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🚗母の一言から始まった、春のドライブ

我が家は、いつも母の一言から始まる。

「GWはどこかで桜を見たい。」

そんな言葉をきっかけに、家族でドライブへ出かけることになった。
向かった先は、札幌伏見稲荷神社。

札幌伏見稲荷大社

ただ、前日の雨の影響もあったのか、桜はほとんど散ってしまっていた。
少し残念に思いながら歩いていると、
手水には色とりどりの花が浮かべられていて、思わず足を止めた。

手水に生けてあるお花たち

鮮やかな花たちが、水面に静かに揺れている。
桜は終わっていても、ちゃんと春はそこに残っていた。

長く続く赤い鳥居の道を歩き、ゆっくり参拝を済ませたあと、
「どこかカフェに入ろうか」という話になった。

こういう時のお店探しは、だいたいいつもわたしの役目だ。

慣れない道だったこともあり、父は珍しく
カーナビと軽くケンカをしながら目的地へ向かっていた。

無事に「円山パンケーキ」に着いたのだが、
少し時間が遅かったのか、すでに完売で閉店していた。

そこで次に見つけたのが、「紫陽花珈琲」。

名前に惹かれた「紫陽花珈琲」

“紫陽花”という名前にも惹かれたし、
外観からすでに、静かで落ち着いた空気が漂っていた。

注文したのはパンケーキ。
ソースやトッピングを自分で選べるスタイルで、
わたしはアングレーズソースにココアパウダーという、
シンプルな組み合わせにした。

セットドリンクを頼むと、アイスクリームを添えてくれるらしく、
わたしはアイスティーを選んだ。

出来上がるまで30分ほどかかると言われたけど、
待っている時間も不思議と嫌ではなくて、
むしろ「どんなパンケーキなんだろう」というワクワクが
少しずつ大きくなっていった。

運ばれてきたパンケーキは、ナイフがいらないほどふわふわ。

ふわふわなパンケーキ

甘さも控えめで、
わたしにはちょうどいい味だった。
3枚と聞いたときは少し多いかなと思ったけど、
ひとつひとつが軽く、気づけば完食していた。

そして恐らく、
父にとっては人生初のパンケーキ。

「こんなにふわふわだとは思わなかった。」

そう言いながら嬉しそうに食べている姿が、
なんだか微笑ましかった。

桜は思ったより見られなかったけど、
その代わりに、家族との穏やかな時間が残った。

そんな、春の一日だった。

最後までお読みいただきありがとうございます✨


紫陽花に惹かれた理由はこちら💠

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