見出し画像

夢を叶えられなかった私が、noteを始めた理由

中学生の頃、卒業文集に「将来の夢」を五・七・五で書く時間がありました。
私は迷わず、こんな一句を書きました。

締切に 追われる日々が 楽しくて

小さい頃から本が好きだった私は、毎日図書室に通って、本の世界に没頭していました。
空想の世界は、私の逃げ場でもあって。
ハリー・ポッターにハマったときは、「11歳になったら私にも迎えが来ないかな」なんて、現実逃避してみたり。
ジブリの『耳をすませば』にハマったときは、貸し出しカードに名前を書きながら、「私にも素敵な王子様との出会いがあるんじゃないか」と信じていたりしました。

初めて物語らしいものを書いたのは、小学6年生の学芸会で脚本担当になったときのこと。
どんどんアイデアがあふれてきて、夏休みの間中、夢中で脚本を書きました。
何度も何度もノートに書いては消して、書いては消して。
そのたびに先生のところへ見せに行って修正して、まさに「締切に追われる日々」。
でも、全くつらくはなくて、むしろ夢中になれる自分にワクワクしていました。

今思えば、少し陳腐なタイムスリップものだったけれど。
登場人物のせりふやストーリーを考える時間が、何よりも楽しくて仕方なかったのです。

そんな私の五・七・五を見て、友達が
「作家になって売れたいとかじゃなくて、こういうのってすごくいいよね」
と褒めてくれたことも、今でも鮮明に覚えています。

結局、夢見た作家にはなれなかったけれど。
あの頃の気持ちは、今も消えていないみたいです。

こうして、SNSという新しい場で言葉を紡いでみようと思えるのは、あの頃の自分がいたからかもしれません。

あなたの「昔の夢」は、今どこにありますか?

また、「締切に追われる日々」を楽しんでみたい。
そんな気持ちで、今日からnoteを始めます。

※本作品は「note創作大賞2025」にエントリーしています。ぜひスキやコメントで応援していただけたら嬉しいです!

いいなと思ったら応援しよう!