細胞レベルで健康を考える
免疫異常リウマチの謎と、私たちの足掻き
自己免疫疾患――リウマチも、多発性硬化症も、 遺伝が関係するのかは分からない。 ただひとつ言えるのは、どちらも「付き合っていく病」だということ。
■ 原因の分からない病と生きる
関節リウマチは、免疫異常を中心に、遺伝的素因と環境要因が複雑に絡み合って発症すると言われている。 完全な予防は難しいが、禁煙や生活習慣の改善、早期治療で進行を抑えることはできる。
多発性硬化症も同じく、単一の原因はなく、自己免疫反応・遺伝・環境・生活習慣などが複雑に関与している。 研究は進んでいるが、まだ解明されていない部分が多い。
私と母は、そんな謎の多い病と共に生きている。
■ 食生活を見直すという、小さな反抗
薬と主治医を信頼してきたけれど、甘い炭酸飲料の一件から、 「自分でできることは何か」と考えるようになった。
基本の基本、食生活の改善。
コーヒーはカフェインレスへ
毎晩、国産納豆
酢玉ねぎ
鰹節、もずく、めかぶ
トマトや緑黄色野菜
冷凍ブルーベリー
米は玄米
添加物チェックが習慣に
自分では大きな変化を感じなかったが、久しぶりに会った友人に 「肌が綺麗でびっくりした」と言われた。 どうやら、体より先に肌が反応したらしい。
続けてきたことに、ちゃんと成果があった。
■ 母にも伝えたけれど
私は母にも食生活の改善を伝えた。 和食中心にして、朝のパンやお菓子の習慣を変えた方がいいと。
でも母はいつも通り。
「好きなものを食べるのが幸せ。少しは気をつけます」
それでも私は、和食ランチに連れて行ったり、 手作り惣菜屋さんに寄ったり、 マグロ専門店で刺身を買って届けたりした。
無駄な足掻きだと分かっていた。 それでも足を運んだ。
■ 痛みに慣れすぎた母
腰が痛いと言いながら、1カ月ほど辛そうにしていた母に、 何度も通院を勧めた。
「定期通院の時で大丈夫」
そう言い続けた母の腰の骨は、折れていた。
痛みに慣れすぎて、我慢できてしまう強すぎる母。 私は、母を変えることはできないと悟った。 だからせめて、私が元気で対応できるようにするしかない。
■ 私自身の足掻き
食生活は改善できた。 次は運動不足。
デスクワーク中心の生活を少しでも変えるために、 休日はウォーキングや自転車に乗るようにした。 スマホアプリで歩数をカウントし、6000歩を目標にした。
無駄な足掻きで、自己満足かもしれない。 でも、母はデザートを少し控えるようになり、 食べ放題や安価なチェーン店には行かなくなった。
牛歩でも、足掻いた方が良さそうだ。 自分のためにも、楽しみながら運動を続けていく。
■ どこまで改善できるか
これからも、できる範囲で続けていく。 また良い報告を書けたらと思う。
