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🍇ぶどうをひと粒、秋の記憶をひとつ

今回、聴話人くるみさんの「#秋のぷちふく」をという素敵な企画を見つけました。
秋の中で見つけた、小さな幸せを綴る企画です。

そこで考えてみました。

わたしにとっての「#秋のぷちふく」って何だろう?


秋は、あまり好きではない。

夏が終わってしまう感じがするし、これからどんどん寒くなっていくと思うと、少し寂しくなる。

ずっと、そう思っていた。

でも今回、「#秋のぷちふく」について考えていて、ふと気づいた。

……あれ?

わたし、意外と秋を楽しんでいるかもしれない。

去年は、京都まで紅葉を見に行った。

赤や黄色に染まった木々を眺めながら歩く時間は、とてもきれいだった。

恵庭のハロウィンイベントにも行った。

毎年、札幌の大通公園で開催される「オータムフェスト」では、ワインや牡蠣など、秋ならではの味覚を楽しんでいる。

こうして振り返ってみると、

「秋、あまり好きじゃないんだよね」

と言っているわりには、ずいぶん秋らしいことをしている。


そして今年も、少しずつ秋が始まっている。

とんぼが飛び始めた。

急に空気が涼しくなった。

スターバックスには、
さつまいもの季節限定ドリンクが登場した。

これからは木々も少しずつ色づいていく。

秋の食べ物がおいしくなるのも楽しみだ。


そんなことを考えていた今日、母が突然言った。

「ぶどう買ってきたよ」

あまりにもタイミングがよくて、ちょっと笑ってしまった。

秋といえば、ぶどう。

そのひと言で、ふと、おばあちゃん家でよくぶどうを食べていたことを思い出した。

秋になると、
おばあちゃん家にはぶどうがあった。

その頃は特別なことだとも思わず、当たり前のように食べていた気がする。

でも今、こうしてぶどうを前にすると、その頃のことがふっと浮かんでくる。

味や匂いって、不思議だ。

季節だけではなく、昔の時間まで一緒に連れてきてくれる。

秋は、今でも一番好きな季節ではない。

だけど。

紅葉を見に出かけたり、
ハロウィンを楽しんだり。
おいしいものを食べたり、
とんぼを見つけたり。

ぶどうひとつから、昔のことを思い出したり。

もしかすると、わたしが好きなのは「秋」という季節そのものではなくて、秋の中で見つける景色や食べ物、そして誰かとの時間なのかもしれない。

「秋は好きじゃない」

そう思っていたけど、振り返ってみたら、ちゃんと秋を楽しんでいた。

今年もきっと、知らないうちに小さな「ぷちふく」を集めていくのだと思う。

まずは、母が買ってきたぶどうから🍇


後日談。
母が買ってきたぶどうは、甘くてとてもおいしかった。

こうして今年の秋も、さっそくひとつ「ぷちふく」を見つけました🍇

最後までお読みいただきありがとうございます✨

🫧マガジンに掲載していただきました
前回の記事を、素敵なマガジンに掲載していただきました。
見つけてくださり、ありがとうございます☺️

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