ベターなエシックス判断はスキエンティアから導かれる
「倫理的にまともな判断をするためには科学的な教養が必須である」
義務教育では「倫理的にまともな判断をするためには科学的な教養が必須である」と教えて行く必要があると思います。
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) July 5, 2025
「科学的教養の軽視は非倫理的な行為の促進に直結している」とも言える。
以下のリンク先の添付画像のような非倫理的な発言が科学技術的思考が原因で出て来たと誤解させるような教育をすることは誤りであり、自分自身の科学的教養の無さについて謙虚になって、喘息についてきちんと調べていれば防げたはずの発言であったことを教えて行くべきだと思います。 https://t.co/dTM0sLCpPu
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) July 5, 2025
註
エシックスとモラル
翻訳語 倫理と道徳
「今日学者社会ニテ道徳ト云ヘバ、皆其如何ナル物ト云コトヲ知ル。然レドモ審カニ其意義ヲ叩クトキハ、明白ノ答ヲ為ス者少ナシ。按ズルニ今世間ニテ言フ所ノ道徳ト云ヘル語ハ、支那ノ儒教ヨリ来レル語ニ非ズシテ、西洋ノ翻訳語ヨリ来レル者ナリ。希臘ニエシックスノ語アリ、拉丁ニMoralノ語アリ。現今法英二国ニモ亦Moralノ語アリ…何レモ己ガ身ヲ修メテ善良ナラシムルノ義ニシテ、支那ノ辞書ニ之ヲ訳シテ、或ハ純善、或ハ正経、或ハ善徳ト為ス。本邦ノ辞書皆之ヲ訳シテ、道徳、又ハ道徳学ト為ス(或ハ倫理学ト訳スル者モアリ)」
「此道徳及道徳学ノ語、学者間ノ普通ノ語トナリ、凡ソ善ク其ノ身ヲ修ムル者ヲ道徳者ト称シ、是ヲ教フルノ学問ヲ道徳学ト云フ。是ヨリ支那ノ儒道ヲモ亦道徳学ト称スレトモ、儒者ハ自ラ己ノ学ヲ道徳学トハ称セズ。経書ニ道徳の二字ヲ連用スルコトアレドモ道ハ自ラ道、徳ハ自ラ徳ニシテ、二語ヲ合セテ一意ト為シタル者ニ非ズ…中庸曰天命之謂性率性之謂道脩道之謂教トアリ…此中庸ノ本文ニアル所ノ道ト云フハ、英語ノMoralト同一ニシテ、今世間ニテ言フ所ノ道徳トイフモノ是ナリ。其教ト云フハ英語ノMoral science又Moral philosophyト同一ニシテ世間ニ云フ所ノ道徳学トイフモノ是ナリ」
(明治26年)
「上編 一」
「第一 道徳 道徳学」
エシックスとモラルの違い
《倫理(ethics)というのは外的に規定された社会的なルールのことで、職業上の義務などは倫理の範疇である。道徳(morals)というのは個人的な信条(プリンシプル)に基づく行動規範のことである》
《倫理というのは外的に規定された社会的なルールのことで、職業上の義務などは倫理の範疇である。道徳というのは個人的な信条に基づく行動規範のことである。……しかし、日常的な使用において、倫理と道徳ということばの区別があいまいになってしまうのは、個人のもつ道徳感情が社会で共有されることで、倫理という社会的な規範が成立しているからだろう。》
内面の道徳・社会的倫理?
https://ameblo.jp/sanpokoh-fujita/entry-12912414863.html
規範
「ルールだから」従う人は何割?「罰も報酬もないルール」になぜ人は従ってしまうのか?https://t.co/lZUImxo5P6
— ナゾロジー@科学ニュースメディア (@NazologyInfo) June 12, 2025
英ノッティンガム大学は「人はなぜルールを守るのか」という疑問に迫りました。研究では、守ることに意味が感じられないルールにも多くの人が従うことが分かりました。なぜでしょうか。 pic.twitter.com/iBp2xZORw5
動物のモラル
ホモ・サピエンスのモラル
道徳的判断は直感的判断
道徳的判断においても、道徳心やポジティブ心理学の研究で著名なジョナサン・ハイト(Jonathan Haidt, Stern School of Business, New York University, 2001)は、「直感的な判断が先にあって、合理的判断は後の理由付けにすぎない」という論を、展開しています。
「人はどのようにして道徳的な判断を行うのか」
危険度が低いシチュエーションでは、「結末」の良し悪しよりも、「行為」自体が道徳的かどうかが、物事の善悪を決めるもっとも有力な因子でした。「嘘をついているか?真実を語っているか?」ということが一番重要で、最終的に良い結果になるかどうかは二の次だったのです。これに対して、より危険度が高いシチュエーションでは「主体」・「行為」・「結末」の力関係が変化し、「結末」の良し悪しがもっとも強い因子でした。特に、最後に良い「結末」がもたらされる場合は、「行為」そのものの善悪の違いはそれほど重要ではありませんでした。
モラルへの社会文化の影響
脳の可塑性と社会的影響
脳は、環境や経験によって変化する可塑性を持っています。これにより、社会的規範や常識も学習され、時間とともに変化していきます。しかし、社会的な影響や文化的な要因により、常識的な行動が歪められます。非常識な行動が見られるケースでは、社会的な規範や文化的な価値観が脳に強く影響し、その人の「常識」が一般的な社会規範とずれるのです。特定のサブカルチャーや社会集団に属することで、独自の常識が形成され、外部から見ると「非常識」と映る行動を取るのです。
非常識の脳科学 | 銀座泰明クリニック
モラル関連書など
道徳とは何か? - その研究の変遷と道徳基盤理論の誕生
https://gssc.dld.nihon-u.ac.jp/wp-content/uploads/journal/pdf19/19-121-132-Aoyama.pdf
スキエンティアscientiaとは
サイエンスの翻訳語「科学」は誤訳
科」学も一種の誤訳です.ラテン語でscientia,英語ではscience,ドイツ語ではWissenschaft,共に,知識一般という意味しかなく,そこには「(分)科」した,つまり「科・目」に「分・科」あるいは「分・類」された,分かれた,という意味はいささかもないのです.
https://web.archive.org/web/20170504102922/http://laboratory-for-metaphysics.org/metaphysics0.html
中世までのスキエンティア
サイエンス史
スキエンティアは今だとネクシャリズムのイメージか?
宇宙物理たんbotが自由七科(中世の大学で教えられた文法・修辞・論理・算術・幾何・音楽・天文、つまりリベラルアーツ)に触れていて思ったのだけど、もし21世紀の日本で自由七科を教えるなら、どのような科目にするのが良いだろう。本来、大学の教養部の課程だけど、あえて勝手に考えてみると?
— FUJISAWA KENTA (@fujisawakenta) September 2, 2020
宇宙と地球(自然現象一般、その中の人間の位置)
— FUJISAWA KENTA (@fujisawakenta) September 2, 2020
生命(生物学、進化、医学、心理学、脳科学)
技術(工学、農学など技術全般)
政治と経済(社会と暮らし)
歴史と民族(宗教を含む)
表現(芸術、コミュニケーション、内面と外面の関わり)
発達(教育、生まれてから現在の自分を獲得する過程)
