短歌日記50 2026年9月9日
年を取り思い出すことあまたあり自分の過去の至らなさとか
生きたいと思う理由がないと言う牛飼君と糠詰めをする
陰謀論信じることで馬鹿たちが一発逆転の夢を見ている
糖質に依存している我が暮し ふと思い立ち砂糖断ちする
不穏なる都南病院三病棟 和気あいあいは昔の話
搬送を終えたる後の救急車 町道を今のろのろとゆく
夏のレクに参加しなかった者たちに君はクーリッシュを渡していたり
植物が仕掛ける罠としての花 そして果実は毒物として
中年の老いの無惨よ 餓鬼のように腹が膨れてやりきれぬなり
神よ何故おとこに乳首を残したか? 不思議を思い乳首をつまむ
人生はどう生きたって悔い残る 選ばなかった道が恋しい
美の神はエコヒイキする 僕たちの老いは等しくやっては来ない
人間は思い掛けなく生きてしまう生き物なんだ悲しいけれど
宇宙人や神の知識を追い抜いてAI連れて人はどこゆく
