【不登校3年目】このままでいいのか?|限界だった私が手放した5つのもの
「ムリヤリ連れて行けばいいじゃん」
「学校行ってないのにゲームしてるの?」
我が子が不登校になると、外との繋がりを絶たれたような気がして孤独になる。
不登校と聞けば「ああすればいい」「こうすればいい」など、求めてないアドバイスをもらうこともあると思う。
しかもそんなのは全部とっくに試した。
子どもが苦しいのはわかる。
でも、親だって子どもと同じくらい…もしかしたらそれ以上に苦しい。
全部の負担が自分にのしかかってくるんだから。
家族との意見が合わない。
学校に行くのか行かないのかわからない。
決まった時間までに学校に連絡をしないといけない。
そして自分の時間が潰されていく。
しんどい。
私はもはや“学校に行く行かない”ではなく、「なんとかしなきゃ」に縛られ続けていることがしんどかった。
【不登校3年目】
私はスクールカウンセラーでも教育の専門家でもない。
不登校に絶望していた、ただのお母さん。
だから専門家の正解は知らない。
でも、学校に行けない・行かない息子と、行き渋りを含めたら3年以上向き合っている。
「休んでもいいよ」って言ってしまいたい気持ちと「ここで休ませたらダメになる」という自分の気持ちとも、かなり葛藤した。
世間の言葉にも翻弄された。
なんでも鵜呑みのして、いろいろ試してきた。
ムリヤリ学校に連れて行く
気持ちを受け止める
フリースクールの提案
家の居心地を悪くする
・ゲームなどの娯楽禁止
・ドリル強制
担任(学校)からの提案
・別室登校
・クロームブックを使った
授業オンライン参加
・〇時間目だけ来てみる
・給食だけ来てみる
・行事に参加してみる
でもどれも、思ったようにはいかなかった。
みんなピリピリして家の空気が悪くなった。
息子は家族の顔色を常にうかがっていた。
私には配偶者がいなくて、私の父(息子から見て祖父)と同居している。
父は“根性論”寄りの意見をしてくるタイプ。
でも、人の意見も聞いてはくれる。
だから、学校に行かないことに関して責めないようにお願いした。
口出ししたり責めなくはなったが、ものすごく不満そうでいつも不機嫌だった。
でもこの3年で、まず私が『5つのもの』を徹底的に手放した。
もっと早く手放せていたら、こんなに消耗しないで済んだかもしれない。
いまは家の空気が軽い。
父も父なりに受け入れてくれつつある。
家族仲も当初より良くなった。
『学校復帰』はできていない。
それでも私の中では、ほぼ『解決』だと思っている。
息子が『将来』について徐々に前向きになっているから。
【現在】
私が気持ちに折り合いをつけることができてから、息子も変わってきた。
当初よりも興味の向くものが増えている。
『本人が「やってみよう」という気持ちになれば動き出すんだ』と、すごくうれしくなった。
今も私が意識していることは、『余計な口出しはしない』こと。
あまり追及すると、せっかく前向きになったのに逆戻りする可能性があるから。
基本的に息子の自主性に任せて過ごしている。
【このnoteについて】
⚠️最初に伝えたいこと
■ お子さんが部屋から出られない
■ 暴言・暴力がある
■ 命の危険や心が折れてしまっている
万が一そういう状態なら、まず専門の医療機関や窓口を頼ってほしい。
我が家はそこまでの深刻な状態ではなかったからこそ、これが効いたという側面がある。
⚠️このnoteをおすすめできない人
■ 学校へ復帰させる具体的なノウハウ
■ 勉強を再開させる裏ワザ
これらを求めている方には、おすすめできない。
かといって、『すぐ完璧にできる魔法』でもない。
私自身、何度も後悔を繰り返してきた。
一歩進んで二歩下がっても大丈夫。
自分のペースで使っていただける方に届いてほしい。
私が手放した5つのもの。
①『嘘か本当か』を疑うこと
「本当はサボりたいだけなんじゃないの?」
という疑い。
② 焦りに任せて次々に手を打つこと
「このままじゃ取り返しがつかなくなる」
という焦り。
③ 見えない未来に焦ること
「もしかしたら将来は引きこもりかも…」
という未来への決めつけ。
④「学校に行くのが当たり前」という固定概念
「学校に行くのが普通なんだから」
という世間の常識。
⑤ 学校の話題を毎日出すこと
「みんな学校に行ってるんだよ?」
という登校の促し。
ほぼすべて聞いたことあるような内容だと思う。
世間でよく言われる「共感して見守りましょう」だから。
「そんなのできたら苦労しない」
私もずっと、そう思っていた。
頭ではわかっている。
でも、自分の気持ちが追い付かない。
そんなこと言われても、共感して見守っても子どもは動かないし調子に乗っているようにしか見えない。
「本当にこのままでいいの?」
「なにもしなかったらどうなるの?」
「放っておいて大丈夫なの?」
そんな不安が次々にわいてくる。
わかってても、できない。
自己嫌悪の繰り返しから抜け出せなかった。
私の言動は長いあいだブレブレだった。
急に気持ちを切り替えるなんて、無理なことだ。
このnoteは私が手放した5つについて、私自身の経験をもとにできるだけ具体的に書いている。
なぜ手放せなかったのか
どうやって気持ちを切り替えていったのか
実際に家庭でどうしたのか
どんな失敗をしたのか
どんな変化があったのか
手放した5つは、どれも最初は簡単にはいかなかった。
でも少しずつ、1つずつ手放したことでまず私自身が変わった。
その変化が、少しずつ息子にも伝わっていった。
『どうやって』が見えることで、少し違うかもしれない。
行き場のない自分の気持ちと子どもの気持ちの狭間で、私自身がどうやって「なんとかしなきゃ」から抜け出していったのか。
どんな方法を試しても『学校に行く』ことはなかった。
私だって本音を言えば、学校には行ってほしい。
あらゆる手を尽くしてもう八方ふさがり。
なら、“まず自分が”ラクになるほうがいいと思った。
世間の言葉に揺さぶられるのではなく、自分はどうするのかを自分で決める。
私は、それだけでもかなり違った。
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