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『【ミカクテイ事件の観測者】わからんけど、気づいたら脳内ドラえもんで着地してた話』※微ネタバレ


今回紹介するのは『ミカクテイ事件の観測者』。SNSのタイムラインを読み解きながら、事件の真相に迫っていく推理アドベンチャーです。


プレイ前の期待感

照らし合わせながら答えを埋めていくタイプの推理ゲーム、ギルド探求団へようこそ!をやってから結構最近ハマってるんです。その流れで手に取りました。

そんな軽い気持ちで始めたんですが、タイトルの「ミカクテイ事件の観測者」の「未確定」ってなんのことだろう、というのだけは、プレイ前からずっと気になってました。あと単純に、女の子のキャラが可愛い。

犯人が未確定ってことなのかな、くらいに最初は思ってました。でも多分そういう話じゃないんですよね……多分。プレイし終えた今でも、「未確定」の意味を人に説明しろと言われたら、ちゃんと言葉にできる自信はないです(笑)ただ、なんとなく「まだ何も決まっていない状態」っていうのが、このゲームの中ではすごく重要な意味を持ってそうだな、というのは、プレイしていく中でじわじわ感じてました。うまく言えないんですけど。

たぶんこれ、シミュレーション仮説とかシュレーディンガーの猫の話が出てくるあたりと関係あるんだと思います。このあたりの気づきは、後半でもう少し詳しく書きます。

プレイ中のドタバタ劇

前半はチュートリアルの延長みたいな感じで、そこまで難しくはなかったです。ただ後半に入ってからは、正直「情報を追いきれてるのか怪しい」状態で進めてました。小玉竜治の現行アカウントがどれなのか全然わからなくて、最終的にほぼ総当たりで突破しました。推理というより力技です(笑)

物語が進むにつれて「シミュレーション仮説」というワードが出てきた瞬間、「あ、これ系か」って身構えました。AIソムニウムファイルニルヴァーナイニシアチブでも似たようなワード出てきたな……って、変なところで既視感を覚えてました(笑)そういえばダンガンロンパV3も、スターオーシャン3も、こんな感じだった気がします。シミュレーション仮説、もはやゲームあるあるのひとつなのかもしれません。

そして終盤、にゃすてりあの正体を暴くパートでは、可能性として6パターンくらい当てはめていく展開がありました。この作業自体はなんとかこなせたんですが、問題はその後です。そこから先の話がまた一段と難しくて、正直言うと理解が追いつかなくなりました。 「やばい、話難しすぎて理解できない」って独り言を言いながらプレイしてたと思います(笑)

心に残ったポイント

理解が追いつかなかったと言いつつも、なんか変な感覚だけはずっと残ってます。

「観測するまでは色んな可能性が同時にある」ってやつ、シュレーディンガーの猫の話らしいんですけど、正直理屈は半分もわかってません(笑)でも「誰かが『これだ』って決めた瞬間に、それが本当になる」っていう感覚だけは、なぜかすごく腑に落ちました。犯人も、キャラの正体も、決まってなかったんじゃなくて、決まるまでは全部同時にあり得た、みたいな。うまく言えないですけど。

ここで頑張って頭の中を整理してみたんですけど……「ミカクテイ事件」ってタイトル、犯人が未確定ってだけじゃなくて、そもそも世界の全部が観測されるまで未確定だった、っていう意味なのかもしれません。……どうですか、ちょっと知的っぽいこと言えました?(笑)多分合ってないと思うので、ちゃんとした考察は詳しい方の記事を参考にしてください。あくまで理解が追いついてない主婦の妄想です。

あまりにモヤモヤしたので、頭の中の「わからない」を整理したくてAIに聞いてみたんです。そしたら、「観測する前は善人か悪人かわからない状態で、プレイヤーが『こいつが犯人だ』って決めた瞬間にその人の運命が確定する」「SNSで『こいつ怪しくない?』って決めつけて追い詰めるのと同じ構造」って、なんかめちゃくちゃそれっぽい答えが返ってきました。

……あの、正直に言います。AIの説明を読んで「なるほど〜」とはなったんですが、自分の頭で理解できたかと言われると、多分できてません(笑)でも、これを読んでから、主人公が<アクマ>だってたどり着いた相手が、主人公自身がそう決めつけたことで本当に<アクマ>になっちゃう場面を思い出して、ゾワッとしました。ゲームの中の話のはずなのに、急に現実に刺さってくる感じがしました。

にゃすてりあの正体が明らかになるラストも、ただの犯人当てとは違う重さがありました。ある重大な事実を「なかったこと」にしなきゃいけない、っていう展開で、最後まで頭フル回転させられたんですけど、オカルトとか不確定な感じが好きな人には、絶対刺さる終わり方だと思います。

まとめ

推理そのものというより、物語の内容自体が正直難しめで、私のように「よくわからん。わかるけどわからん」を連発しながらプレイするタイプの人もいると思います(笑) それでも、認識と現実の関係を扱うテーマ性や、最後まで気を抜かせない展開は、しっかり心に残りました。全部理解できなくても、その「わからなさ」ごと楽しめる作品だったと思います。

全部わからなくても最後まで楽しめるタイプの人はもちろん、オカルトや量子力学系の話が好き、という人には特におすすめしたい一作です。プレイ時間の目安は9.5時間ほどでした。

余談ですが、この記事を書きながら、なぜかドラえもんの「鉄人兵団」を思い出してました。よく考えたら、目の前にいた存在が「なかったこと」になって消えていく、っていうあの映画のテーマ、今回のラストと近いのかもしれません。認識がどうとか、そういう小難しい話をしてたはずなのに、最終的に脳が導き出した連想がドラえもんっていう。我ながらどういう思考回路してるんでしょうか(笑)


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