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オレゴンでの体験 ~シロシビンセッションの光と歌と解放~

注意書き:この記事は私の個人的な体験談です。 シロシビンは日本では違法な物質です。 この内容は医療的な治療や使用を推奨するものではなく、違法行為を勧めるものでもありません。

オレゴン滞在中にHidden Springs Wellness Centerでケタミン支援療法とシロシビンセッションを体験した。以下に9月23日のケタミンセッション、9月25日のシロシビンセッション、そして9月26日の統合セッションを時系列でまとめた。


9月23日 イアン先生のケタミン支援療法@Hidden Springs

Hidden Springs Wellness Centerはオレゴン州Ashlandにある自然豊かなコミュニティ施設である。ケタミン支援療法のクリニックとして知られており、最近シロシビンも提供し始めた。木造の一軒家で、隠れ家のような落ち着いた雰囲気だ。清潔で明るく、大きな窓から木々が望める癒しの空間だった。

セッションは筋肉注射から始まり、変性意識状態に入った後、ブースターを追加して約3時間にわたり深い変性意識状態が続いた。

身体の境界が溶け、気づくと自分の存在が崩壊し、ピクセル状の無数の粒子に分解されるような感覚に陥っていった。子供の頃に遊んだゴム跳び遊びの歌とリズムがどこからともなく蘇り、それが魔術的な規則のように感じられた。

そこから一転して、目が回るようなスピードで流砂に沈み込むような感覚に襲われた。フラクタルのような無限ループに閉じ込められたような不気味な世界に囚われ、「出られそうで出られない。出口はない」という絶望感が強くなった。人間だった頃の記憶がぼんやり浮かぶものの、「あれは一瞬の幻影で、二度と戻れない」と感じ、己の無力さにすべてをあきらめる境地となっていた。

やがてその状態から抜け出し、現実に少しずつ戻ってきた。

イアン先生によると、ケタミン体験には「広がり・開放感」のエクスパンド型が多い一方で、私のように「沈み込み・閉塞感・無限ループ」のコントラクション(収縮)型も珍しくないそうだ。これは解離性の物質であるケタミンの特徴で、自我(ego)の境界が溶ける過程で起こりやすい。高用量や筋肉注射+ブースターの場合、「K-hole(ケタミン・ホール)」と呼ばれる深い解離状態になりやすく、ユングの錬金術で言うNigredo(黒化・崩壊の段階)のような暗く苦しい側面が出ることがある。これは古い自我が壊される「自我死(ego death)」のプロセスで、再生のための必要な段階とも解釈できる。心理的には、個人の無意識から集合的無意識への移行を示す体験である(ケタミン体験の詳細な解釈は、この記事の最後に自分の覚書として残してある)。

9月25日 菜生子さんのシロシビンセッション~長時間で起きたこと~

こちらは朝10時頃から16時頃まで、本当に長いセッションだった。シャスタ山で汲んできた水を使ったシロシビン25mgのお茶を飲んだ。しばらくすると寒気と吐き気が起き、毛布にくるまって胎児のように身を縮めていると、次第にビジョンが現れ始めた。

第1段階:摂取と導入 ― 曼荼羅と移動の門
アイマスクをしていたが、インドの曼荼羅(黒背景に蛍光色の紫やオレンジの細かい点や線)が現れ、モスクのような空間へと乗り物で移動する感覚があった。幾何学パターンがズームインし、別の宇宙に入っていくような印象だった。

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