で「ペット可」と書かれていても、実際に住んでみないとわからない落とし穴がいくつかあります。
頭数・体高の制限
「ペット可」でも、小型犬1匹までという条件がついていることがあります。多頭飼いを考えている場合は、契約前に必ず確認しましょう。
床材やフローリングの傷みやすさ
爪で傷がつきやすい床材だと、退去時の修繕費が高額になるケースがあります。ペット対応のクッションフロアかどうかを確認し、必要であればペット用マットなどを用意しましょう。
庭やウッドデッキの有無と方角
庭付き物件は地方移住の大きな魅力ですが、日当たりや風通しが悪いと夏場の熱中症リスクが上がります。実際に現地で、日照時間や日当たりなどを確認しておくと安心です。
近隣との距離・鳴き声への配慮
都会より住宅が密集していない分、逆に「お隣がかなり離れている=声が響きやすい」というケースもあります。
退去時の原状回復費用の取り決め
これは都会でも同じですが…
ペット可物件は、退去時のクリーニング費用が通常より高く設定されていることが多いです。契約書の特約事項は必ず事前に確認しましょう。
動物病院を選ぶときに確認しておくべきこと
私たちが実際に病院を探すなかで、「ここは聞いておいてよかった」と感じた確認項目です。
夜間・休日の急患対応をしているか
地方では夜間対応の病院自体が少ないため、最優先で確認すべき項目です。私たちは、初めて受診したときに先生に直接確認しました。専門的な検査(CT・MRIなど)に対応しているか
対応していない場合、紹介先の病院までの距離も把握しておきましょう。往診やオンライン相談に対応しているか
通院が難しい高齢犬がいる場合は特に重要なポイントです。口コミだけでなく地元の人に直接聞く
地方の病院はホームページや口コミが少ないため、近所で犬を飼っている方や、移住者コミュニティから情報を集めるのが一番確実です。トリマーや看護師の対応・院内の雰囲気
1〜2回足を運んで様子を見ておくと、いざというときに安心して任せられます。ペット保険の対応可否
今はほとんどの動物病院で対応していますが、病院によっては窓口精算に対応していない場合もあります。加入している保険会社のサイト、または病院に直接問い合わせて確認しておきましょう。
ドッグランや散歩コースの探し方
地方は自然が多い反面、整備されたドッグランは都会より少ないのが実情です。だからこそ、入居前にいくつかの方法で情報を集めておくのがおすすめです。
Googleマップの航空写真で公園・河川敷・海岸線を確認する
現地に行かなくても、緑地や開けた場所のあたりをつけることができます。ただ、やっぱり地元の方に聞くのが一番おすすめです。自治体の公式サイトで「ドッグラン」「公園マップ」を検索する
小規模なドッグランは個人サイトには載らず、自治体のページにしか情報がないこともあります。もしくは、トリミングサロンや動物病院にある張り紙で紹介されていることもあるので、確認してみてください。SNSで地名+「犬」「散歩」と検索する
Instagramなどで地元の飼い主が投稿している散歩コースは、実際の使い勝手がわかる貴重な情報源です。隣接する市町村まで範囲を広げて探す
住んでいる自治体にドッグランがなくても、車で30分圏内まで広げると選択肢が増えることがあります。季節ごとに歩けるコースを複数持っておく
雪の多い地域は冬に通れなくなる道もあるため、夏用・冬用のルートを分けて把握しておくと安心です。
地方ならではの虫・暑さ・雪への備え
自然が近い暮らしは魅力的ですが、季節ごとの備えは都会以上にしっかりしておく必要があります。
虫対策(ノミ・マダニ・蚊)
草むらを歩いた後は、足や体をしっかりチェックする習慣をつけましょう。ノミ・マダニ予防薬やフィラリア予防薬は、地域によって投与期間が異なるので、その地域の獣医師に相談するのがおすすめです。
私の場合、神戸では通年でしたが、移住後は冬の投与はありませんでした。
雪・寒さ対策
積雪地域では、肉球の保護クリームや犬用ブーツ、防寒着が必須になります。私はまだ犬用の靴は買っていないのですが、夏の暑さと冬の寒さを考えると、「やっぱり必要かな。」と思って購入を検討しているところです。
実際に「準備しておいて良かった」と思った犬用品リスト
移住してから「これがあって本当に助かった」と感じたアイテムをまとめました。
犬用タオル・速乾マイクロファイバー
雨や雪の日の散歩後、足や体をすぐに拭けるものを玄関と車の中に常備しています。冷感マット・冷感ウェア
夏の室内・車内の暑さ対策に重宝しています。防寒着
雪の多い地域では、冬の散歩のときに欠かせません。腹巻きも使ってます。笑常備フード・おやつのストック(1ヶ月分〜)
近くにお店がない地域では、切らさないための余裕が安心につながります。携帯用の水・折りたたみボウル
自然の中を歩く機会が増えた分、こまめな水分補給がしやすいよう持ち歩いています。
移住前にすべてを完璧に準備するのは難しいかもしれません。それでも、こうしたポイントを知っているだけで、移住後の「こんなはずじゃなかった」を減らすことができます。
愛犬との新しい暮らしが、少しでも安心してスタートできるきっかけになれば嬉しいです。
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mochan
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愛犬のおやつを増やします🦴