ドラマ: アニメーション #1a 機動戦士ガンダムジークアクス | 毀故知新
放映中の連続TV作品について その全貌が理解出来る最終回を待たずに投稿するのは止めよう、と これまで思っていたのですが
観終わったあと残念に感じる作品には 書き残す動機が失われてしまい 評価すべき箇所があっても 生憎 そのメモは死蔵されてしまいがちなんですよね。。。
途中途中で感じる印象を書き残すことは 作り手に届けてもらった作品への御礼かもしれませんので ここでちょっとお試ししてみます。
とはいえ今回の投稿は 流 石 に その筋の内輪ノリなくしては語れず 誰彼問わず共感できる対象にならないと思われます。
その対策のため:
ごく健常な精神構造をお持ちの一般的市民の方から その筋の重度な趣味人に至るまでの 精神世界のギャップを 地上から宇宙までの高度に逆変換し 幾つかのレベルに区分し 『軌道エレベータ』の停車階に設定してみました。
(、、、、、まあ、たまに、羽目外したくなりますんで。。。。。 :} )

”アニメーション、、、がんだむ、、、この手の話題には、、、興味ありませんねぇ” と怪訝な眼差しの方は 軌道エレベータの出発駅/地表で解散して頂き、
もうちょっと頑張れる方は ふわりと浮き上がって 成層圏内に、まだまだ行ける方には もっと先の 静止衛星軌道辺り、そして月やその先、に至るまで お付き合い頂ければ。。。

でも、ご安心ください。頭がちょっとクラクラし始めたり 足がすくんできたなと感じたら 停車階でエレベータを乗り換えて 安全に地上へとお還りください。
精神世界の深淵に棲む 重度の趣味人でない限り 重力圏を離れたままで生きてはいけないのは当然なので。。。
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【地表からの距離:0km】
(その筋の人々には言うまでもありませんが)昨年の年末辺りから ”『機動戦士ガンダム』” という息の長いアニメシリーズ(知らない人は僅かでしょうけど)の最新作 『ジークアクス』が オールドファンや若いファンの間で大きな話題となり 注目を集めています。

注目の程度をエピソードで定量的に表しますと:
本編のTV放送開始前に TV放送予定の第一話から数話?を1時間半弱に集約した映画が上映され 少なくとも約33億円を稼ぎました。
数ヶ月待てば無料視聴できるのに この物価高の折に200万人もの人達が早く観たくてお金を落としているとは、、、、。
1月17日(金)より上映中の『機動戦士Gundam GQuuuuuuX ジークアクス-Beginning-』は、公開から66日間(2025年1月17日~3月23日)で興行収入32億9,649万円、観客動員200万人を記録しました。
私自身はそんなに熱い事情通でないので 大まかにしか理解してませんが
本作は 1978年に日本サンライズ(当時)というアニメーション製作会社が手掛けた ”ガンダム” シリーズ最初の作品(=通称ファースト)をモチーフに サンライズと同業他社がコラボレーションし 独自の解釈を加えて ”リブート” させたものです。
有力スタジオ同士のコラボが破格で話題なのは勿論、その背後の理由としては 件の同業他社が爆発的・カルト的人気作品『新世紀エヴァンゲリオン』にゆかりのスタッフが所属する会社だという点。
本作の作品世界自体の話は(ちょっとコアなので)地表から離れた高度で触れますが 私にとって 本作品の白眉は ”様々な才能による可愛く繊細な楽曲群” です。
例えば TV放映される本編のオープニング曲は 米津玄師氏が担当し 特有の畳み込むような歌詞とリズムが印象深く、
バーチャルYouTuberの 星街すいせい 氏(=数ヶ月前に情報番組で知った。。。)が歌う リズミカルな中毒性と歌姫的なパンチが共存するエンディング曲と対になっています。
そしてここから 軌道エレベーターは地表を離れ 青空に向けて上昇を始めます。。。

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【地表からの距離:10-50km / 成層圏】
楽曲関係の続きから:
作品世界の色彩を構成する要素のひとつ BGM も想像以上で
あまり期待しないで視聴した 本作のPR動画には 冴えたスキャットで織られた『コロニーの彼女(I_006A)』が採用されています。
どこか 菅野よう子 さんのお洒落な音を感じさせ ぐっと作品への期待感が高まりました。
これは 照井順政 氏 の手による作品のようですね。
以下 ロングインタビュー記事を見つけました:
やがて本放送が始まり 画面を通じて流れるBGMに「!」と気付かされ YouTubeで調べると ツミキ とか NOMELON NOLEMON という 未知の単語に遭遇しました。

右側の ツミキ 氏 と 左側の みきまりあ 氏 によるユニットが 『ミッドナイト・リフレクション』という劇中挿入歌を提供していて
曲自体は勿論 Vocal担当の声と存在感の輝きに 下の映像を観て感心しました。ツミキ 氏自身が インタビューで、歌手の肉声は重要でボーカロイドには代用できない、のように語っていたのを読みましたが 彼女には今風のスター性を感じます。
そしてこちら 『きえない』も 彼らによる劇中挿入歌。
とても線の細い洒落た曲で MISIAの『雨の日曜日』を彷彿とさせます。
最初に引用したBGM 『コロニーの彼女』 には みきまりあ 氏の歌詞付きversionもあり、
複数の作曲者達に表現を託された彼女は この作品を貫く看板のような”声の大役”を担っているようですね。
と、普段聴くことのないミュージシャン達と彼らの作品群に驚かされました。作品本編の通しの出来栄えはまだわかりませんが それに関わらずこれらの使用楽曲群は きっと広く称賛されるだろうなぁ と感じています。
このように書いてみて、、、、、
「なんでこの記事には過剰にフェミニンな香りが漂っているのか?」
という疑問が浮かぶでしょうけど
成層圏くらいまでお付き合い頂ける読者の方は既におわかりのように 『ジークアクス』の主人公は 年若い女子二人(多分) なので
彼女たちの心理描写に役立つような楽曲が適用されるのも無理はない話です。
私には "ガンダム"的な戦争を描く世界に か弱い設定の女子が溢れることにかなりの嫌悪感があり(=世代のせい?) もっと若ければ完全無視を決め込むなど 本作を視聴する気なんて無かったでしょう。
ですが、、、、長生きしてれば当たり前なのですが、主人公が男の子でも 年齢が離れまくってると子供のように可愛く感じられ(=プロ野球選手などでも同様で 例えば大谷”選手”じゃなくて大谷”くん”だし)、女の子にも変なリビドーの欠片もなく 素直に可愛いなと感じられるようになったんですよね(動物は皆可愛い。)
作品世界がSFの建付けに沿っていて、嘘っぽさをギリギリの論理武装で誤魔化せていればそれでよし。主人公の性差なんて最早どうでもよくなってきてます。
という私のような部類とは真逆で 性差を商売道具にしていそうなジャンルも多いだろうアニメ業界にどっぷり浸かりたい趣味の方もいらっしゃるでしょうから これは好みの問題。他人様の趣味の否定は致しません。
なので 自分の関心を真ん中に置き 雑多な情報含め取捨選択しながら 更に上空へ向かってみます。
現時点で7回分をTV放送したこの作品を視聴して感じる もう一つの特徴は 登場キャラクターの作画の安心感です。
ひとことで言えば 手塚治虫系の 絵の可愛さ。
先々 物語はハードに展開するのかもしれませんが 登場人物達が高い頻度で亡くなるガンダム作品にしては 未だに暗く深刻な雰囲気を感じさせないのは 登場人物たちのわちゃわちゃとしたコミカルなやり取りに加えて キャラクター担当の 竹 氏(=今回初めて知りました)の懐かしい感じの描線のお陰なのかもしれません。
手塚漫画のように 露悪の一線を越えないな、と思わせてくれる安全な明るさを感じるんですよね。

例えば 番組のオープニングで 主人公達が揃って疾走しているところなんて 平和で楽しいです(ザブングルだっけ、これ?)
ファーストガンダムのリブート作品という触れ込みに 昭和の殺伐としたガンダム世界を期待するオールドファンは一定数いたのでは?と想像しますが 令和の現実世界に転がるリアルな殺伐さと フィクションの世界が大差なければ 若い人たちの逃げ場になりませんもんね。。。。

ところで、、、、 気分悪くなってきた方 いらっしゃいます?
無理されなくて構いませんよ。私もアニメーションの特定の狭い領域なら耐性ありますが 他のジャンルならもう気持ち悪くなってるかもしれませんし。。。
お帰りの方は 次の階で 隣接した軌道エレベータに移動されて 「下」 のボタンを長押ししてくださいね。
まだ大丈夫な方、更に高度上げていきますが 長くなったので 休憩入れまーす。

< おまけ >
本編の中で ガンダムの機体を 何故か ”ジー・クアックス” と呼ぶ重要キャラクターが居るんですが、、、、
アヒルの鳴き声と関係、、、、、無いかな。。。。。
ということで、
こんな副産物を見つけてしまいました :]

人とペットのちょうどよい関係のために、気軽に使える口輪です。
しつけ用や拾い食い・無駄吠え・噛み付き防止に。

