GenAI "Midjourney"で『ALIEN』のXenomorphを生成する
宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない。
"In space no one can hear you scream."
というキャッチコピーを掲げた映画作品がある。
ぼくの大好きな映画のひとつ、リドリー・スコット(Sir Ridley Scott)監督による『エイリアン』(Alien)。1979年に公開されたイギリスおよびアメリカ製作のSF映画で、脚本をダニエル・トマス・オバノン(Daniel Thomas O'Bannon)が担った名作である。
ダン・オバノンといえば、名作ゾンビ映画『バタリアン』(Battalion, The Return of the Living Dead)を語らずにはいられないが、今日は映画の話ではないので、残念ながら別な機会にしよう。
『エイリアン』の豪華出演陣
出演者もなかなか豪華メンバーで、出演は、トム・スケリット(Thomas Alderton Skerritt)、シガニー・ウィーバー(Sigourney Weaver)、ハリー・ディーン・スタントン(Harry Dean Stanton)、ジョン・ハート(Sir John Vincent Hurt)、イアン・ホルム(Sir Ian Holm Cuthbert)、ヤフェット・コットー(Yaphet Kotto)などが名を連ねている。
『エイリアン』の主役はゼノモーフだよね
でもやはり、『エイリアン』の主役といえば、シガニー・ウィーバーが演じるエレン・リプリー(Ellen Ripley)よりもなお、圧倒的にあの例の異星人、異星生物かな、俗に"エイリアン"と称されているゼノモーフ(Xenomorph)であろう。
余談だが、ぼくはかつてアメリカのフィギュアを蒐集していて、ゼノモーフのかなり大きめの(スケールは忘れてしまったが・・・)フィギュアを持っている。もし勝手に捨てられていなければ、いまでも実家のぼくの部屋で陣取っているはず。
かつてぼくは、何度も何度も、あのゼノモーフを3DCGで制作しようと試みては、その複雑な造形にずいぶん苦戦させられた記憶がある。しかし今や、時代は"GenAI"(generative artificial intelligence)、生成AIというツールを使えば、ある程度自分の好きなようにゼノモーフのヴィジュアルを操れるのではないのか!?
そこで今回は、画像生成AIの"Midjourney"を使って、あのヴジュアルがどこまで再現できるのかを試してみたいと思う。
"Midjourney"で『エイリアン』のゼノモーフを生成してみよう
まず対象となるゼノモーフだけれど、もちろん第1作目の、あの巨匠ハンス・リューディ・ギーガー(Hans Ruedi Giger)によってデザインされた初期ゼノモーフにターゲットを絞りたい。
フランチャイズ化されている『エイリアン』
『エイリアン』はシリーズ化、あるいはフランチャイズ化されていて、純粋なシリーズ映画でいえば、最新作を含めて全6作品ある。
『エイリアン2』(Aliens) - ジェームズ・フランシス・キャメロン(James Francis Cameron
『エイリアン3』(Alien 3) - デヴィッド・アンドリュー・レオ・フィンチャー(David Andrew Leo Fincher)
『エイリアン4』(Alien: Resurrection) - ジャン=ピエール・ジュネ(Jean-Pierre Jeunet)
『プロメテウス』(Prometheus) - リドリー・スコット
『エイリアン: コヴェナント』(Alien: Covenant) - リドリー・スコット
『エイリアン:ロムルス』(Alien: Romulus) - フェデ・アルバレス(Fede Álvarez
この他にも、映画『プレデター』(Predator)が絡んだスピンオフ作品みたいなもの、『エイリアンVS.プレデター』(Alien vs. Predator, AVP)シリーズとか、漫画、アニメなんかにもなっていると思う。ニール・ブロムカンプ(Neill Blomkamp)が正統的な続編を製作するという話が随分前からあがっていたが、もう中止になったのかな、たぶん。個人的にはかなり期待していたのだけれどね。
2024年の9月に日本公開となる『エイリアン:ロムルス』は、ぜひ映画館に鑑賞しに行きたいと思っているので、一切情報を頭に入れないようにしている。トレーラーもヴィジュアルもシャットダウンしている。その方が楽しめるでしょ。『ドント・ブリーズ』(Don't Breathe)のフェデ・アルバレスによる監督だし、リドリー・スコットの評価も高いと聞いている。
そして、それぞれの作品には、ゼノモーフの別種とか亜種とか、クイーンとか、いろいろ出てくるのだけれど、もちろんまずは、初代ゼノモーフでしょ、ということだね。
では作業を進めてみよう。
シンプルな初代ゼノモーフからはじめてみよう
生成に使用するのは、前述の通り"Midjourney"。Midjourneyについて、少しここで詳しく説明しようとも思ったけれど、今回は純粋なGenAIの解説ではないので、また別の機会に譲ることにしよう。
今回の手法として、何十も何百も生成してクオリティーの高いものを追求するのではなく、ほぼ行き当たりばったりでプロンプトをデザインして、生成できたものをここに掲載することにする。だって、クオリティーを追求していたら、ぼくの性質上、この記事を投稿できないまま半年くらい経過してしまうからね、きっと。
プロンプトは3つのバリエーションを用意して生成してみた。今回はプロンプトは公開しない。
これが"Midjourney"で生成したゼノモーフだ
もう一度言うけれど、今日はあまり時間がないので、ざっくり生成で突っ走りますよ。
まず最初にデザインしたプロンプト。造形はギーガーデザインライクでとてもよいと思うが、頭部と尻尾がつながっていることが目立つのと、背中にある突起物がない。尻尾の先もちょっと違う。まあプロンプトにその詳細を組み込んでいないから、当然、生成されないのかもしれない。

2番目のプロンプト、最初のもの同様、正面はかなりよいと思うけれど、背面が難しいのかな。例の背中の突起物がない(プロンプトを3種類一気にデザインしたから、プロンプトにそこ、書いてないからさ・・・)。尻尾の先は、ナイフみたいにはなっているが、尻尾自体が実際にはもっとゴツゴツしていると思う。いまぼくの記憶を元に書いているけれど、たぶんもっとゴツゴツして痛そうな尻尾をしているはず。

3番目のプロンプト、まず足がおかしいな。なんか鳥類みたいな足になってる。最初の2つに比べると色々おかしい。背中の突起物は若干あるような気がする、プロンプトには組み込んでないけれどね。あと、3種類すべてに言えることだけれど、口の中にあるもう1個の伸びてくる口が、たぶんないと思う。あれ、重要だよな。

さて今回は、時間の関係で細かいディテールを生成するためのプロンプトをデザインしている余裕がないので、このプロンプトを駆使して、少しだけ先を急ごう。
最初の3つは背景が真っ白のスタジオを想定しているので、背景を付加してゆこう。と思ったけど、今日はあと少しで作業を終えるので、プロンプトを作り込む時間がないから、to be continued… DEATH.
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