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【親子で学ぶ古事記365|2025年12月20日】夏之売神(なつのめのかみ)― 季節を生きる神さまと、冬至前の吉日 ―

【親子で学ぶ古事記365|2025年12月20日】

夏之売神(なつのめのかみ)

― 季節を生きる神さまと、冬至前の吉日 ―

おはようございます。古戸音羽(こと おとは)です🌿
親子でゆるやかに『古事記』と季節の移ろいを味わう連載、《古事記365》。

本日は、2025年12月20日。
冬の深まりの中で、あえて「夏」を名に持つ神さま、夏之売神(なつのめのかみ)に耳を澄ませてみましょう。



☀️ 今日の暦と、親子での過ごし方

◆ 2025年12月20日(土)の暦
大安と一粒万倍日が重なる吉日!
• 大安
六曜の中で最も安定した吉日とされ、慶事や事始めに広く用いられてきました。
• 一粒万倍日
「一粒の籾が万倍にも実る」という意味を持つ暦注で、新しいことを始める日として民間で重視されてきました。

◆ 親子で挑戦
• 親子で「来年やってみたいこと」を紙に書いてみる
• 新しい学びや習い事の話題を家族で共有する
• お財布を整えたり、家計簿を新しくする

大きな行動でなくても、「小さな一歩」を意識するだけで十分な日です。



🌌 今日の古事記

夏之売神(なつのめのかみ)

ここからは、今日の神さまのお話です。

◆ 原文(漢文)

亦名、夏之賣神、



📜 系譜と位置づけ

夏之売神は、
大年神 → 羽山戸神 → 夏之売神
という、農耕・季節循環に深く関わる神々の系譜の中に現れます。

羽山戸神と大宜都比売神の間に生まれた八神のうち、第五番目にあたる神です。

この兄弟神の並びには、
• 春を思わせる神
• 夏・秋を名に持つ神
• 実りや年を司る神

が連なり、一年の農作業と季節の流れそのものが、神の名として配置されていること



🔍 夏之売神とは、どんな神さま?

夏之売神について、『古事記』本文は多くを語られてません。
そのため、解釈は主に神名と系譜から読み解かれてきたそうです。

主な学説
• 夏の農作業に従事する女性の神格化
草取りや田の管理など、夏の田で働く存在を象徴したとする説。
• 秋毘売神との対照による季節表象
次に生まれる「秋毘売神」と対になり、夏から秋への移行を示す存在とする説
• 穀物成長の一過程を示す神
夏という“盛り”の時期を人格化したものと見る見解。

いずれの説にも共通するのは、
夏之売神が「自然の循環の途中」に立つ神であるという点です。



👩‍🌾 親子で伝えたい、夏之売神のこころ

夏は、
派手な収穫の季節ではありません。

けれど、
黙々と手入れをし、
暑さに耐え、
実りの準備を続ける時期です。

お米農家さんも教えてくださいました
暑い夏の日の作業が1番キツいと。

夏之売神は、
「目立たないけれど欠かせない時間」を
そっと神さまの姿にした存在なのかもしれません。

子育ても、学びも、暮らしも同じ。
すぐに結果が見えない時間こそ、
未来を支えているのですね。



🐟 季節の小話|冬の旬のお魚

寒さが増す12月。
海では「寒〇〇」と呼ばれる魚が美味しくなる頃です。
• 寒ブリ
• 寒スズキ

冷たい海水で身が締まり、脂がのることで、冬ならではの味わいが生まれます。

「寒いね」と言いながら、
「でも、この寒さが美味しさを育てるんだよ」と話せたら、
季節はぐっと身近になります🐟



それではまた明日お会いしましょう!
皆さん良い一日をお過ごしください✨


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今日という一日が、
親子で季節と神話を語る、
あたたかな時間になりますように。

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