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非常食は「3日分」で足りると思っていませんか

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玄関のクローゼットに、防災リュックはある。中に食品も入っている。でも、最後にそれを開けて中身を確認したのはいつだったか──僕は思い出せませんでした。

調べ始めて驚いたのですが、政府や農林水産省が推奨している備蓄量は、多くの人がイメージしている「3日分」よりも実は多いんです。9月1日の防災の日を前に、公的なガイドラインが何を言っているのかだけを整理してみました。

公的ガイドが示す「本当の必要量」は3日ではなかった

「非常食? 一応3日分は買ってあるよ」──こう答えられる人は、正直かなり準備がいいほうだと思っていて。でもその「3日分」という数字、どこから来たものか思い出せますか?

農林水産省の「災害時に備えた食品ストックガイド」と、政府広報オンラインの家庭備蓄のページを読むと、示されている基準はこうなっています。水は1人1日あたり3リットル。食品は最低3日分、できれば1週間分

ここ、読み飛ばしがちなんですけど「できれば1週間分」が公的な推奨の中に最初から入っているんですよね。つまり3日分だけ持っている家庭は、推奨レンジの下限にぎりぎり届いている状態で、上限から見れば半分以下しか持っていない計算になる。

なぜ3日では心もとないとされるのか。大規模な災害では支援物資が行き渡るまでに時間がかかりうる、という想定が公的資料の側にあるからなんです。実際、過去の大きな災害で物流の復旧に日数を要したことは広く報道されてきました。僕はここを、脅しではなく単純な算数の話として受け取りました。届くまでの日数が読めないなら、手元の日数を増やしておくしかない、ということなんですよね。

人数×日数で必要量が決まる ─ 自分の家の必要数を計算する

ここからが実用パートです。必要量って、感覚で決めるものじゃなくて、機械的に出せるんですよ。


📝 テンプレート: 我が家の必要食数
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1人 × 1日3食 × 7日 = 21食
2人なら 42食
3人なら 63食
4人なら 84食

数式にすると身も蓋もないんですけど、4人家族で1週間分なら84食。防災リュックの中にレトルトが数個入っているだけ、という状態との差が、ここで一気に見えてくると思います。

そして量が分かった次に来るのが、中身の問題です。同じ味の主食だけを何日も食べ続けると食が進まなくなる──これは「災害時の食の偏り」への配慮として公的資料でも触れられている論点で、主食・パン・おかず系のバランスを意識しておく必要があるんです。

この21食を単品で買い集めようとすると、食数の管理と味の重複チェックを同時にやることになって、正直かなり面倒。なので起点としては、日数・人数の単位で組まれたセットのほうが計算しやすいと思っていて。たとえば7日分・18種類21品で組まれた5年保存の非常食セットが7,480円(取得時点・税込)。レビューは取得時点で893件・平均4.72です。ただしこれは予約販売の商品で、9月2日頃より順次出荷予定とされているので、防災の日に間に合わせたい人はそこを見てから判断してみてほしいです。中身はアルファ米や保存パンを含み、賞味期限は製造から5年(4年6ヶ月以上を保証)、保存は常温、原産国は国産と記載されています。

非常食セット|【予約販売:9月2日頃より順次出荷予定】5年保存の非常食セット...(¥7,480・楽天)

セットの中身で選ぶ ─ 主食系とパン系は役割が違う

セットを並べて見比べようとすると、どれも似て見えて手が止まる。これ、僕もそうでした。見る軸を決めていないからなんですよね。

軸は3つでいいと思っていて。①保存年数(5年保存が一つの目安)②中身の構成(主食中心か、パンや副菜も入るか)③調理条件(水だけで戻せるか、お湯が要るか)。特に効いてくるのが3つめです。

停電していればカセットコンロがない限り加熱は難しいし、断水していればお湯どころではない。だから水だけで戻せる主食が入っているかは、かなり実務的な条件になります。アルファ米は水またはお湯で戻すタイプの主食枠で、この条件を満たしやすい。2人用・3日分の18食セットでアルファ米とパンの缶詰が組み合わされたものが7,649円(取得時点・税込、送料込み)、レビューは取得時点で284件・平均4.67。保存期間は製造より5年(賞味期限4年半以上保証)と記載があります。

アルファ米|2人用/3日分 18食 非常食セット JHJ 5年保存 アルファ...(¥7,649・楽天)

もう一枠、忘れたくないのが調理不要でそのまま食べられる食品です。水を使わない、火も使わない、開ければ食べられる。この枠があるかどうかで、発災直後の数時間の心理的な余裕がまるで違ってくると思っていて。

その代表がパンの缶詰。5種類・1箱15缶入りの5年保存のパン詰め合わせがあって、1缶に2個入りなので分けやすい構成になっています。価格は選ぶ箱数によって7,930円〜102,470円(取得時点・税込、送料込み)と幅があるので、まずは最小構成から見てみるのがいいかなと。卵不使用の「プレーン味」や、国産あずきを使った「あずきミルク味」といった味の展開があるのも、食が進まなくなる問題への一つの答えになっています。アレルギー表示の詳細は商品ページで確認してみてほしいです。

保存パン|パンですよ! 非常食 パン 5年保存 缶詰 美味しい おすすめ...(¥7,930〜・楽天)

大事なのは「アルファ米とパン、どっちを買うか」ではなくて、両方の枠を埋めるという考え方なんですよね。水で戻せる主食と、開けるだけで食べられるもの。役割が違うので、比べる対象ですらないんです。

まとめ

公的ガイドの推奨は「最低3日、できれば1週間」。3日分の備蓄は、推奨の下限に留まっている状態なんです。

必要量は家族人数×日数×3食で機械的に決まるので、まず自分の家の数字を出してみてほしい。4人家族なら84食、という具体的な数が出るだけで、買い足す量の見当がつきます。

セットを選ぶときは、保存年数・中身の構成・調理条件の3つで見比べれば絞れます。この軸だけ持って楽天の商品ページを開くと、あの似て見える一覧が急に読めるようになるはずです。

そして今日いきなり買う必要はないと思っていて。順番があるんです。

今日やること: 家にある非常食を全部出して、賞味期限の日付だけメモする。

買い足すかどうかの判断は、その数字が出てからで間に合います。もしかしたら「思ったより残っていた」かもしれないし、「全部切れていた」かもしれない。どちらにしても、現状が分からないまま買い足すと、同じ味ばかり増えたり、期限がバラバラになって管理できなくなったりするので。棚から出して並べる、それだけで十分な一歩なんですよね。


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