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英語学習をもっと楽しく!洋楽で口語スキルを磨きませんか?(92)

また洋楽に戻りましょうか。今日は、ジョン・ウエイトさんです。この名前を聞いてピンとくる人はかなりの洋楽通かと。1984年に全米1位を記録した曲を今日はピックアップします。    

           Missing You


私自身も、洋楽を一番聞き込んでいた時期にたまたまよく耳にしたのでご紹介することにしました。では、早速聞いてみましょう。

Every time I think of you
I always catch my breath
And I'm still standing here
And you're miles away
And I'm wondering why you left

And there's a storm that's raging
Through my frozen heart tonight
I hear your name in certain circles
And it always makes me smile
I spend my time, thinking about you
And it's almost driving me wild

And there's a heart that's breaking
Down this long distance line tonight

I ain't missing you at all (Missing you, missing you)
Since you've been gone away (Missing you, missing you)
I ain't missing you (Missing you, missing you)
No matter what I might say (Missing you, missing you)

「Missing You」 by John Waite

では、気になった箇所の解説です。

I miss you.  vs   I missed you.   vs   I’ll miss you.
missは「あるものを捉えそこなう」が核です。ここから「あるべきものがない」に。そしてそこから気持ちの上ではいるはずの人物に「会えなくてさみしい」に発展していったというわけです。おもしろいことに、これが時制が変わると意味合いも変わります。

I miss you.
目の前に今、相手がいなくて寂しい。
恋人同士が離れ離れで電話しながら言うセリフ。

I missed you.
しばらくぶりに会って「あなたに会えなくて寂しかったんだから」の意。

I'll miss you.
(これからあなたに会えなくなるなんて寂しい)。
空港などででカップルが別れを惜しんで言うセリフ。やたら、カップルでの例ばかりあげましたが、同性を含む親しい友人でも、家族でも要はだれでもOK. 会えなくて寂しいと思ったら言えばいいわけです。今度使ってみてください。

私事ですが、実際にこの3つ使ったことあります。遠い昔の淡い青春。結局、いろんな事情で思い通りにはいかなかったのですが…….。今では素敵ないい思い出です。

I always catch my breath 「いつも息をのむ」
catch my breathで「息をのむ、ハッとする」ということ。ちなみにbreathを使った定型表現はいろいろあります。

Don’t waste your breath. 「息を無駄にするな」→「言うだけ無駄だよ」Take a deep breath. 「深呼吸して」→「落ち着いて」
Don’t hold your breath. 「息をこらすのはやめな」→「期待しても無駄だよ」※「期待どおりにはならないから息を凝らして待つのはやめな」から。She takes my breath away. 「彼女は息をのむほど美しい/素晴らしい」

in circlesは「(目的を同じくする人の)集団、仲間内で」

I hear your name in certain circles. (ある仲間内で君の名前を耳にする)ということ。


「人を駆り立てる」drive
it's almost driving me wild (発狂しそうになる)
drive me wildで「いてもたってもいられない状態になる」ということ。場面によっては「気が狂いそうになる」という強い意味にも。動詞のdriveには「動かないものを意図する状態に駆り立てる」というニュアンスがあります。そこから誰もが知っている「運転する」という意味になるんですね。

goneは形容詞で「もうここにいない」という状態を表す。
Since you've been gone away
(君は離れた所に行ってしまっているから)あれ、have been gone awayって変だな。have gone awayじゃないの、と思ったあなた。なかなかするどいです。

実はこのhave been gone は受動態ではなく、gone自体が動詞goの過去分詞goneというよりは、完全に形容詞化したもので「いなくなって、出て行って」という意味です。それが完了形のhave been goneとなって使われているのが上の文です。同じような例としてfinishedがあります。

じゃあ、have gone awayとの違いは?となりますが、こちらは「離れた所に出て行ってしまった」のように動作の完了を強調したい時に使います。have been gone awayは、形容詞なので状態に近く「離れた所に行ってしまっている」という感じです。


というわけで、この曲は当時の自分の記憶と相まって、いつまでたっても頭から離れず思い出します。特に、自分史上の大きな出来事がかぶっているだけにしっかりエピソード記憶として、刻まれているからだと思います。皆さんにも、そんな1曲ありませんか?

Although this is just one of those hit songs from the 80s, this particular song, combined with my memories of that time, has always been stuck in my head, and I find myself remembering it from time to time. That’s probably because it relates to a major event in my personal history.

Don't you all have a song like that?

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