ChatGPTで、お店のチラシ・POP・SNS画像を自分で作る
Images 2.5 の下絵・テンプレート・部分修正 手順書【初心者向け・全13章】
「チラシを作りたいけれど、デザインは苦手」「AIに頼んでみたら、文字が読めない画像が出てきた」「1か所直したいだけなのに、全部変わってしまった」。
小さなお店や個人の活動で販促物を作ろうとすると、だいたいこのどれかで止まります。私も、外注する予算はないし、無料のデザインツールは覚えることが多すぎて、結局「手書きのPOPでいいか」となっていました。
2026年9月に公開された ChatGPT の画像機能「Images 2.5」は、この3つの詰まりどころに対して、それぞれ答えになる機能を持っています。指で描いた下絵で配置を決める「スケッチ」、ポスターなどの型から始める「テンプレート」、画像の上にコメントを置いてその部分だけ直す「コメント編集」です。
この記事は、この3つを使って、SNS用の正方形画像・店頭POP・A4チラシの3枚を、自分の手で最後まで完成させるための手順書です。デザインの知識は要りません。スマホだけでも進められます。
無料部分では「できるようになること」「向いている人」「準備」までを公開しています。有料部分に、実践手順A〜D(図解8点)、架空店舗での作例2つ、よくある失敗5つと戻り方、トラブル対処、3種類のチェックリスト、用途別プロンプト8本+修正指示テンプレ4本、FAQ が入っています。
第1章 この教材でできるようになること
この教材は、ChatGPT の画像生成機能「ChatGPT Images 2.5」を使って、お店や個人の活動で使う販促画像を自分で作るための手順書です。デザインの勉強は必要ありません。公式発表ではスマホも対象です(本教材の画面確認は PC のブラウザー版で行っています)。
読み終えたときのゴール
次の3つができるようになることを目指します。
下絵(スケッチ)で配置を指定して、狙った構図の画像を作る
「写真は左、見出しは上、価格は右下」のように、指で描いた大まかな下絵をもとに画像を生成します。
テンプレートから、3つの用途の画像を作り分ける
同じお店の情報から、SNS用の正方形画像、店頭に置くPOP、A4サイズのチラシを作ります。
気になる場所だけを直して仕上げる
「価格の文字だけ」「背景だけ」のように、画像の一部にコメントを置いて修正します。全部が変わってしまう失敗を減らします。
Before と After
配置 / 今(Before):何度頼んでも思った場所に要素が来ない / 読了後(After):下絵どおりの配置になりやすい頼み方が分かる
修正 / 今(Before):1か所直したいだけなのに全体が変わる / 読了後(After):その場所だけを直す指示ができる
文字 / 今(Before):日本語が崩れて読めない / 読了後(After):崩れにくい書き方と、崩れたときの戻り方が分かる
権利 / 今(Before):チラシに使っていいのか不安 / 読了後(After):使う前に確認する項目が分かる
時間 / 今(Before):作り直しの繰り返しで1時間以上 / 読了後(After):慣れると1枚あたり10〜20分が目安
所要時間はあくまで目安です。生成の混雑状況や、画像の複雑さによって変わります。
この教材の進め方
第3章で準備をして、第5章の手順A〜Dを順番に試すだけで、3種類の画像が手元に残る流れになっています。先に第8章「よくある失敗」に目を通しておくと、途中でつまずいたときに戻りやすくなります。

第2章 対象となる読者
向いている人
カフェ・美容室・整体院・教室・雑貨店など、小さなお店を運営している
ハンドメイド作品やイベントの告知画像を自分で作りたい
ChatGPT に日本語で質問したことがある(画像生成は初めてでも大丈夫)
デザインソフトは使ったことがない、または苦手
向いていない人
すでに Photoshop や Canva で自由に作れる人(この教材は基本操作が中心です)
画像を API で大量に自動生成したい人(プログラミングは扱いません)
動画やアニメーションを作りたい人
必要なプラン
ChatGPT Images 2.5 は、公式発表で「ChatGPT・ChatGPT Work・Codex の全プラン」を対象に、パソコン・スマホ・Web へ順番に提供されるとされています。つまり無料プランでも対象です。ただし、生成回数の上限は公式に公表されておらず、混雑時には制限がかかることがあります。「今日は何枚か作る」と決めている日は、有料プランのほうが安心です。この教材の手順自体は、無料プランでも有料プランでも同じです。
第3章 必要な準備
ここで用意するものは5つです。10〜15分ほどで揃います。
準備1:ChatGPT のアカウントと最新のアプリ
ChatGPT のアカウントにログインします(未登録の場合は公式サイトまたは公式アプリから登録します)。
スマホアプリを使う場合は、App Store または Google Play で アプリを最新版に更新 します。新しい画像機能は、古いバージョンでは表示されないことがあります。
パソコンの場合は、ブラウザーで chatgpt.com を開き、ページを再読み込みします。
準備2:Images 2.5 が使える状態か確認する
新機能は「順次提供」なので、アカウントによって使えるようになる時期に差があります。次のどれかで確認します。
左側のメニューに 「画像」 があり、開くとページの名前が「ChatGPT 画像 2.5」になっているか(PC のブラウザー版で確認済み。スマホアプリでは場所が異なる場合があります)
入力欄で「@Sketch」と入力したとき、候補に 「スケッチ」 が出てくるか(出てくれば使えます)
公式のリリースノートで、自分のプラン・端末が提供対象に入っているか
もし スケッチ が出てこない場合は、第9章「トラブル対処」の「機能が表示されない」を見てください。ここで止まらず、先に準備3以降を進めておいても構いません。
準備3:お店情報メモを1枚作る
画像生成で一番時間を取られるのは、「何を書くか」をその場で考えることです。先にメモを作っておくと、毎回コピーして貼るだけになります。メモの型は第11章にあります。最低限、次の項目を埋めます。
店名(または屋号・作家名)
今回売りたいもの(商品名・メニュー名・イベント名)
価格(税込か税抜かも決める)
日付・期間・営業時間
連絡先・場所(SNS のアカウント名、住所の一部など)
お店の雰囲気を表す言葉を3つ(例:あたたかい、木のぬくもり、手作り)
使う色(例:茶色とクリーム色)
準備4:写真を1〜3枚用意する
商品や店内の写真があると、それを取り込んで画像を作れます。用意するときの注意点は次のとおりです。
自分で撮った写真、または利用が許可された写真だけを使います。ネットで拾った画像は使いません。
人の顔が写っている写真は、本人の許可がない限り使いません。
写真がなくても、この教材の手順は進められます。その場合は「イラスト風」や「写真風」の画像を生成で作ります。
準備5:保存場所を決める
作った画像は、スマホなら「写真」アプリ、パソコンならフォルダーを1つ作って保存します。あとで「あの画像どこだっけ」となるのを防ぐため、フォルダー名は「販促画像_2026-09」のように日付を入れると探しやすくなります。
準備ができたら、第4章で4つの機能をざっと知ってから、第5章の手順に進みます。
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