パパ、これマジで知っとかないとマズい!──産後“ガルガル期”の正体
##はじめに
「どうして、こんなにイライラしてるの?」
「なんで、そんなに怒ってるの?」
出産後のパートナーに対して、そんな疑問を抱いたことがある方は少なくないと思います。
かくいうわたしも、その一人でした。
赤ちゃんが生まれて、幸せなはずの日々。
なのに、笑顔の代わりに飛んできたのは怒声やため息。
まるで急に人が変わったかのような態度に戸惑い、
どう接していいか分からず、どんどん夫婦の距離が開いていった――。
実際、わたしも一時は夫婦仲が悪く、
本気で離婚を考えたこともありました。
(今も理解できない言動は多数ありますが、
何とかアンガーマネジメントに助けられてます💦)
そんなとき、子育てサロンを運営されているある女性と出会い、
「ホルモンバランスの影響って、出産後すぐだけじゃないんですよ」
という話を聞いたのです。
妊娠・出産によって変化したホルモンバランスは、
少なからず子どもが3歳になるまでは影響が続くのだと。
それを聞いて、ようやく点と点がつながり始めました。
この “ガルガル期” という言葉を、もっと多くのパパたちに届けたい。
その想いで、この記事を書いています。
##ガルガル期ってなに?
「ガルガル期」という言葉。
聞いたことはあるけれど、実際にどんなものなのか。
言葉の響きだけでは、なかなかその正体がつかめないかもしれません。
これは、出産後の女性に現れる“本能的な防衛反応”のひとつで、
「赤ちゃんを守るために、あらゆる外敵から距離を置こうとする状態」
その “外敵” に、最も近くにいる "夫" が当てはまってしまう。
そんな悲しいけれど現実的な状況が、このガルガル期なのです。
妻が突然無言になったり、急に怒り出したり、
「なんでそんな言い方するの?」と思うような反応を見せたとき、
それは「夫が嫌いになった」のではなく、
「赤ちゃんを守るために、すべてが敵に見えるくらい余裕がない」状態なのかもしれません。
わたしも最初は、ただの機嫌の問題だと思っていました。
でも、妻のその変化には、育児ストレスだけではない、
もっと根本的な“本能”の働きが関わっていたのです。
##ホルモンと心の激流
出産後の女性の身体では、目には見えないけれど、
まるで台風のようなホルモンの変化が巻き起こっています。
難しい名前のホルモンも、
こんなふうにイメージすると分かりやすいかもしれません。
エストロゲン:心と体を「女性らしく保つ」ホルモン。
プロゲステロン:赤ちゃんのためのベッドを整える、ふかふか布団の役割。
これらが、出産後に一気にガクンと減ります。
すると、今度は
プロラクチン:母乳を出すホルモンだけど、不安な気持ちも強める。
オキシトシン:赤ちゃんへの愛情を強める反面、他人(ときに夫)を“敵”とみなすことも。
これらの影響が重なって、
心の中に「嵐」が吹き荒れるような状態になります。
たとえば、
ささいな音にもイライラする
夫の何気ない一言が責めに聞こえる
赤ちゃんの泣き声が胸に突き刺さる
寝不足、孤独、不安が積み重なると、
「今までの自分じゃいられない」ほどの負荷がかかります。
わたしは、夜中にミルクを作っていた妻の背中を見て、
「なんでそんなにピリピリしてるんだろう」と思っていました。
でも今なら、
「ピリピリしてるんじゃなくて、精一杯耐えていたんだ」
と気づけます。
##離婚という現実──最新のデータから
厚生労働省の調査によると、
子どもが0〜2歳のときに離婚したひとり親世帯は約4割
未成年の子どもがいる離婚件数は、全体の51.4%
出産後の夫婦関係が崩れてしまうのは、決して珍しいことではありません。
「ガルガル期」や「産後クライシス」などの変化を
知らないまま、誤解と傷つけ合いを繰り返してしまう——
これは、どこの家庭にも起こりうるリアルなリスクです。
実際、わたしの知人にもこんな夫婦がいました。
第一子が生まれて半年、妻が常にイライラしている様子に夫は疲弊。
「もう家に帰るのが怖い」と言って、仕事帰りに時間を潰すように。
「お互い余裕がなくて、相手に優しくできなかった」
離婚後に語っていた彼の言葉が、今も胸に残っています。
##わたしの失敗──無知が生んだ悲劇
息子が生まれて1ヶ月が過ぎたころのことです。
ある夜、いつものように夜泣きで起きた妻が
赤ちゃんを抱っこしながら、無言でリビングに立っていました。
わたしは気を遣って声をかけたつもりでした。
「もう寝かしといたら?泣いてても大丈夫だよ」
すると、
「泣いてても大丈夫?……誰の子だと思ってるの?」
その瞬間、空気が一変しました。
思わず「いや、そんな怒ること?」と反論。
それがさらに火に油を注ぐ結果に。
「あなたは寝てるだけでしょ!こっちは24時間なんだよ!」
その夜は、口も利かないまま朝を迎えました。
今ならわかります。
「寝かしといたら?」という言葉が、
妻にとっては “理解されていない” という絶望感をもたらしたのです。
わたしは育児を「手伝っているつもり」だったけれど、
実は何も分かっていなかった。
その無知が、妻をさらに孤独にさせていたのだと、
今は本当に悔しく思います。
##パパにできる、たったひとつのこと
じゃあ、パパには何ができるのか?
それは、
「味方でい続けること」。
責めない
離れない
理解しようとする
それだけで、ママは救われることがあります。
わたしが実践したことはシンプルです。
「ありがとう」を口に出して伝える
「がんばってるね」と毎日労う
静かに隣に座って、ただ一緒にいてあげる
特別なことじゃないけど、心を込めれば空気は変わります。
“夫”ではなく、“戦友” になる。
それが、いまの時代のパパ像だと思います。
##さいごに
産後、ママが人が変わったように見える。
でもそれは、心が壊れたわけでも、あなたを嫌いになったわけでもなく、
「赤ちゃんを守りたい」という、本能の叫びだったのかもしれません。
もし、今のあなたが、かつてのわたしと同じように
戸惑いやイライラを抱えているなら、
「ガルガル期」という言葉を思い出してください。
そして、妻の行動の裏にある「SOSのサイン」に、
少しでも気づいてあげてほしい。
大切な人を守る一歩は、
「知ること」から始まるのです。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
少しでも読者のみなさんのためになる記事作りにこれからも努めて参りますので、評価していただけるととても励みになります☆
「こどもたちの未来をもっと明るくしたい」だから行動する。
それでは今日も元気にいってらっしゃーい(`・ω・´)ゞ
あるいはおやすみなさーい(。-ω-)zzz. . .
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