『あめだま』
いつもひとりのドンドン。
ある日、文房具屋でドンドンが見つけたのは、6つのあめだま。
部屋で1つ食べると、「リモコンがはさまって痛い!」とソファの声が聞こえてきた!もう1つ食べると、今度は犬のグスリが話しはじめて…。
あめだまを通して周囲の愛に気づいたとき、ひとりぼっちの少年にある変化がおとずれます。
心あたたまる成長の物語。

2020年にアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞したペク・ヒナ。彼女の絵本の特徴は、なんといってもその人形と緻密なセット作り!
この予測もつかないユニークなお話に実在感を与えているのは、どこまでも具体的なのに魅力ある幅広い表現力。特にドクドクの豊かな表情は、幼さの中に放っておけない人間味があります。
どんな風に作っているんだろう…と思っていたら、制作メーキングがありました!
この絵本が国境を越えて多くの人の心を捉えて離さないのは、ストーリーにも共感できることがたくさんあり、様々な形の関係と愛情が描かれているから。
長谷川義史さんの関西弁翻訳もリズム感が楽しく、どこか懐かしく味わうことができますよ。
そして!なんと!本作、アニメになったのです!!
劇場上映は終わってしまいましたが、どこかで観たいなあ。
ペク・ヒナ・作 長谷川義史・訳
対象年齢:3歳から
ページ数:40ページ
2018年8月
