見出し画像

東京ひとりさんぽ@往復376円の異国旅

10年以上、下北沢の矯正歯科さんにお世話になっている。上京して間もない頃、多い時は週に一回は訪れていた。口腔外科での手術を経て、保定期間も終え、今では年に一回程度の通院頻度になった。久しぶりにメンテナンスをお願いしたく、下北沢へ来た。
頻繁に通っていた頃からあるもの、なくなったもの、かたちを変えて共存しているもの、さまざまだった。

もう出オチになっているが、駅周辺を中心に整備され、下北沢は10年前とはまるで別の街のようになっていた。当時は駅を降りたあたりに少し怪しいトタン屋根のエリアがあったり、古着の街の雑多で落ち着く印象があった。

初めてミカンを見た時、下北沢が私の知っている下北沢ではなく、ネオというべきか、またちがう何かになっていたように感じた。
上京して10年と少しの私でさえそう感じるのだから、昔から下北沢を知っている方はどう感じるのだろう。今度聞いてみたい。

無事、歯科治療をしてもらい(とても丁寧で優しくて痛くないので、終えても元気)、少しぶらぶらする。外国の方も多い。

もはやタイ🇹🇭懐かしのLEO
意識して探さなければ、日本語がみつからない。
タイからの台湾。
ドリアン禁止の看板がすばらしい…!
あ、ちゃんと日本のホスピタリティだった…
現地の安さを求めてはだめだけれど、清潔で気楽に旅行気分✈️
カオマンガイおいしい。パクチー大盛りにすればよかった。
テーブルにスプーンとお箸が入るスタイルと、調味料ありがたい。おしぼりは有料か…?とびびる。ここもちゃんと日本で無料だった。
どこにいるかわからなくなる
お花も懐かしい。
ごちそうさまでした!
前はおとなりのベトナム料理屋さんでフォー食べた気がする。その前は、台湾料理屋さんでルーロー飯と焼き小籠包。韓国料理屋さんもあった。

代々木上原方面へ向かう。歩いても20分かからない程度なので、腹ごなしにおさんぽすることにした。
知らない建物がみえてくる。

4周年だそう。知らなかった…
2階でメキシコのフェア?もしていた。メキシコも行ってみたいんだよな…
おしゃれな食器、雑貨屋さん。
立てば天国、座れば…地獄?
お花でありましたね。
日本じゃないみたい。
もはや日本語がみつからない…
かわいいイラスト。いそのけいさんという方だそう。
ちょっと日本感じるけれど、まだ海外…?
気になったけれど、入りにくくこっそり…モスクコーヒーさん。
びわがたくさんなっていた。私もびわのなる家に住んでみたい。
お!
風が強い。
目的地の東京ジャーミィに到着。

マレーシア旅行を計画していて、モスクを見学したいと考えている。
また、ウズベキスタン、トルコとイスラム教の方が多いエリアに旅したい。
ただ、宗教に関する理解やイメージがさっぱりで、本を読んだり調べたりして、なんとなく信仰の形やお祈り、禁止されているものや、配慮が必要なことは知識としてわかったけれど、どんなものだろうと。
そこで、近くにジャーミィ(トルコ語で大きなモスクを意味するそう)があると知り、行ってみることに。心配性なくせに、わりと百聞は一見に如かずスタイルで生きている。

清めるところかしら…
立派でビビる。カリグラフィーの意味を後から知る。
トルコと日本の国旗
入門書や説明がたくさん
立派なお部屋。図書もたくさん。
ハラルマーケット近くの休憩所
トルコランプも。PayPay使える異国。
覗くだけでも楽しい
お菓子が異国感たっぷり
大きくて入らない…
天井の装飾が美しい。
このカリグラフィーも、アッラーと預言者、いろいろ示しているそう。勉強不足…
もはや文字を超えてアート
お祈りの時間
ずっとお掃除ロボットと、2階でお姉さんが掃除機をかけている音がして、ややシュール。とてもきれいです。
ステンドグラス…でいいのかな。他の呼び方がありそう。
女性は見学者でも上の女性専用のお祈りの場へ上ってよいそうで、お邪魔する。螺旋階段が細くてややこわい。サグラダ、ファミリアのよりはこわくない。
そうそう、入る前に丁寧な説明があってありがたかった。レンタルもあり、ありがたい。
予習したかったので、なんとなくイメージがつかめてよかった。
三日月と星はイスラム教の象徴だそう。国旗にあるのが気になって調べた。知らないことばかりではずかしいけれど、また知っていく楽しみとしたい。
螺鈿かな。美しい。パンフレット買ってくればよかった…
なぜか、タイの寺院に入って行く時を思い出した。寺内にマッサージ屋さんがあって驚いた記憶…
風がきもちよくて、ずっとみていられそう。
待合所にウォーターサーバーがあり、いただきました。
天井もすてき
細部まで美しい
ハラルマーケットで何か食べようかなと
バクラヴァも種類豊富
くるみのバクラヴァとトルコののびるアイスをいただきます。バクラヴァのしみしみの甘さがなつかしい。
のびました!トルコ茶も飲めばよかったな…

トルコアイスを練っていると、アザーンが鳴り響く。独特の声音で、少しこわさも感じた。未知なのか、畏怖なのか、なんと形容したらよいのだろう。
ハラルマーケットも閉じられ、建物の扉が閉じられ、灯りも落とされる。私が座っていた席は、外からの日が差し込んでいて明るかったけれど、少し歩くとどこも暗くて、世界から閉じている感じがした。あるいは、ここが世界で外界をはらんでいるのか。

ドンドルマ!かわいい!
模様がすてき
人いないから写真いいよー、と言ってもらいお邪魔した。清めるための洗う順番の説明もあった。1日5回、お祈りのたびにと思うと大変だけれど、生活の一部なのかしら。神社の手水も、コロナ禍以降は口濯ぐの省略しちゃってるな…

言葉も祈りもわからないけれど、不思議な感覚だった。声が止むまで建物の中にいて、その後、外に出た。車が走り、ヒジャブを被った少女たちがランドセルを背負って掛けていく。
彼らにとってはもちろん日常なのだろうけれど、私にとっては日常と非日常が混ざった不思議な感覚だった。

見学ウェルカムだそうです。ありがとうございました。
見事な尖塔。どこか高いところから見てみたいな。

見学終えて、近くに緑道があるようなので、もう少しおさんぽ。

のびるねこ。…前もここ通ったな…
水浴びする鴨?
ちょっとほっそりな鳩さん。観光地のむくむくの子たちとだいぶちがう…えさがないのか…
なにか見つけた模様
紫陽花も咲いている。6月でしたね。

12701歩ほどで、気分的には日本→タイ→ベトナム→台湾→中国→トルコ。
歯医者さんの前に、ネパールから布を仕入れている雑貨・洋服屋さんにも寄って、タイパンツや巻きスカート、巻きパンツ(袴っぽくてすごく涼しそうだった)もみせてもらったので、ネパールも?

海外に行きたい欲が高まってしまったけれど、すぐ飛び立てない時は、疑似体験するのもいいのかもしれない。
お腹いっぱいでやめてしまったけれど、代々木公園近くにパステル・デ・ナタの有名店があるようなので、ポルトガル気分も味わえそう。
一時期、シュクメルリに狂って、ジョージア・ロシア料理屋さんを探したこともあった。
ウズベキスタン料理もマッピングしてある。

都会ってすごいな。どこの国のものも出てくる。
376円と少し歩くだけで、異国へ迷い込めた気がした。
近くも遠くも、またゆっくり旅したい。

いいなと思ったら応援しよう!