お金を稼がなくていいとしたら、私は何をしたいのだろう

「もし、お金を稼ぐ必要がないとしたら、あなたは毎日何をして過ごしたい?」

最近、こんな問いについて考えていた。

普段の生活では、
何かを選ぶときに、

「これはお金になるだろうか」
「仕事になるだろうか」
「将来役に立つだろうか」

そんなことを、つい考えてしまう。

旅行に行きたいと思っても、

「仕事があるから」

温泉に行きたいと思っても、

「そんなに休んでいられない」

文章を書きたいと思っても、

「それで何になるんだろう」

そんなふうに、
「お金」や「仕事」というフィルターを通して、
やりたいことを判断している。

だから一度だけ、
その条件を外してみる。

「お金を稼がなくてもいいとしたら、
自分は何をして過ごしたいんだろう?」

そうすると、
少し違ったものが見えてくる気がする。

世界中を旅したい。

温泉に行きたい。

映画を観たい。

美味しいものを食べたい。

文章を書きたい。

何もせず、ゆっくりしたい。

そんな答えが出てきても、
別にいい。

「そんなことをして何になるの?」

と、すぐに意味を求めなくてもいい。

ただ、

「自分は、それを本当にやりたいのか?」

と、自分に聞いてみる。

もし本当にやりたいのなら、
それをやってみる。

そして、それを十分に味わったら、
今度は別のことをしたくなるかもしれない。

旅行を楽しんだら、
今度は何かを書きたくなる。

何もせずに過ごしたら、
今度は何かを作りたくなる。

温泉に行ったら、
今度は知らない場所へ行きたくなる。

そうやって、

「今、ちょっとやってみたい」

という気持ちを追いかけていく。

もしかすると、
大切なのは「何を仕事にするか」ではなく、

「自分は、どんなことを体験したいのか」

なのかもしれない。

例えば、
「世界中を旅したい」という願いの奥には、

知らない場所を見たい。

新しいものを知りたい。

未知の体験をしたい。

という自分の性質があるのかもしれない。

「文章を書きたい」の奥には、
自分の感じたことを表現したい、
誰かと分かち合いたい、
という思いがあるのかもしれない。

そう考えると、
「仕事」はもっと自由なものに見えてくる。

生きるために、
仕方なくやるものだけではなく、

自分が体験したいこと、
表現したいことを、
この世界の中で形にしていく。

その結果として、
お金が生まれることもある。

もちろん、
必ずお金になるとは限らない。

でも、

「お金になるからやる」

ではなく、

「やりたいからやる」

という順番もあっていい。

そう考えていくと、

「どんな仕事をすればいいんだろう?」

という問いも、

「自分は、何をしているときに心が動くんだろう?」

という問いに変わってくる。

そして、さらに考えてみる。

もし誰にも評価されなくても。

誰にも認められなくても。

一円にもならなくても。

それでも、やってみたいと思うことは何だろう?

そこには、
自分でも忘れていた
純粋な「やりたい」が
隠れているのかもしれない。

お金を稼ぐことが悪いわけではない。

仕事をすることが悪いわけでもない。

ただ、

「お金のために生きる」

という考え方だけが、
人生の選択肢ではないのかもしれない。

お金という条件を一度外してみる。

仕事という枠も一度外してみる。

そして、

「本当は、何をして過ごしたい?」

と自分に聞いてみる。

その答えの中に、
自分がこれから向かいたい方向を示す、
小さなサインがあるのかもしれない。

自分に戻るということは、
もしかすると、

「こうしなければならない」

を少しずつ手放して、

「本当は、どうしたい?」

を思い出していくことなのかもしれない。

今日もまた、
自分に戻る途中。🌱

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