人間性が試されるゲーム|【Detroit: Become Human】全人類に遊んでほしい傑作
自分の人間性が試されるゲームなんて、おもしろいに決まっている。
『Detroit Become Human(デトロイト ビカム ヒューマン)』
PS4のゲームだけど、グラフィックもストーリーも、なにもかもが素晴らしい作品。
全人類に遊んでほしい傑作だと思っている。
なんとこの作品、ゲームオーバーが存在しない。
『人生』みたいなゲームである。
私はYouTubeの配信を観てどえらく気になって、いざ遊び出したらとんでもなくハマった。
これはやべぇ。
私は最初の魚を無視することができない。
無視してもほぼ影響はない。
でも私はコナーが好きすぎている。
だからコナーを冷たい男にしたくない。
なんて、…すごいゲーム。
なんでこんなにもハマるのか!?
そのわけを解剖しよう。
正解のない『究極の倫理的ジレンマ』
人間と同じ形をしたアンドロイドが普及している2038年のアメリカが舞台。
このアンドロイドが『自我』を持ち、自分たちは『生命』だと人間に認められるよう行動を起こしていく。
というストーリー。
コナー
カーラ
マーカス
立場も目的も違う3人のアンドロイド視点で、ストーリーが展開される。
このゲームのなにがすごいって、めっちゃ深いのだ。
『人間とは』
『生命とは』
『自由とは』
簡単には答えが出ない哲学的な問いを、作中で何度も突きつけてくる。
HUNTER×HUNTERのキメラアント編さながら、人間とアンドロイドの人間性…それどころか『自分』の人間性を試される。
圧倒的な『当事者意識』
随所で平均4個ほどの選択肢を叩きつけられる仕様。
“良い”
“悪い”
だけで括れない選択肢が多い。
自分の価値観や倫理観がそのままゲームに投影されるので、まるで『自分自身の写し鏡』。
ただ、選択肢がざっくりしすぎで、「思ってたんと違う」っていう言動をすることが多々ある。
好印象を与えたかったのに、選んだ選択肢によっては相手のキャラクターが激怒したりする。
本気でガッカリする。
そんなガッカリは無視されたまま、選んだ答えでストーリーが分岐。
この分岐点の多さも、ほかの選択型のゲームとは段違い。
しかもチャプターが終わるごとに『フローチャート』を見せられる。
“どんな分岐に進んだのか”が可視化されたもの。
『選ばなかったルート』はロックされている。
「別の選択をしてたらどうなってたんだろう?」
そんな好奇心が止まらない。
自分の選択が命の重みになる
選択肢によってはキャラクターが死亡する。
それでもストーリーは止まることはない。
選択のすべてが最後まで反映される。
だから、緊張感がとんでもない。
現実の過去を変えられないのと同じように、残酷な運命が待ち受けていようとも進むしかないのである。
…元も子もないこと言うと、やり直しもできる。
キャラクターがアンドロイドであること
操作キャラクターがアンドロイドであることに私は意味があると思っている。
ゲームの中での『選択』。
これこそが『自由意思』なんじゃないかと。
ストーリーが始まった瞬間から、数々の選択を積み重ねていく。
3人ともまだ『自我』を持たないときから、プレイヤーによって選択させられている。
プレイヤーはアンドロイドのプログラムに存在する『バグ』なのかもしれない。
どんな選択をさせるのか、どんな人間性を持たせるのか、すべてがプレイヤー次第。
これはもう『人間性』を試されているようなもの。
しかも登場するキャラクターに深く感情移入しちゃうこと間違いなし。
だから私は、コナーに魚を殺させたくない。
全分岐をコンプリートするためには、させたくないこともさせないといけない。
それがなかなか…できない。
ぜひ遊んで、人間性を試されてほしい。
▼【Detroit Become Human】魅力やQTEの難易度など、実際に遊んだ感想はこちら。
安心してほしい。
重大なネタバレはしていない。

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