好きな曲が“教材”に。教科書では学べないリアルな英語は洋楽で(15)
久しぶりに洋楽シリーズです。
今日は、テイラー・スウィフトさんを取り上げます。
テイラーさんと言えば、その人気や男性遍歴から、ひがみやゴシップの対象になりやすいのも事実。そこでこの曲、
Shake It Off
は、でも「そんなの気にせず、自分らしく行くわ」というもの。
ちなみにShake it offは、直訳すると「それを振り払う」ですが、会話では周りに何と言われようとも、
「そんなこと気にしないで」
「嫌なことを引きずらないで」
「忘れて切り替えよう」
という意味で使われます。
ここではラップの箇所(2:17~2:42)に注目します。一緒に口ずさめるようにすると発音練習にもなります。まずは動画でチェックしてみましょう。
ラップ部分の以下の歌詞です。
・Just think while you've been getting down and out about the liars
・this sick beat
・And to the fella over there with the hella good hair
● down and out(完全に落ち込んで)
down and out aboutの発音ですが、音のつながりがとても難しい最初の難関です。「ダウネナラバウ」のように波打ってつながっていきます。この後で紹介する先生の動画のお手本をしっかり聞いてまねしてみましょう。ここがスムーズに発音できればうまくあとにつながりますから。
なおget down and outで「完全に落ち込んだ状態になる」という意味で、you’ve been getting~という「have + been + 動詞のing」形になっているので、過去からずっとその状態が続いていて、おそらく今後もそういう状態が続くというニュアンスを持っています。時間的な幅を表現したいわけです。
● this sick beat(この最高のビート)
スラングでは意味の逆転が時として起ります。sickは、本来は「病気の」というネガティヴな意味でしたが、今はスラングで「(病みつきになるほど)最高の」という反対の意味でも使われます。他によく知られたものにbadという単語があります。本来は「悪い」でしたが、まったく逆のgreat「最高」という意味でも使われます。状況によってはYou’re bad!で「君、最高!」になります。これはマイケルのBad!という曲の影響もあって当時はやったとか。
● And to the fella over there with the hella good hair
(そして向こうにいるすごくすてきな髪の男の子に)
fellaはfellow「男、奴、野郎」、hellaはhell of a「とても、非常に」のことで、それぞれ話し言葉がそののまま文字になったものです。ラッパーなどがよく使うかなりくだけた言い方です。
もう毎日35℃超えの猛暑日で嫌になっちゃいますね。暑くってやってらんないです。もうここは大声出してテイラーさんと一緒にラップでもしちゃいましょう!
フジテレビ「ネプリーグ」のイングリッシュのコーナーでおなじみだったレイニー先生が、以下の動画で歌い方を解説してくれます。
まずは、語句と歌詞の意味が理解出来たら、今度は一語一語をはっきりゆっくりと発音して個々の音の確認をしましょう。ラップの前のウームアップ。口を英語の口に変える準備ですね。
で、それができたら、さあいよいよ声に出して練習です。
今日のはかなり手ごわいですよ。何度も練習が必要になると思います。高校生や大学生にやらせると大人気で、皆、最初はとまどいますが、コツを掴むと一気にできるようになります。クラスが盛り上がる一番人気のタスクです。私もよく使います。
一緒に声に出してそっくりかぶせて言えるようになるまで練習しましょう!
Are you ready? Let's get it on!
『REINY先生の英会話#163 5分で英語のラップを歌える方法!』より
