『私という病』 第7話|人生は楽しい
「理由のない肯定は、
もっとも誠実な感情である」
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私がまだ、
何もわかっていなかった頃の話だ。
世界に意味を求め、
誰かの正しさを借り、
それでもどこかで息苦しさを覚えていた。
これは失敗談ではない。
恥でも、弱さの告白でもない。
人が人であるために、
必ず通過する揺らぎの記録だ。
もし、
自分の過去を思い出して
胸の奥が少しだけ痛むなら、
それは間違っていたからではない。
変わろうとしていた証だ。
ここにあるのは、
否定される過去ではなく、
静かに手を引かれていく時間である。
——無理のないところまで、
読み進めてほしい。
2017.12.12
まだ、何も疑っていなかった頃
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