令和七年度 宅建試験を受けた者たちへ
令和七年度 宅建試験を受けた者たちへ
10月19日宅建試験試験終了後、Xでは
「今年の宅建試験ムズすぎ」
「過去問には無いものが出た」
「テキストの知識では解けない」
「今年度の試験はおかしい」
といったツイートが多く散見されました。
そして、呟いていた人の多くが今にもボーダーラインから落ちそうな人、もしくはボーダーラインから落ちてしまった人たちです。
きついことを言いますが……
今まで複数回受験してきて今回もそのボーダーラインに立てなかった人たちは、はっきり言って宅建試験の"才能がない"です。
今年で受験をやめた方がいいと思います。金の無駄だし、合格者たちの養分になるだけです。
……
この発言で凹んでしまった方、納得してしまった方々は、もう割り切って受験を辞めましょう。そんな気持ちでは絶対受かりません。
ここで「なにクソ」とペンを握り憤りを覚えないようでは、あなたの宅建に注ぐ心血が所詮その程度だったということなのです。
現にあなたは、現状がある程度安定していて安寧な生活を送れているのではないでしょうか。日々の暮らしで不満は無い。今の仕事で満足している。
だから宅建にそこまでのやる気と心血を注ぐ必要が無い。そうして現状に甘えて満足しているのではないでしょうか。
あるいは、無趣味がかっこ悪いからと暇つぶし程度に、宅建を勉強している自分に自惚れているだけではないでしょうか。
ついでに宅建を取れれば周りの人に宅建の資格を持っていると誇れる。ステータスになる。
そうしたあからさまな下心で、勉強をしている体を装い満足しているだけではないでしょうか。
今のあなたは『宅建を取れればいいや』くらいの安易な気持ちで宅建に臨んでいませんか?
そうして「今年度の問題まったくとけない」とのたまって、"問題が悪い"と批判し地団駄を踏む。
はっきり言いますが、テキストと過去問をしっかりやっていれば今年の試験は合格できます。
合格できないこと、今年の試験に対して不平を言うのは全くもってお門が違います。
毎年15%たちの人が受かる試験で、今年も15%の人が受かり、あなたたちは去年と同じ85%の側の人間になっただけなのです。
その15%の中の大半の人たちも85%の人たちと同じテキストや問題を解いて受かっているのに、ましてや試験に対して不平不満を言うのはその試験を経て受かった人たちに対しても失礼すぎやしませんか?
あまりに自己本位で無神経が過ぎると思うのです。
毎年設けられる15%の枠に入ればいいのに、入れなかったのはただ単にあなたが悪いだけなのに。
いくら試験が難化しようが毎年15%の人が受かり、難化すればするだけ15%のレンジが拡がって合格ラインが相対的に低くなるのは毎年変わりません。
その時点で受からなかった理由を試験問題のせいにすることは泣き言も甚だしいです。
あなたが毎年宅建試験に受からないのはその他責が問題ではないですか。
他責にすることで、自分が悪いのに正確な原因分析をせず、投棄してしまうことであやまふやにしてしまう。
試験内容云々ではなく、まずはあなた自身の中でなにがダメだったかを考えましょう。
あなたが受けた試験は合格した人達も受けた試験です。平等なものです。試験に合格ができなかったからと試験に対してモノを言うのは違う。
もう一度言いますが、まずはあなた自身の中でなにがダメだったかを考えましょう。
そして端的に言いますが、合格できなかったのは、単にあなた達に宅建試験の才能がないか、根性が無いか、勉強方法が悪いだけなのです。
要するに才能かやる気かやり方の問題です。
才能
才能というのは簡単に言えば向いている向いていないのことです。
例えば、半年前から合格できるか不安に駆られて涙が出てしまう。先のことを考えて手がおぼつかなくなる。こういう人たちがいるわけです。
結論、そんなにしんどいなら辞めましょう。死ぬわけではないです。時間の無駄だし鬱になるだけなので、他にできることを考えてください。
このように、精神的な理由で勉強そのものができないや勉強が嫌いでできないという体質など、そういったものが才能のないものになります。
しかし、そういう人たちは宅建試験においてかなり少ない部類だと思います。大半の人は勉強方法が悪いだけなのです。
才能が無くても、それでもどうしても宅建に受かりたいと言うのであれば、ある程度はそれに対応した方法で改善しますが(上記の例であれば受験鬱なので電気治療を受けるなど)、如何せんそれを見つけるのには時間がかかります。または見つけられない可能性だってある。
だからそういった人たちはどこかをメドに諦めをつける、折り合いをつける必要があると思います。
自分の中である程度の期限や条件を付けてそれを遂行できなければ諦めてください。それでも続けるのはあなたの身を滅ぼし続けるだけです。
割り切ることも重要だし、なにより割り切ってみると一気に清々します。そうして気持ちを切り替えて次の目標を見つけることができます。諦めることは決して悪いことではないのです。
やる気
やる気がないのは、やらなくていいからです。
例えば、船の事故にあって何も持たずに無人島に漂着した人がいるとします。その人は生きるために食べ物を確保しようと必死になるでしょう。
一方、テレビや何かの企画で無人島に置かれた人がいるとして、生きるために食べ物を確保しようと必死になるでしょうか。
この二者の食べ物を確保しようとするモチベーションにはかなり差があります。前者は生きるためという危機感に満ちた明確な目標がありますが、後者は生きるためという目標が不明瞭になっています(いざとなればスタッフが助けてくれるという保険がある)。
そういった目的や状況、環境によってやる気やモチベーションというのはかなり違います。ましてや現状に満足している、そこまでやらなくてもいい環境にいるなら危機感はないしやる気がでないのも当然でしょう。
なにも今の仕事をやめて極限状態になれとはいいません。
やる気がないならまずは目的を見出してください。明確に自分がやらなければいけない目標を作ってください。それでもやる気がでないなら目標目的の理由付けをして、それでもダメならそれを細分化してより強固な理由と目的を作ってください。
それは他人目線ではなく、自分のための目的にしましょう。
”自分がーするため”といった風に、自分主体の目的を作ってください。
それでもやる気がでないというなら、あなたは受験に向いていないので潔くやめましょう。
宅建試験で無駄にする時間と金を、今の仕事に割り振った方が貴方にとっては価値があります。
さて、やり方についてですが……。
その前に、私は今年の試験が初受験の37点という結果で、ボーダラインから3,4点プラスの位置に立ちました(マークミスが無ければ)。
私は決して地頭がよいわけでも天才というわけでもなく、もっと言えば目標に向けて勉強をするということもあまり好きではないです。
こういうことを言えばどこにでもある文句だし、嫌みだと取られるかもしれません。確かに地頭は少しいい方かもしれませんが、私は最初から合格点+1点を取ることしか目標にしていませんでした。
というのも具体的に言えば、自分はこの試験で37点を狙っていました。
内訳は「権利関係7~9/14、法令上の制限6/8、税1~2/3、その他5/5、宅建業法16/20」です。「権利関係~その他」までで20,21点を取って「宅建業法」で16,17点を取って合計37点という計算でした。
37点という点数を目標にしたのは、前年度(R6)の合格点数が37点で、前年度の合格点数が高いため今年はそれより低い点数がボーダラインになるだろうから、36+1点くらいを目指せばボーダーラインより上に立てるという予測からでした。
実際の結果としては「権利関係9/14、法令上の制限6/8、税1/3、その他5/5、宅建業法16/20」で、自分の狙っていた点数とドンピシャな結果になりました。
なぜこのような話をしたかというと、そもそもの前提として、多くの人たちは自分が目指すべき点数を曖昧にしたままで、ただ合格することだけに猪突猛進しているのではないか、と思ったからです。
例えば、「宅建業法は得点源なので18点以上をとりなさい」とYoutubeや本などでよく見聞きします。
私は初見で12年分の過去問を解いていて、その中で18点を取れたのは平成28年の過去問の一回しかなく、宅建業法は12年分全てを平均して16点しか取ることができませんでした。なので宅建業法で18点を目指せということには最初から懐疑的だったのです。
逆にあまり得点できなくてもいいとされている権利関係に関しては平均8.5点を取ることができ、法令上の制限は5.8点、税1.8点、その他3.8点(統計一問除く)でした。
なので自分は元より「権利関係7~9/14、法令上の制限6/8、税1~2/3、その他5/5、宅建業法16/20」を目標得点として本試験に向けて体制を整えることにしました。
無論、宅建業法を得点するに越したことはないので、その後も宅建業法の勉強は重点的に補完していったのですが、残念ながら予想点数と合致する結果となってしまいました。
これらは私の目標の建て方の一つなのですが、多くの人たちが勘違いしているのは、人が言っている目標や基準が自分にも当てはまると錯覚していることです。
「宅建業法で16点しか取れない、〇〇先生が言っているから宅建業法は18点を取らないといけない!権利関係は得点源じゃない!」そのような強迫観念から宅建業法だけをひたすら勉強し、逆に権利関係の勉強が疎かになっていたりすることが往々にあると思うのです。
何回やっても16点しか取れれないなら、16点は取れることを前提に、それに応じた、自分に見合った戦い方をすればいいだけなのです。
大切なのは自分の実力と得意分野、性格に見合った戦い方をして試験に挑むということです。
誰かが言っているからとか、ここはこんだけとらないと、といった考え方は妄信的で危険です。それはあくまで基準や目安の一つでしかないのです。
宅建試験終了後、Xで『宅建』を検索し、弁護士や司法書士の方が2人ほど宅建を合格されていたのを見ました。
彼らは権利関係が満点で、なんと勉強時間も1ヵ月ほどだそうです。
そのうち一人が勉強方法をnoteに上げられていたので読みましたが、勉強法は"テキストも何もやらず過去問をひたすらやるのみ"というものでした。
が、私にはそれは全く感心できませんでした。
そもそも司法書士や弁護士といった最上位ランクの安定した肩書をもった人たちが、たとえ1ヵ月しか勉強せず落ちたところで痛くも痒くもないのです。落ちたところで安定した職業についているので、そんなの公表せずにのうのうと生活していればいいし、ましてやそういう人たちは落ちたら恥ずかしいレベルではないでしょうか。
そもそも権利関係が満点取れて当たり前の世界で、宅建とれたくらいで自慢しているのは、よほど日々の仕事の中で不満があって下の人たちを見下さないと承認欲求が満たせないんだろうか、可哀想と邪推したくなってしまいます。
そういう人たちだからこそ「テキストも何もやらず過去問をひたすらやるのみ」という方法を提唱できるし、ましてや安定した立場に居るからこそ、この方法で合格できると高みから人に勧められるわけです。
初っ端から権利関係の下地が違いすぎるので、彼らと同じ勉強法をしたからと言って決して受かるという訳ではないのです。そもそもの勉強法が私たちには見合っていません。
だからまずはなにより自分に合った勉強法、目標を作るということが大事になってきます。あなたは司法書士でも弁護士でもないんです。
「誰かが言っているから、本にはこう書いていたから……」は、あなたが主体な訳ではなく、本やその誰かが主体となって言っています。
まずはあなたが主体になることから始めましょう。あなたが、あなた自身が続けられるやり方で、できるやり方で、プランを建てていきましょう。
これがそもそもの勉強をやる上での目標の建て方、やり方だと思います。
40点以上を取れるのならそれに越したことはありません。
でもあなたは40点以上を目指して勉強しているのですか?合格することを目指して勉強しているのではないですか。
それを履き違えないようにしましょう。40点取れなくても合格すればそれでいいのだから。合格することを目指しましょう。
こういった風に、まずはやる前の心得が大事なのです。
そうしてやり方の話なのですが、正直、私にはどのやり方が最善と言えるのかはわかりません。それは先に言ったように人に合ったやり方はそれぞれ違うし、この勉強法が私にとっては現状最善と言えるけれども、それを人に、最善と言って勧めるのもどうかと思うからです。
ですので、今から話すやり方は、あくまで『私がどういう勉強をして、どんなテキストを使って試験に臨んだか』という内容になります。
なので大事なポイントは述べるものの、自己の勉強法の参考程度に見て、盗めるところはどんどん盗んで取り入れてください。
私はあくまで、あなたにとってよりよいやり方を形作る手助けができたらなと思う次第なのです。
使ったテキスト
まず前提として私は下記のもの以外は一切使ったことがありません。
なんならYouTubeにある35条と37条の替え歌はダサすぎて聞いてられんと、すぐ閉じたくらいです。
本
・みんなが欲しかった!宅建士の教科書
・みんなが欲しかった!宅建士の論点別過去問題集
・みんなが欲しかった!宅建士の12年過去問題集
・みんなが欲しかった!宅建士の直前予想模試
Youtube
・宅建一発合格@れくお
アプリ
・宅建過去問
試験までの軌跡
私が宅建の勉強を始めようと思ったのが、今年の6月20日でした。
ちょうど試験までは4ヵ月の時期です。
まずは手取り足取り何もわからないので、とりあえず知識を付けようとamazonで評価が高かった『みんなが欲しかった!宅建士の教科書』を通読することにしました。
宅建業法から始めて、1時間ほどで約30頁(総頁数160ほど)読めたのでそれを日に日に繰り返しました。あんまり勉強もしたくなくて毎日とはいかず、自分のペースでのびのびとやっていました。よくわからない単語や文章がでてきたらその都度chatgptに聞きながらテキストに加筆を行いました。
この時のイメージは6月に宅建業法、7月に権利関係、8月に法令上の制限という感じです。読んでいる感じ、200時間程度で合格できんじゃね?と余裕をかましていました。
無事にサボりつつ通読して終えたのが7月入ってくらい。
35条37条は一目見て頭がクラッとした記憶があります。そこで覚えようとはせず一目ちらっと見て次のページ。ここらへんは読んで覚えるにも面倒なので実践で問題をやりつつその都度見て覚えることにしました。
そこから宅建のアプリの一問一答に取り組みました。
一問一答では間違えた問題やわからない問題、曖昧な問題をチェックしていきました。このアプリではチェック機能というのがあり、チェックした問題だけを再び解くことができます。
正当した問題は基礎的な問題が多くもう記憶に定着しているし、どうせ問題集に入った時に目にするので、記憶に定着していない問題だけを重点的に復習できるようにしました。
またそのチェックした問題の覚えられていない知識や、初めて聞いた知識などがでてきたら、すかさずテキストのその項目に書き込むようにしました。
そして一問一答を全部やり終えて(チェックした問題はそのままに)、一問一答で存分に加筆された教科書を再度通読してから、次は『みんなが欲しかった!宅建士の論点別過去問題集』の宅建業法を解いていきました。
これを解く際も、選択肢の一つ一つに、一問一答でやったように〇×をつけていき、解答を見た後に、理由が曖昧だったり間違えていた選択肢には選択肢の頭に△を付け、問題自体が間違えていたり理解できていなかったりあやふやなものには付箋をして、△をつけたものと付箋をつけたものだけを復習できるようにしました。その後に一問一答のチェックした問題だけを再び解いて正解したものだけはチェックを外しました。
これを終えたのが7月15日くらい。
そこから権利関係の通読に移りますが、読んでも内容が理解できないので途中から『宅建一発合格@れくお』のYoutubeチャンネルで補完するようにしました。このチャンネルを選んだのは、単にサムネイルが良さそうだったからです。それ以外に理由はありません。
またそれでも中々理解が追い付かないので、権利関係は項目ごとに一問一答を熟しました。それが終わり再び通読の二周目をしてから問題集を解いていきました。ここでも宅建業法でやったように書き込みやチェック、付箋△などはしっかり付けました。
サボりつつもそれを終えて8月20日くらいだったと思います。
そこから法令上の制限と税・その他を早く終わらせないマズイし10日くらいで終わらそうと意気込み、宅建業法や権利関係と同じ過程を熟しそれが終わったのが9月20日くらいです。
試験まで一ヵ月も無いので、法令上の制限とその他・税に関しては一問一答ではチェックしたまま、問題集では付箋を貼ってそのまま。復習は省略することにしました。
というのも次からもう過去問演習に入るので、それを解いていくうえで同じ問題にも当たるし、復習する必要があまりないと感じました。
そのあとすべての教科書の三周目の通読に入り、宅建業法と権利関係の、一問一答ではチェックした問題を、問題集は付箋部分と△だけを重点的にこなしました。
ここまで一日に勉強した時間は1時間から2時間程度。もっと少なかった日もあれば、全ての日を通して20日くらいはサボっています。
そこから『みんなが欲しかった!宅建士の12年過去問題集』に移り、一日一年でNo1の問題から時間を測りつつ順番に解いていきました。問題は問題集でやったように、選択肢毎に一問一答形式で〇×をつけて回答していきました。
そして答え合わせでは間違えたり曖昧な知識の部分にマーカーで線を引き、間違えた問題の番号を復習のため紙に書きだしたり、曖昧な知識や初めての知識、あやふやな知識の部分をノートにまとめました。
ここで正解していた問題と間違えた問題両方の解説、そしてその理由をしっかり読み込みました。
No0は昨年分なので後回しにしてNo1,2,3と演習。合格点数に届かず、No4では徐々に試験の傾向が感覚的にわかってきてようやく合格点に届くようになりました。その後も合格点に届いたり届かなかったりを繰り返し、なんとかすべての過去問演習を終えることが出来ました。
そうして私が今までやった過去問の「権利関係/法令上の制限/税・その他/宅建業法」の各項ごとに点数をリストアップし、その結果あまり点数が取れず苦手なのが宅建業法というのが判明し、宅建業法はより優先して重点的に復習する方向に舵を切りました。
一問一答でチェックした問題、付箋を貼った問題、過去問で間違えた問題だけをもう一度復習し、それから昨年度の過去問No0を解いたところ、ちょうどボーダーギリギリの37点に到達することが出来ました。
そのように過去問演習を終えたのがちょうど試験の一週間前の10月12日ほどです。
私の場合、一年分の過去問演習と解答解説は、演習が80分で終わり、そのあとの1時間ほどで解答解説をしていました。
そこからは『みんなが欲しかった!宅建士の直前予想模試』を一日一個、過去問演習などと同じように解いて、また同じように解答解説をしていきました。
お昼やトイレの隙間時間などテキストが触れないときには宅建業法のチェックした問題をひたすら周回しました。
ここで大事なことを言いますが、予想模試は合計四回あるのですが、私は一回も合格基準点をとることができませんでした。しかも全てC判定の900人中700位くらいでした。ただ予想模試までやって勉強している人たちはそもそも40点を取るようなガチ勢が多いのでまあ大丈夫かくらいの気概で居ました。なので得点できなくてもそんなに気にする必要はないです。むしろ、間違えた問題の解説を見て知識を蓄積させることの方が重要です。
そうして予想模試を終えたのが10月17日の金曜日。土曜日は間違えた問題だけをひたすら周回しました。
そうこうしている内に試験本番という感じです。本番ギリギリまで間違えた問題の総復習をしていました。時間が足らなくて予想模試第四回の復習だけはできなかったです。
直前の18日の土曜日だけは本腰を入れましたが、通読している時は不定期で一日2時間未満しか勉強していないし、過去問演習の時は3時間しか勉強していません。勉強時間は合計で約200時間ほどだと思います。
ポイント
やり方
自分の取れそうな点数を目標にする。
わからないものやテキストに載っていない知識はその都度調べてテキストに加筆する。
復習方法
やはり効率よく勉強したかったので間違えた問題とあやふやな問題だけに焦点を当てて何度も復習したのが功を奏したと思います。
正解した問題はやるだけ蛇足です。
解き方
全部の選択肢に対して理由を付けて、一問一答のように〇×をつけて回答することでより知識に定着するようになりました。
このおかげで本試の個数問題にも狼狽えることがありませんでした。
大事なこと
過去問演習は傾向や似たような問題が出ることが多いので、これをしっかりやって解説をよく読んで、その部分のテキストを見て加筆しつつ復習することが大事です。
また最後に予想模試を解いたのが良かったと思います。
過去問演習には載っていないけれどテキストには載っている、知識の薄い所や言葉面の間違えやすいところ(「帳簿は年度末5年ではなく"閉鎖後"5年」など)をついてくれる問題が多く、知識の補完が出来ました。
また最新の改正点についての問題が数個あり、それが今年度の試験対策に大いに役立ちました。
個人的に
問題文は全然読んでいません。選択肢の一問一答をするだけなので、ほとんど読むことがありませんでした。読むとしても主語や誰の土地かに着目して、それを絵や線で示すくらいです。そのためいつも大体80分で問題演習が終わり40分は余りました。
時間には余裕があるため、実際の試験でも同じように問題文をあまり読まず、ただその分、選択肢は読み間違いのないようにじっくり単語の一語一語を舐めまわしながら解くようにしました。
また、余談ですが試験前の17日の金曜日、私は勉強を忘れて温泉に行って存分にリラックスし、マッサージチェアを5回ほど堪能しました。
筋肉がほぐれて血流が良くなったからか、翌日から試験まで頭の切れが良くなった気がします。オカルトかもしれないですが、試験前の緊張に、あえてリラックスするということも大事なのかもしれません。
反省点
模試を受けていなかったために、見直しの練習をしていなかったのが響きました。試験ではじっくり選択肢を解きながら問題を進めていくつもりだったので、大体100分はかかり、残りの20分ほどで見直しをする予定だったのですが、100分かかるのは想定内でも、20分では見直しの時間がもう少し足らなかったです。
また、時間に余裕があれば過去問をもう一周回したかったです。問題をやればやるほど知識が定着していき、また選択肢取捨の精度が増し、理解のあやふやな部分や曖昧なところが少なくなっていきます。
総論
しっかり過去問演習をして復習をすれば今年度の試験は解けるしボーダーラインも超えることができます。なぜなら初受験の自分がそこまで本試験に対して苦に思わずボーダラインを超えることができたので。
なのでそもそも試験に対して泣き言を言うのはおかしいし、普通に過去問演習やってれば受かる。それで受からないのは最初に言った通り、才能がないか、やる気がないので諦めましょう。
私が200時間程度の初受験でボーダーラインを越えたことに関して、もし地頭がいいや、賢いなどと思った方は、そう仮定するなら、じゃあその二倍やればいいじゃないですか、としか思いません。二倍やれば何が何でも受かります。それで足りないと思うなら三倍やってください。それができないと最初から愚痴をこぼすようでは、あなたのやる気や宅建に対する熱意はその程度のモノです。潔く来年度の受験料をアフリカの貧しい子供たちにでも募金してください。
とにもかくにも、まずは試験に対して愚痴を言うのではなく、自分に対して自責の念を向けましょう。
確かに今年度の試験は個数問題が増えて難化したとは思います。
自分も解いていて、その最中はその選択肢であっているかかなり不安でした。しかし、解き終わっていざ見直すと「あれ?しっかり理由付けしてるから案外あってんじゃん!」という感覚になってほっと一息安堵感を覚えました。
元より一問一答感覚で選択肢ごとに〇×をつけていると、個数問題が出てきたところでそこまで躓くこともないのです。
今年の試験に難癖をつけている人は、ただ正解している答えだけを求めて、間違えの選択肢に間違えの理由付けを明確にしていないのではないでしょうか。それは単にあなたの知識不足であり、知識の補完不足です。反省してください。
自分の否を他に擦り付けるのは辞めましょう。
だからあなたは今年度試験に落ちたのです。
……と、私は思ってしまいました。
最後に
あまりにも今年度の試験問題に対して不平不満を言っている人たちがおり、それにイラついてしまったので、このような冗長な文章を書くに至りました。
あなたたちが不平不満を託つ試験を、あなたたちと時同じくして受験し合格した者たちがいます。彼らの中にはその試験を合格するために心血を注いで勉強してきた者たちも居ます。無論、あなたたちも同じくして心血を注いできたと思います。
しかし、合格した者たちは試験に対してそこまでの不平や不満を言っているでしょうか。彼らは合格せんとして当然に合格したのではないでしょうか。
試験に不平不満を言うのは、そうして当然に対策をし勉強して合格した者たちに対して、あまりに失礼ではありませんか?
彼らが受けた試験に瑕疵をふっかけようとするのは、"彼らが合格した"試験自体がおかしいと言ってるようなものなのです。
そんな暇があるなら黙って今からでも勉強したらいいのに、と思ってしまいます。
この中の文章でイラつかせてしまった方や、傷つかせてしまった方々、すいませんでした。来年度の合格を祈っています。
自分の経験談や勉強法が少しでもそのお役に立てればと思い、ここに遺させてもらいました。癇に障るような発言をしてしまったものの、少しでもお力になれたら嬉しいです。
