Photo by
ryoko_pt
#91 忘れ物が生む、2歳児を抱えての階段爆走トレーニング | 目の前で閉まる電車のドアと私の誓い
朝、保育園へ向かう途中で
忘れ物に気付いた時の絶望感。
あれは1人でいるときよりも、何倍も、何十倍もダメージが大きい。
玄関先で気付けばまだいい。
傷なんてほとんどないに等しい。
問題は、マンションのロビーまで降りた時だ。
駐輪場で子どもを乗せた後なんかは
より絶望が大きい。
忘れ物に気づいた瞬間
今日一日の体力が半分くらい削り取られるような
そんな感じがする。
一瞬このまま待たせるか、という考えもよぎるが
自転車が倒れないとも限らないし
最近は物騒なことに少し目を離した先に連れ去られる、なんてこともある。
自分の近所でそんなことはないと思いたいが
絶対にないとは言い切れない。
そんなわけで、そんな考えを即座に却下して
盛大にため息をつきながら子どもを下ろす。
我が家はエレベーター無しの集合住宅。
子供を脇に抱え、
歯を食いしばって階段を駆け上がる。
このときの頭の中は
「時間間に合うかな」という心配と
「忘れ物さえしなければこんなにしんどい思いをしなくてよかったのに」という後悔
そして
「子ども抱えて階段登るのしんどい!!!」という素直な気持ちでいっぱいだ。
息を切らしながら忘れ物を手にした頃には
まだ家にいるのにすでに家に帰りたい気分だ。
そこからは再び子どもを抱えて
自転車置き場までダッシュ。
子どもを急いで自転車に乗せて
保育園までの道を爆走するのである。
そして、急いで子供を預けて
再び駅までダッシュするのである。
これは朝のルーティンを超えた
高強度トレーニングだと思う。
忘れ物をしなければ
こんな思いもしなくて済むのだが
どうしてか忘れ物が無くなることはない。
目の前で出発した電車を見送りながら
「もう二度と忘れ物しないぞ」と毎回心に誓う。
だが、その誓いも
朝のバタバタで見事に忘れ去られるのであった。
いいなと思ったら応援しよう!
いつも読んでいただいてありがとうございます。いただいたチップは、より良い発信を続けるための活動費として、そして労働意欲の源である『我が子の笑顔』に繋がることに、大切に活用させていただきます。