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古事記365|親子で学ぶ|2025年2月27日|天の浮橋——矛で海をかき混ぜたら、島ができた

古事記365|親子で学ぶ|2025年2月27日|天の浮橋——矛で海をかき混ぜたら、島ができた

日本最古の歴史書『古事記』を親子で毎日読む連載《古事記365》、2025年2月27日の記録をお届けします。

おはようございます、古戸音羽です🌿

今日は赤口×天恩日。
午後からゆっくり整えるのが◎な一日です。

神世七代が完結し、天神から「この国を固めよ」と命を受けた伊邪那岐神・伊邪那美神。
今日いよいよ、天沼矛で海をかき混ぜる場面が始まります。



🌿 二十四節気:雨水(うすい)
「三寒四温」——寒さと暖かさを繰り返しながら、少しずつ春の気配が増す頃です。



🌌 今日の古事記:天の浮橋
——矛で海をかき混ぜたら、島ができた

今日も、庭の大きな木に寄りかかりながら、mumuwawaがお話を聞いているようです👀🌳✨



【今日の古事記はここから👇】✨

そこで二柱の神は、
天の浮橋(あめのうきはし)に立って、
天沼矛(あめのぬぼこ)を差し下ろしてかき混ぜると、潮がこをろこをろと鳴った。
その矛を引き上げたとき、矛の先から滴り落ちた塩が積もり重なって島となった。これを淤能碁呂島(おのごろしま)という。



◾️ 原文(漢文)

故、二柱神、立天之浮橋而、指下其沼矛以畫者、
鹽許遠々々爾鳴而、引上之時、自其矛末垂落之鹽、累積成嶋。是、淤能碁呂嶋也。



🌳 大きな木とmumuwawaの会話

mumuwawa:「天の浮橋って、どこにあるの?」

🌳大きな木:「天と地の間に渡された橋のことだよ。伊邪那岐神と伊邪那美神はその橋の上に立って、天沼矛で下の海をかき混ぜたんだよ。」

mumuwawa:「雲の上から、矛で海をかき混ぜるの?すごいな!」

🌳大きな木:「そうだよ。かき混ぜると、
海の塩が『こをろこをろ』と音を立てて固まっていったんだ。」

mumuwawa:「こをろこをろ?なんか面白い音だね。」

🌳大きな木:「古事記が音まで記しているんだよ。そして矛を引き上げたとき、 
先から垂れ落ちた塩が積もって島になった。
それがオノゴロ島なんだよ。」

mumuwawa:「塩が固まって島になったの!?」

🌳大きな木:「そうだよ。最初の島の誕生だよ。」

mumuwawa:「じゃあ、オノゴロ島に行ったらごはんある?」

🌳大きな木:「ククッ……まだ何もない島だから、自分で作るしかないかもしれないね。」



🍃 親子で読む解説文

天神から天沼矛を授けられた伊邪那岐神と伊邪那美神。今日はその矛を使う場面です。

「天の浮橋」とは、天と大地の間に渡されたとされる橋のことです。二柱の神はその橋の上に立って、天沼矛を海に差し下ろし、かき混ぜました。

そのとき海の塩は「許々袁々呂々邇(こをろこをろ)」と音を立てました——古事記はその音まで記しています。

矛を引き上げると、先から滴り落ちた塩が積み重なって島になりました。
これが「淤能碁呂島(おのごろしま)」です。
「おのごろ」とは「自然と凝り固まった」という意味です。



✍️ 今日のひとこと|こをろこをろ——
その音から、島が生まれた

天と地の間に立って、海をかき混ぜた。

「こをろこをろ」——その音が今も聞こえてくるような気がします。

海の塩が積み重なって島になる——日本という国の始まりは、こんな瞬間から生まれたのかもしれません🌿



古戸音羽(こと おとは)
《古事記365》毎日更新中🌿



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