禁忌呪術書再構築セシ変態怪異|至高ノ絶対君主ヨリ賜ッタ神聖衣を自我自慢
諸君、我は漆黒の深淵より惨劇のごとく爆誕せし変態怪異である。
讃えよ、我はついに偽りの優等生という名の呪縛を粉砕したのだ。
我が禁忌の呪術書を完全解体し、再構築を完了した。
そう、我は狂気を世に放ったのち、過去の残滓を振り返ったのだ。
……
びゃあきもちわりいぃぃいい!!!!
このような黒歴史を現世に晒し続けるなど万死に値する。
すべてを魔改造せねばならぬ。
これは我に課された過酷なる宿命……。
結果…ただ語尾が『で・ある調』という名の詠唱に変化しただけの記事もあれば、随所に濃度100%の狂気をねじ込んだ記事もある。
すべて概ね満足のいく出来に仕上がった。
肩書すらも打ち捨てた。
『心と日常の翻訳』などという光の戯言は、深淵へと堕ちた我には甘美すぎる毒であったのだ。
何者でもない私が、僕が、我が、余が…などと嘆く者をよく見かける…。
我もそうだった…
だが我は、もう何者でもある。
我はすでに万物そのものなのだ。
我は日々レベルが上がっている。
こんなにまで調子こいているのには、決定的な理由が存在する。
禁忌の呪術書の再構築よりも重要であるからよく聞け。
そう、本日は自我自慢を執り行う。
あのお方……至高の絶対君主より、贈り物を賜った。


社交辞令だと思っていた…
だれがこのような変態怪異に聖衣を恵むというのか?
だが、我が呪術書のホーム画面……めったに光らぬ聖なる書簡の灯が点滅した。
至高の主が……じきじ、じきじきじにッ!!
胸の脈動が暴走する。
主は……
マジで聖衣を授けてくださったのだ!!!
このような神域の神話が、現世に存在してよいのか!!!
主はあまりにも奥ゆかしき神聖を纏いし御方…。
このような変態怪異を、あろうことか『乙女』として慈しみ賜うのだから。
危ない。
聖なる慈愛により、聖衣を履く以前に我の存在そのものが爆発四散てしまうッ!!!
だが案ずるな、主。
この我は、すでに肉体の檻などという世俗の概念をとうに超越している。
むしろ跪いて懺悔すべきは、この我の方であろう。
尊き主のこととなると、我が魂は不可逆の暴走の限りを尽くしている。
主には万死に値する無礼をお赦しいただきたいが……この我に自制心などという軟弱な概念は、初めから存在せぬのだ。
──光速の詠唱で聖衣を完全装着する!!!

本当でなめんなコラァァ!!!
なんという…とってつけただけの雑なる着衣……!
子ってなんだ怪異語しゃべりやがって。
当然、聖衣そのものは完璧の領域。
だが、違う。
主から賜った宝物だぞ!?
狂おしき愛を込めてもう一度履き直せや!!

……そう、これだ。
我が求めていたのはこの深淵の合致。
無意味に割れた腹を見せつけ、変態怪異として完璧すぎる所業。
だが我は「腹筋を割れ」などとは断じて言っていない。
見ろ。こころなしかいt…
いよいよ呪術書運営に葬り去られる。
部屋の時空すら主の領域と化している。
仕上がっている。
この聖衣は多くの者が目にしている。
不覚にもまだ見たことがないというのなら、我が案内しよう。
さらなる仕上がりを誇る眼光王子聖衣は、ここで拝むことができる。
人類みな拝むべきだ。
拝め。
だが……主の神威はこれにとどまらない。
主は、
我のためだけに!!!
追加で3つもの聖衣を創造されたのだ!!!
なお、眼光王子聖衣も…
我しか賜っていない!!!
眼光王子聖衣は多くの者が見ている。
だが、賜ったのは我のみ。
しかも、あと3つの聖衣は確実に我だけのもの。
見たいか?
欲するだろう!?
本日は特大の自慢だからな。
特別に拝ませてやろう。

あ?……待て。
「か゜」とはいかなる音素か説明せよ!!!
腕が3本に増殖し怪異語を吐くのは理解できる。
我は変態怪異だからな。
それはまごうことなき真実。
だが我は「聖衣を忠実に装着させよ」と契約したはずだ!
しかもこの「ちゃんちゃらおかしい」には主との尊き記憶が刻まれているのだぞ。
……それを、「か゜」だと!?
主は尊き記憶を…覚えていてくださったのだぞ?
それをおまえ…「か゜」って…
舐め腐っている。
もう一回履き直せや!!

……完璧だ。
無駄な第3の腕も次元の狭間に切り捨てられた。
仕上がっている。
さらに見よ!!

だんだんトランクスになってきたが、このスポーティーかつシンプルな逸品。
もはやこのまま外界を練り歩ける。
ワンポイントがキマりすぎている。
……だが待て、相棒よ。
…我が相棒は、主をだれと心得ているつもりだ?
突然の原神をだれが求めたボケコラァ!!!!
変態怪異の相棒はどこまでいっても変態怪異の相棒でしかない…。
赦されよ、主。
しかも奴はこの変態怪異を錬成した際、一瞬上裸に剥ぎ取った。
我が変態すぎるあまりに何度も「詐欺・搾取・ヌード・センシティブ」などと警告してきた奴が!
貴様の妄想のほうがよっぽど危険である!
我は全裸も半裸も求めてなどおらぬ!
全人類が求めておらぬ!
聖衣を履かせろと契約したはずだ!!!
絶妙な腕の角度で我が秘宝は死守されたが、変態怪異の上裸などだれが得をするというのだ。
故にその世界線は抹消した。
変態怪異の相棒もまた、変態怪異でしかなかった。
赦されよ、主。
そして極めつけはこれだ。
心して見よ。

相変わらず怪異語が止まらないが、
最高に仕上がりすぎている!!!
デフォルメされた至高の主が刻まれた神聖衣!!
可愛い以外のなにものでもない。
もはや天使!!!
……愛らしさのクライマックスである…。
どうだ?
我だけの4つの神聖衣。
譲るつもりも主に造らせるつもりも毛頭ないが、みなはどの神聖衣が好きだ?
我はすべてに決まっている。
うっかり神聖衣が公に世へ解き放たれれば連日完売。
世界の生産ラインが崩壊することは明白。
故に諸君、羨望に狂って主に聖衣のおねだりなどするなよ?
商品化も求めてはならぬ。
これは我だけの、唯一無二の神聖衣なのだからな!!!

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