見出し画像

本のタイトル見てシュミ合う人いるとちょっと嬉しくない?

#うちの積読を紹介する

たまにはタグ遊びをします。

1.ドグラ・マグラ
2.蜘蛛の糸・地獄変
3.砂の女
4.フレップ・トリップ
5.火宅の人
6.檀
7.タナトスの蒐集匣ー耽美幻想作品集ー
8.暗黒のメルヘン
9.キリエのうた
10.夜明けのすべて
11.中原中也
12.大正浪漫乙女恋譚抄
13.ピクニック
14.ロリータ・ファッション
15.異形コレクション ギフト
16.異形コレクション メロディアス
17.少女の本棚 秘密
18.憑霊信仰論
19.面白すぎて時間を忘れる「毒」の世界
20.砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない

まあまあ積んでいました。
でもまあ、良いのです。
京極夏彦せんせも、背表紙眺めるのだって目次眺めるのだって読書と言えば読書だって言ってましたし、佐伯ポインティさんも、すぐ読む必要はない。積読は仕入れだから😄と申しておりました。

わたしに関して言えば、「本」という媒体そのものが好きなので、そこに「在る」というだけで満足してしまうのですよね。
特に、表紙って顔なので、凝った装丁や惹かれるイラストだとそれを見ているだけでもときめきかせてくれます。

例えば「14.ロリータ・ファッション」は、表紙に純白の総レースをあしらい、小口はピンクと白のストライプ、更にはリボンの模様。
こんな意匠凝らしまくりカバーの下からは、青のタータンチェック柄がちらっと見えます。
贅沢〜〜!!
もはや書物の形を取ったロリ服です。
さすが野ばらちゃん……恐れ入る。
採算度外視凝りすぎ表紙があまりに繊細で可愛くて、フィルムすら剥がせなずお姫様のように本棚で眠っています。
でも、お洋服は着るもの、本は読むものなので、いずれは……。
パニエを仕込んだスカートのような厚みは、甘やかでありながら世界に反応する棘を持っているよう。

イラストで言えば、わたしはマツオヒロミさんが好きなので、「12.大正浪漫乙女恋譚抄」、「17.秘密」は内容ももちろん好きなモチーフではありますが、ジャケ買い的な部分もかなりあります。
アンニュイな表情の女性が魅力的なイラストを描かれる方。
小物やお衣装も凝っていて、じっと眺めているとゆっくりとその世界に溶けていけそう。
「7.タナトスの蒐集匣」も、丑山雨さんの表紙にも惹かれて購入♪

本の面食いみたいになっちゃいましたが、素直に内容に興味があったり、作者が好きだったりで購入した本もちゃんとありますよ!

近代文豪は、文豪同士の関係性を面白く見ているうちにゲーム「文豪とアルケミスト」にハマり、あれもこれも読むようになりました。
「11.中原中也」は、割とハマりたての頃に購入。
中原中也とよく喧嘩をしていた(らしい)ご友人の大岡昇平さんの書いたもの。
彼がどういう風に中原中也と接していたのか、彼から見た中原中也ってどんなだったのか……てかそこに興味持ったはずなのに2年も積んで、どういうこと!?!?
中原中也のことは結構好きで、たまに記念館に行きます。
詩のことはあまりわからないけれど、彼ってとても繊細な暴れん坊の印象。
放っておけないけれど、あんまり近くにいてほしくもないような……笑
友だちの友だち、くらいにいたら面白そうです。

あと、詩人繋がりで「4.フレップ・トリップ」ですが、これは北原白秋の書いた樺太旅行記です。
わたし、詩人が書いた詩以外の文章好きなのですよね。
室生犀星の「幻影の都市」や、萩原朔太郎「猫町」を読んだ時に感じたのですが、詩人の目を通して見た世界の、幻想と現実の境目が曖昧なような描写が不思議で綺麗で…きっと「フレップ・トリップ」もそんな、現実だけど現実じゃないような美しい白昼夢みたいで、少し奇妙な世界が広がっているのだろうなあと思います。
なんせ北原白秋先生ですからね。
北原白秋の言葉のセンス、KERA!とかで育ったゴス好みのひとは好きだと思うよ。
赤と黒の薔薇を液体窒素で凍らせて、粉々に砕けた欠片がキラキラしているさまを見ているようです。
綺麗怖い儚い、そして異国情緒、まるで白昼夢。

「6.檀」は「5.火宅の人」の副読本の関係。
「火宅の人」は作者・檀一雄さんの視点、「檀」はそんな作者を見る奥様からの視点となっているそうです。
「火宅の人」、実は途中までは読んでいるのですが、時代が時代なので当然、今の価値観から見ると考えられないほどの乱れまくりの性。
この頃って、今ほど白と黒がはっきりしていなくて、白〜黒の緩やかなグラデーションじゃないですか。そういうおおらかさはいいなと思いますが……いやだからと言って愛人作って何度も堕させて……は流石にどう……?

こういう本系のタグとか記事で、「この人本のシュミ合いそう〜!」みたいな人見かけるとちょっと嬉しくなりません?
わざわざ声掛けたりとかしないけど「わかります……わかります……」と、頷いちゃいます。
わかる人に伝わってくれたら良いのですが、津田健次郎の声のキリンになる。

もちろん読むために買ったので、積読だっていずれは読まれた方が良いですが、まあ別にそれが数年先でも構わないわけです。
まずは買ったという実績がほしい。
自分だけの最高本棚を作りたい。
むしろ、寝かせてから読んだ方が本もあるかもしれないし。

とか言いつつ本日も1冊本が増えてしまいました。
木古おうみさんの「偽葬家の一族」。
表紙の雰囲気ゲ謎すぎる……現代の話なのかな。
まだ開いてない物語の扉を眺めています。

無害

いいなと思ったら応援しよう!

無害 ありがとうございます!!とっても嬉しい!コーヒー飲ませていただきます☕