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Rod Stewart / Every Beat of My Heart

この人ほどヴォーカリストらしいヴォーカリストっていうのも居ないんじゃないかというくらい、ハスキーボイスがセクシーな歌手です。
第一期ジェフベック・グループ(1968~)→フェイセズ(1970~)→ソロと長期に渡って活躍していますね。
そんなロッドですが、80年代に入ってからはディスコポップに走るなど、商業ロック化したとされて、一時人気が低迷しておりました。
88年のアルバム「Out of Order」でセールス的には大復活しますが、個人的には86年のこのアルバムが足掛かりなんじゃないかなーと思ってます。


1986年

1 Here to Eternity
シンセが目立っていて、前作「Camouflage」との共通項もありますが、ドラムとギターにナマ感があって、オトナのロックしてると思います。

2 Another Heartache
ブライアン・アダムスが曲を提供し、ポリスのアンディ・サマーズがギターで参加という贅沢さ。
かなりストレートなロック曲となっていて、サビの解放感が気持ちいいです!

3 A Night Like This
ミドルテンポなロックで、バンド感が強い仕上がりです。
演奏自体は特筆するものはありませんが、ロッドの強い声がめちゃ引き立ってると思います。
ソウルフルな女性コーラス隊もお約束でしょうか。

4 Who's Gonna Take Me Home
ファンク・ソウル+デジタルといった趣が面白い曲です。遊び心多き曲とでも言いましょうか。
シンセの音がこの時代を感じていいです。

5 Red Hot in Black
疾走感のあるハードロック風な曲ですが、エルトン風な生ピアノも入っているので、より軽く感じますね!
個人的にはこういうストレートで単純なロックを歌うロッドも好きです。

6 Love Touch
シングルカットされ、TOP10ヒットになった曲。
映画Legal Eagles(邦題:摩天楼はバラ色に)に使われたのもあったからでしょうか。
外部の売れっ子ソングライターによるものだからか、AOR系のポップサウンド全開です!ロッドが声を張らずにソフトに歌っているのも特徴でしょうかね。

7 In My Own Crazy Way
スローバラード曲で、ロッドの声をしっとり聴かせる編曲になってます。
ロッドの歌声だけをしっかり楽しみましょう!

8 Every Beat of My Heart
壮大な雰囲気があるバラード曲。この曲がこのあとしばらく続く復活劇のスタートなんじゃないかと思置てます。
この頃ロッド自身はアメリカ拠点でしたが、メロディーや編曲に出身のスコットランド・トラディショナル感が溢れ出ています!
歌声もとても力強く、圧倒されます!

9 Ten Days of Rain
前の曲で壮大に盛り上がったあと、いきなり訪れる静寂感。
ロッドが大好きなソウル歌手を意識したようなイメージのスロー曲です。

10 In My Life
ラストにこの曲のカバーを持ってくるかー、という選曲。
元々カバー曲のチョイスやアレンジに定評があるロッドですが、ここでレノン・マッカートニーのこの曲をこう料理するかという。
前半はコーラスだけでほぼアカペラ。ちょっとずつ厚みを増し、最後はスッと消える。余韻だけ残してアルバムは終わります。


中学生の頃に借りた「Atlantic Crossing」のアルバムでファンになり、それ以来ずっと好きで聞いてます。
いわゆる「シンガー」で、カバーの天才とも思ってます。
一時期はカバーアルバムだけで商売してまして、やりすぎ感もありましたがねw
2024年の最後の来日を観に行きましたが、キーはちょっと下げてましたが、79歳でめっちゃ元気でしたよ。
ローリング・ストーンズのロン・ウッドとともにフェイセズの新作も準備中と聞いてますので、楽しみに待ってます!


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